■スポンサードリンク
陽炎の市
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
陽炎の市の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.12pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とにかく解説が酷い!こんなに勉強にならないクソ解説は、はじめて。ネットで調べただけの誰もが知っているような作品を並べるだけで、何も言ってない。ちゃんと解説出来る知識のある人を使って欲しい!そもそもこのSYOというライターの記事やSNSを見れば、(承認欲求モンスターで見てると具合が悪くなる)ノワールを詳しくない事も、特に好きでもない事も、映画ライターとして知識がない事も文章がヘタな事も一目瞭然!映画の記事は、ストーリーを追うだけの中身のない、ただの感想文だし、映画の事より、なぜか自分語りが多過ぎるし(どうも有名になりたいらしい。編集担当もよく許すな…)有名俳優・監督に媚び諂って仕事をもらってるだけのミーハー野郎。何の為にライターをやっているのか?こんな輩が忙しい(らしい。使い勝手がいいのか?)から日本の映画宣伝は衰退してるのだろう。プロ?のライターが感想を垂れ流すだけの駄文に何の価値があるのか?ブロガーやYouTuberの方が、よっぽど詳しくて勉強になる。出版担当がSNSで、「なぜSYOなのか?」と理由を述べて絶賛しているが、そもそも担当に知識と人脈がないのだろう。これじゃ作者のウィンズロウが気の毒だ… | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
犬の力シリーズと比べるとスケールが小さく、ストーリーが本当につまらない。町のチンピラがハリウッド女優と仲良くなったり、殺さなかった密売人に助けられたりと都合が良すぎる。最終巻は絶対に買わない。本作もゴミ箱に捨てます。作者の引退作のようですが晩節を汚したのは間違いないでしょう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者はギリシャ叙事詩、特にアエネーイスをマフィアの世界を舞台に描く構想だといっていたので、トロイア戦争終結後のアエネイアスたちがローマにたどり着くまでの放浪のアナロジーになることは予想していた。予想はしていたのだが・・・・予想以上に予想を上回るものがなくて驚いた、と言えばいいだろうか(笑)。 まずバイオレンスシーンは前作以上に減っています。まあ戦争が終わっているのだから当然とも言えるが、全巻ほぼダニーが「この先どうしようか?」とうっとうしく思い惑っているだけとも言える。 そのあたりをカバーするため、ハリウッド流れ着いたダニーが自分たちのプロヴィデンスでの抗争事件を描いた映画制作に加わるという流れで新味を出そうとしているのだが、『ゴッドファーザー』の制作秘話やエルロイの『ブラック・ダリア』あたりをご存じの方なら「ああ、やっぱり」以外に感想が出てこないのではないか。 原典のカルタゴに上陸したアエネイアスが女王ディードーと恋に落ちるが、運命は彼にとどまることを許さず・・・というくだりをそのままアメリカに置き換える感じで、新鮮さに欠けるんですね。しかも「人目につかず、おとなしく」がモットーのはずなのにやたら目立ってしまって部下からも白い目で見られているし(笑)。 アタマがそんなだから、ライアン一家のメンバーも前作で出ていた敵役たちもなんだかバラバラに動いている感じで、物語のドライブ感があまりない。 私の場合ダニーの "Big Bad Mama" マデリーン(原典のモデルはヴィーナス神)のキャラが好きなので、彼女の登場シーンで「つまらない」という心理にはなりませんでしたが、この一巻でのみ評価するなら期待外れと言うしかないでしょう。 ただ、ラストのダニーの運命などクリフハンガーな結末を見ても最終巻『荒廃の市』を読むまで評価を保留しておいた方がよさそうです。 なお、巻末に『荒廃の市』の第一章部分が抜粋収録されています。どうやらダニーにとっての "ローマ" はあの都市になるようですね。原典では土地の勢力とアエネイアス一統の抗争が描かれ、アエネイスと親友トゥルヌスとの一騎討ちのクライマックスなので、本作ほど酒やヤクをキメてうだうだしているだけにはならないと思うが・・・・(笑) 最後にもう一度。「がんばれウィンズロウ!ラストスパートだ!!」 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!