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ナッシング・マン
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ナッシング・マンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.80pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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強姦殺人魔が被害者の生き残った娘に追い詰められるという逆転の構図。それは娘による復讐か、はたまた父の死の隠蔽か? | ||||
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本の状態がすごくよくて満足です。北海道だからかもしれませんが、予定の日付には受け取れませんでした。 | ||||
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地元新聞の書評がよかったので読んでみた。 他のレビュアーも記述しているが、前半が長い。 本書には随所にイヴが綴ったノンフィクション小説の内容がそのまま記載されているのだが、「ナッシング・マン」が犯した各事件の記述がとても詳細に描かれている。インタビュー等で情報収集したことになっているが、中には既に亡くなった被害者もいるのに何故こんなことまでわかるのか。内容を盛り上げるためなのだろうけど、こうなると逆に信憑性が薄らぐのではないか。被害者たちの人生の記述もくどい。加えて、当時の警察の捜査も何をしてたんだろうと。 内容がなかなか進展しないことから、中だるみを感じた。 だが犯人がイヴのサイン会に行くあたりから、にわかにおもしろくなる。 終盤は緊迫感のある展開で、ページをめくる手が止まらなくなり一気にエンディングへ。 一転して物語に満足感を得ると、前述の自分の批判についても、事件の残忍さや恐怖感、被害者それぞれの貴重な人生が奪われたことを強調したかったのだろうと、寛容に思い直すことができた。 でも反面、このあたりがもう少し簡素化されていたら、重心が後半に置かれて内容がより盛り上がったのでは、とやっぱり思うのであった。 | ||||
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過去の連続殺人犯が、生き残ったかつての子供が、大人になって書いた本を読むという視点で描かれてます。裏では今までにない、壮大な計画があり、読み始めると一気読みしたくなる程の魅力的な本です。読み終わって、爽快さを味わえます。 | ||||
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約20年前アイルランド第二の都市コークで起きた連続強姦殺人事件。凶悪非道な事件だが、犯人は 有効な手がかりを何も残しておらずナッシング・マンと呼ばれている。だが、この一連の事件での唯一の 生存者、当時12歳の少女が18年後自分の記憶や、関係者へのインタビューなどを中心にして事件の 概要を本にする。それを読む真犯人。彼は今警備員として妻、一人娘と暮らしている。手がかりが ない中、この本の中では著者、つまり犯罪の生存者の女性は犯人を刺激する表現を使ってくる。 焦る犯人。後半はまさに文字通りの手に汗握るハイレベルのサスペンスだ。この生存女性による著書と 犯人の視点による表現が交互に出てくる構成も素晴らしい。途中、犯罪学者がこのような連続 凶悪事件の犯人というのはえてして「何にも持っていない、しょうもない人間」であることが多い という意味の言葉がある。実はこの「ナッシング・マン」の意味も証拠を何も残さなかったということだけ でなく、何も持っていない人間ということでもある。実にリアルで興味深い犯罪小説である。 | ||||
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面白く読了。意外な展開、意外な結末。ただ犯人を追い詰めるのではなく、どうしてそうなったかを追求する。今までにはないタイプのミステリ。 | ||||
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破れ等なく問題なく、購読しています。 | ||||
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私の中では名作ですね。印象的な場面はすぐに読み直しました。再読するでしょう。 | ||||
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両親と妹を惨殺されてただひとり生き残った娘が18年後に犯人を捕まえるために小説を出版します。付近で起こった同じような深夜の侵入事件、事前に押し入る家に凶器を置いてある謎と証拠の隠滅、そしてこれだけの犯罪を犯しながら日常生活を送るサイコパスの犯人像に迫っていきます。 犯人側の現在はいわゆる「地の文」にて描かれているかなり独特の構成です。読者としてはこのふたつがいったいどこで交わるのか、かなりじらされますがここが我慢のしどころかと思います。 巧妙な罠にはたして犯人がひっかかかるのか最後まで目がはなせない展開です。そして「極甘の結末」には確かに救いがありました。 | ||||
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連続殺人犯は、あなたの近くにいる、普通の生活をしている・・・ 誰も気が付いていないと思われた連続殺人、生き残りの一人の少女の本出版に心理的に追い詰められていく犯人。そして、その少女が殺人現場で取った行動の意外な真相を知って、ちょっとショックを受けました。 そうだったのね。でも、これ以上、犯人は野放しにはできない! | ||||
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作中作の筆者、家族を惨殺されたイヴにとってもそうだったのだろうが、 私も読了した時、犯人の犠牲者に対する動機、なぜこれらの家族だったのか?がもう一つよく分からなかった。 サスペンス映画、ドラマ、小説の謎解きが出てきて、スカッとする感じが味わえない結末だった。 結末にいたるストーリーは斬新な構成でとても面白かったが…… 犯人は最初からこの人というのがわかっているのだから、もう一段階の工夫がないと、本を読んでノコノコ出かけて行って‥…では間抜け過ぎて、悪のヒーローの資格がなく、意外性も良い意味の方ではなく、解決してもスカッとするわけない。 翻訳については、ストーリーは分かりやすいが、直訳なのだろうと思うところが多過ぎて、 違和感に慣れてしまうほどだ。翻訳小説はこういう違和感を楽しむものなのかもしれない。 | ||||
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