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謀略のカンバス



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【この小説が収録されている参考書籍】
謀略のカンバス (ハーパーBOOKS)

謀略のカンバスの評価: 4.00/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(3pt)

だいぶ歳をとった

歳をとりすぎていて、
もう話を進めることに無理がある。
ガブリエルのシリーズは終わりにするべきでは。
謀略のカンバス (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:謀略のカンバス (ハーパーBOOKS)より
4596774781
No.1:
(3pt)

著者が絵画に造詣が深いことを披瀝する作品。

いつのころか思い出せないが、贋作の絵の中にその時代には存在しないVWビートルを小さく小さく描いて仕返しする小説を愉快に読んだ記憶がある。
その小説のタイトルもストーリーも思い出せないが、そのエピソードだけを今でも忘れていない。
本書はそのような不真面目な小説ではない。
というより、くそ真面目でユモアーの欠片もない630頁の大作である。
イスラエルのオフィス長官を引退したガブリエル・アロンがロンドンの画廊のジュリアン・イシャーウッドがわざわざベネチァを訪れてガブリエルに難儀な仕事を依頼するところから物語は始まる。
本書のテーマが中世から近代にかけての有名画家の贋作組織を追い詰めるということで絵画(中世の作家名や作品など)に詳しくないと本当に楽しめる小説ではないだろう。
評者もパリのルーブルやオルセーなど主だった美術館は訪れたことがあるが、本書に登場する画家の名前など浅学菲才の身でほとんど知らなかった。
著者が美術に造詣が深いことを披瀝する小説のような気がして、読んでいて感情移入することが出来ないままで読み終わった。(時間つぶしにはなったが・・・)
600頁以上ものこのようなエンターテインメント小説などミステリ・ファンが好んで手にして読むだろうか?
『英国のスパイ』や『赤の女』のような、ル・カレ風のスパイ小説に著者の本領が発揮できると評者には思えたのです。
苦言を一つだけ追記すると、主な登場人物紹介だけでなく、脇役的登場人物の紹介も記してほしかった。
エーッと、これ誰だったかな?と、度々思い出すのに苦労したからです。
なんせ630頁ですから・・・ね!。
謀略のカンバス (ハーパーBOOKS)Amazon書評・レビュー:謀略のカンバス (ハーパーBOOKS)より
4596774781

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