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なれのはて



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【この小説が収録されている参考書籍】
なれのはて

なれのはての評価: 4.13/5点 レビュー 38件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.13pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全27件 21~27 2/2ページ
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No.7:
(5pt)

一気に読んでしまいました

面白かった。本が好きな家族にも勧めたい。

書籍でも購入したが、文字が小さく、本が重く、電子書籍の方が私には読みやすかった。(明るさや文字の大きさが調整できるし、移動中も読みやすい)

とはいえ、本の装飾もものすごく豪華で(重厚感があるのに本の綴じ部分が金になっていたりとオシャレ)、とても気に入っています。

大切にしたいので、人に貸す用に、また新たに1冊買おうか検討中です。
なれのはてAmazon書評・レビュー:なれのはてより
4065331439
No.6:
(5pt)

重厚な内容にも関わらず自然に読み進めたくなる

重厚な内容にも関わらず自然に読み進めたくなる作品である。アイドルでありながら取材を重ねて事実を元に今と昔を対比的に表した素晴らしい作品である。
なれのはてAmazon書評・レビュー:なれのはてより
4065331439
No.5:
(5pt)

予想を超えてきました

著者の作品はすべて読みましたが、この作品は秀逸です。
いつもの最初の硬さが無く、最初からスルッと体に入ってくる感じ。
また、著者の特徴である情景が見えるような繊細な描写が素晴らしい。
家族の愛憎、報道の真実と闇等、1枚の絵の謎を解き明かすサスペンスの物語の中で深く考えさせられます。
ラストは予想通りだったにも関わらず、表現が素晴らしかったのでラストに近づくにつれ、涙が止まらす、読了後は温かな気持ちになりました。
なれのはてAmazon書評・レビュー:なれのはてより
4065331439
No.4:
(5pt)

加藤シゲアキの覚悟と努力

ページをめくる手が止まらず、時間を忘れて読んでしまいました。
これほど没入させてくれたことに感謝したいです。
加藤さんの努力と覚悟が伝わってきました。
今の時代だからこそ多くの方にぜひ読んで欲しい、そして感じたことを大切にしたい作品だと思います。
なれのはてAmazon書評・レビュー:なれのはてより
4065331439
No.3:
(5pt)

圧巻、これだけの内容を一気に読ませる

オルタネートを読了後、「加藤シゲアキ」の作品を読むことはもうないかな、とレビューしたが、本作の告知を見て興味がわき、(今度は新刊を購入して)読んでみた。
それなりに厚い本だが、2日で一気に読んでしまった。戦争、芸術、環境問題、ハンディキャップ等様々なテーマを含んでおり、至るところに伏線が仕込まれていて、全く飽きさせない。本を読むのがあまり得意でなく、眠くなることもたびたびなのだが、本作は逆に読んでいるうちに時間を忘れて深夜になってしまうほどだった。
オルタネートでも感じたことだが、作者は情景描写が巧みでまるで映像を見ているかのようである。時代が交錯するが、思いきった構成にすることで違和感なく入り込めたし、結末の描き方も見事だった。(少し涙ぐんでしまった。)
某雑誌のインタビュー記事によれば、本作は自らの使命感とは関係なく書きたいものを書いたとのこと。今度はどんなテーマを取り上げるのか、今から楽しみである。
なれのはてAmazon書評・レビュー:なれのはてより
4065331439
No.2:
(5pt)

色んなことを考え読み終えたあとは放心

有名どころのサスペンス系の小説ばかり読んでいて、戦争系の話はあまり読んでこなかったのですが、この本は戦争のシーンもすんなり一気に読めました。
読んだ後にはすごい色々考えさせられ、各々の登場人物を想像し放心していました。
今までよんだ本の中で結構内容が重い部分もあったけれど、いい終わり方で皆さんに読んで欲しい、そして語りたいと思う作品でした。
小説なのにその情景が浮かび映画を1本見たあとのような感覚になりました。
なれのはてAmazon書評・レビュー:なれのはてより
4065331439
No.1:
(5pt)

物語の力、だからこそ届けられる問い

圧倒的に鮮明な描写力がまた数段腕を上げ(かつ時代ごとの彩度の調節までされており)、今回はその鮮やかさが人のやるせなさや業、狂気、恐ろしさに見事に作用したと思う。濃密な世界観・情報量・語彙にもとにかく圧倒されるばかり。徹底した描き尽くしにより、年々消えゆく悲しみの記憶や証言をフィクションという形で記録することの意味と覚悟がひしひしと伝わってくる。「1枚の絵の謎を追うミステリー」にあたり、物語全体が芸術の力と人の力(狂気を起こす力や真実を見定める力)を訴えるうえで絶大な説得力となっているし、ゆえに、芸術(物語)だからこそ社会の中で、人と人との間で、決して二極化できない問いについて心に届けられるはずだという、本書そしてエンタメの意義そのものも同時に問うているように感じた。
全部読まなきゃ語れない。そして読んだら徹底的に語りたくなる。
なれのはてAmazon書評・レビュー:なれのはてより
4065331439

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