■スポンサードリンク


戦火のオートクチュール



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
戦火のオートクチュール(祥伝社文庫さ24-1)

戦火のオートクチュールの評価: 5.00/5点 レビュー 2件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(5pt)

今までこの著者を知らずにいたのが悔しい

江戸川乱歩賞受賞作には結構注目しているはずなのが、
どういうわけか見落としていたことが残念。
祖母の遺したシャネル・スーツという切り口からしてわくわく。
もちろん乱歩賞の「わたしが消える」や「シャドウ・ワーク」もこれから読むのが楽しみ。
いつの間にかすごい女流作家が誕生していた。
戦火のオートクチュール(祥伝社文庫さ24-1)Amazon書評・レビュー:戦火のオートクチュール(祥伝社文庫さ24-1)より
4396348746
No.1:
(5pt)

極上のファッションミステリーでした

先日読んだ家庭内DVをテーマにした「シャドウワーク」がとても良かったので、
本書を手に取ってみましたが、ココ・シャネルという人物に関心の高い私にとっては、
非常に興味深い内容でした。
作中には、日本のファッション界に旋風を巻き起こしたパリ帰りの「武林文子」や、
シャネルの香水を一躍アメリカに広めたユダヤ人の「ヴェルテメール兄弟」、
ココ・シャネルとも交友関係のあったナチス隊員のヴァルター・シェレンベルク、
さらには、ヒトラーの長年の愛人だったエヴァ・ブラウンなど、実在の人物が数多く
登場しています。そのため、非常にリアリティーのある場面が多く、最後まで一気に
読まされてしまいました。
巻末には、フランス文学者の鹿島 茂さんの丁寧な解説も載っており、こちらも
楽しく読ませていただきました。
戦火のオートクチュール(祥伝社文庫さ24-1)Amazon書評・レビュー:戦火のオートクチュール(祥伝社文庫さ24-1)より
4396348746

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!