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あなたが誰かを殺した
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あなたが誰かを殺したの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全84件 21~40 2/5ページ
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袋綴じ犯人当てにしてほしかった…。 天才加賀恭一郎もテレビシリーズのせいで阿部寛にしかイメージできなくなってしまった…。良くも悪くも | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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別荘地で無差別殺人が起きる。5人の人間が殺害され一人が負傷する。犯人は自分がやったと 自首してくる。相手は誰でも良かったと自供するが、犯行の詳細を述べようとはしない。別荘の 関係者はそれぞれいわくありげな人間たち15人。残された者たちはこの事件の検証会を開き、 偶々関係者の知り合いだった人間から紹介された刑事加賀恭一郎も参加する。あとは、そのまま 舞台劇にでもなりそうなセリフや独白で物語は進む。さすが、東野だ。癖のある登場人物を描きながら 段々事件の真相に迫ってくるが、なかなか読者には真相が見えない。アッというような結論に至るも、 さらにそのもう一段深いオチも用意してくれている。本格推理小説の一つのパターンである多くの 登場人物が織りなす物語の「グランドホテル形式」ではあるが、やはり読者を驚かす、しかも2度も ひねった筋を用意するというのは、彼の筆力をもって初めて可能なんだろう。非常に評価が 高いことも頷ける。 | ||||
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とっても良かった | ||||
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別荘地で起きた5人の連続殺人事件の被疑者が確保されたが、相手は誰でもよかった、死刑になりたかったとしか語らない。 そんな中、当時別送にいた残された遺族たちが真相を明らかにする目的で検証会を開くことになり、ちょっとした縁から休暇中の刑事加賀恭一郎が参加することになった。 事件が発生するまでの別荘族の腹の探り合いはやや退屈だったが、殺人事件が起きて検証会を行うことになったら急におもしろくなって一気に最後まで読んだ。 殺人事件の捜査に関係した刑事も参加する中、いかに有益な情報を引き出すのか、加賀刑事の手腕も見事だった。 自分なりに、この人物が怪しいとか、ここが不自然とか考えていたが、本書の推理の真相は全然別のところにあり、最後まで目が離せない展開はさすが!と思った。 信頼が疑惑になり、愛が憎しみに変わり、それが殺人へと繋がっていくのはやるせない気持ちになる。 検証会に参加した面々はいずれも秘密を抱えながら相手の出方を伺う展開となっていて、読み応え抜群だった。 | ||||
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やはり安定の面白さだと思う。そう感じるのは確かだと感じる。設定がどこかで見た情景や人物だったりするけれど、それでもぐいぐいとページをめくらせる力はやっぱり凄い。 ただこれは文庫になってから読んでも良かったのではないか、これは令和の赤川次郎ではないのか、人物造形が少し希薄すぎる感じはしないだろうか、すべて作者の自問自答で終わっているのではないかと、いろいろ思うところはある。 それでもコンスタントに1年に1作品を届けてくれて、作者65歳の作品としての力量は疑いもなく、やはりクオリティの高さは見事だと思う。 | ||||
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「可燃物」を読んだ後にこちらを読みました。個人的にはこちらの方が面白かったかと思います。まず何といっても読みやすい、わかりやすい、ビジュアル化できる、最後まで油断できない、などなど。頭の中で阿部寛さんが仕切ってました^^このミスでは国内3位、うーーん、残念 | ||||
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展開が早く、エンターテインメントとして読むなら面白い本です。 東野圭吾が書いた文学作品と読むと物足りないです。 ドタバタしてて東野ワールドを感じさせません。 | ||||
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最初に、嬉しくってカバーを撫でたら凹凸があり ヒントかな?とか思いつつ、開くと カラーの地図があったので、コレは!とじっくり眺めて。 粗筋は把握して買ったので、 建物の名称と配置による推測を持って読み始め メモも取りながら私の推理を展開したんですが、 幾つかの結構良い点を見つけていても、結局は、 そうだったのかーー、でした。 人間って、愛や憎しみって難しいね、脱帽。 | ||||
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三日で読破しました。 いつもの東野作品かと やはり加賀シリーズは良いねー! ぜひに映画化して頂きたいが、 演技力がかなり必要かと 犯人役3人 登場人物特に女性 ですね。 | ||||
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久しぶりに東野さんの本を読みましたが、読み始めて直ぐドラマの世界に吸い込まれ阿部(加賀)さん顔が頭の中に登場。いい作品です。加賀さんが好きな人は絶対に読むべき。 | ||||
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好きな著者なので、ほぼ全作品読んでいます。ストリー展開等のアイデアが良く、一気に読み終えた。 | ||||
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好みの問題なので良し悪しではないですが、最近のトリックの鮮やかさや、伏線回収の見事さといった 「謎解き」の高度さを楽しむことにやや食傷気味なミステリー好きには、新鮮なミステリーの楽しさが 味わえる本です。 ”誰が”(who)犯人で、”どうやって”(how)殺人を行ったのかを探っていくのかに重点を置くのが ミステリーの常道だとすれば、加賀恭一郎シリーズの醍醐味は、”どうやって” と ”なぜ”(why)に軸足 を置いていて、しかも後者の動機や犯行に至った心理描写の秀逸さにあります。 『あなたが誰かを殺した』は、まったくの個人的な感想ですが、謎解きそのものはストーリーの流れを つくるためのものとして形式上の主旋律です。この小説のメインテーマは、人間のドロドロとしたネガ ティブな感情や行為である、「憎しみ」「嫉妬」「無関心」「身勝手」「強欲」といったものが、とき として殺人にまで及ぶ心の動きを、巧みにそして繊細に描いています。 加賀恭一郎は、推理によりストーリーを進める役割を担っていますが、彼は「本当の」話を引出す ためのファシリテーターとしての色合いが濃いです。そしてこの小説のメインディッシュは、登場人物 全員が持つ、それぞれの「ナラティヴ(物語り)」にあります。 この本に出てくる登場人物の中に殺人を犯した人がいるわけですが、残りの殺人を犯していない、 被害者や被害者の家族でさえ、殺人という”目に見える”行為は起こしていないまでも、心の中では殺人 を犯しています。 ネタバレは最小限にしますが、飼い猫を失った人物の心情には、なんでそんなことでという気持ちより も、憎しみを超えた感情を持ってしまうことってあり得るなとの思いが、生々しく伝わりました。 登場人物の誰に感情移入するかは、読者の置かれた状況で変わりますが、少なくとも誰かを自分に 重ねることになるでしょう。 そういう意味でタイトルの『あなたが誰かを殺した』は、登場人物の殺人実行犯だけが「あなた」で はなく、全員が「あなた」であり、読者である私たちも「あなた」です。 筆致は軽やかですが、テーマは重いしやるせなさがあります。それにもかかわらず、読み終えたあと に、どこかスッキリとした気持ちにさせるところが、東野圭吾の凄さです。 | ||||
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早く映画化されないかな~。 | ||||
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連続殺人事件は犯人の自首により速やかに終息する予定でしたが、異色の展開として「事件検証会」が開かれた。加賀刑事は謎解きよりもむしろ探偵のように振る舞い、予想が覆される展開や二度のビックリした。物語は一件落着後にさらなる展開があり、人間不信になりそうな雰囲気が漂う。 加賀刑事は嘘を見抜くなどさすがの存在で、シリーズの中でも異色の展開が見られた。 | ||||
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限られた場所と登場人物たちが巻き込まれるミステリー。加賀恭一郎作品の新作だけに映像化しやすいストーリーとなっているが、最近の東野作品に多い未成年が大きく関わる展開で既視感がある。 | ||||
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さすが東野さん。 展開、謎解き、最後の最後にあと一幕……とたっぷり楽しませてくれます。 まさに匠の技。 書籍冒頭に折り込んである「別荘地の地図」も、 カラーのイラストで一気にテンションあがります。 ただ、残念だったのはタイトル。 『どちらかが彼女を殺した』の大ファンとしては、 今回の書籍にこのタイトルは無いよなあ。 『あなたが誰かを殺した』というタイトルによりふさわしい一冊を、 東野さんに書いていただきたかったです。 ということで星は3つに。 そういえば加賀刑事の一人称は「俺」だったのですね。 久々に加賀刑事シリーズを読んだので、 「俺」がなんだか新鮮でした(阿部寛さんが思い出された!)。 | ||||
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いま一つといったところ。加賀シリーズでは残念な作品。 | ||||
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退屈はしないが東野圭吾だからもっと期待していたので残念な感じ。 | ||||
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加賀自身の問題は何もなく、終始事件を解決する立場 とは言え、人に対する温かさや、理路整然とした考え方など加賀らしさは感じられた お金持ちたちの別荘で起こった連続殺人事件に、なんとなくやっかみを感じさせるところ 終盤のスピード感、意外な犯人像、さらにまだ終わっていないのか?! の意外性と最後まで楽しく読めた ただ最後のエピソードは書き方で何かはあるんだろうな…とは思っていたけど あまり好きな展開ではなかったかな | ||||
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