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(短編集)

酔いどれ次郎八



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【この小説が収録されている参考書籍】
酔いどれ次郎八 (新潮文庫)

酔いどれ次郎八の評価: 3.75/5点 レビュー 4件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.75pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

己を滅する忠臣

本書タイトルの『酔いどれ次郎八』では上意討ちの本懐を遂げた後に自分の真意を隠し友と許嫁のために一芝居を打つ次郎八の清廉豪傑な立回りではあるがあまりにも切ない短編、『彦四郎実記』忠臣監物彦四郎の人柄立ち位置が爽快圧巻で私好みの短編、心地よい切なさは残るが爽快な展開で話が進む『浪人一代男』、陸奥守綱村がらみの伊達騒動の悲恋エピソード『牡丹花譜』、私が本書で一番好きだった☆『武道仮名歴』戸来伝八郎の迷いがない豪快で且スマートな立回り、お縫との掛け合いがなんとも後味が良い傑作でした。『あらくれ武道』浅井長政家臣、宗近新兵衛のエピソード、他全11編の短編集です。
酔いどれ次郎八 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:酔いどれ次郎八 (新潮文庫)より
4101134561

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