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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点7.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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スウェーデンで各種の賞を受賞し大ヒットしたという新人作家のデビュー作。題名通り、1793年のストックホルムを舞台に猟奇殺人事件の謎を解いて行く歴史ミステリーである。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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賛否両論ありますが 歴史ミステリー小説として新しい切り口が良かったと思っています。中世ヨーロッパのお話が好きな方は読んでいて、名もなき人々の生活が目に浮かび実体験しているようで新鮮でした。 | ||||
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スティーグ・ラーソンの『ミレニアム』三部作やヘニング・マンケルの『刑事ヴァランダー』シリーズなど、北欧ミステリーは愛読しているが、この歴史ミステリーは今ひとつだった。 確かに、フランス革命当時のストックホルムの様子はよく調べて再現されているし、革命の波及を恐れる政府の対応もさもありなんと思わせる。 しかし、ミステリーの中心である殺人があまりに猟奇的で嫌悪感を免れないし、それが物語のプロットに必要だったとも思えない。 同様に、売春婦や浮浪者を引っ立てて奴隷労働させるサディスティックな描写もやりすぎ感が強い。 第2部のブリックスの物語と第3部のアンナの物語は最終的には本筋と交錯するのだが、途中までは全く別の主題を扱う物語として展開されていて、本筋の推進力と緊張感を削いでいる。 フランス革命の扱い方も、民衆煽動と恐怖の伝播という側面のみが強調され、それが大団円のオチにつながるのだが、疑問の残る終わり方である。 | ||||
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非常に残酷なシーンがでてきまして、何度もたじろぎました。でも最後まで読み切ったのは、冬のストックホルムの暗さを思い出し、その石畳の情景や教会と王宮横の坂などが現在と変わっていない(もちろん今はとても綺麗ですが、その位置や作りが)と感じ、230年、タイムマシンで戻ったような気持ちになったからです。探偵ものというミステリーというよりも北欧の冬の小説・・として読みました。ミレニアムの舞台とも重なり、スルッセンなどの地名の由来がわかりました。今では新しい環境の街となっているハマンビーがかつてはこんなところだったのかとも・・。また旅をしたくなりました。 | ||||
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北欧小説は以前よりハイレベルだと思っていたが、本書もやはりなかなかのもの。 長編で非常に重くて暗い。18世紀末のスウェーデンは実際こうだったのかと、生々しい描写に絶句する。 よく調べられており、とても興味深く読むことができた。 ストーリー自体も退屈させられることはなく、ページをめくる手は止まらなかった。展開が上手で、各部門で評価されただけの作品であると納得できる。 ただ、難というほどでもないが、遺体のあまりにも残酷な殺害方法や、一旦は死にかけていたヴィンゲがあれほど体力を取り戻すところなど、何か所かは読者の目を引き付けるための過剰な演出だと感じた。 反面、紡績所のくそ管理人は何らかの苦しませる方法で処分してほしかった等々、すっきりしない点もあったり…。 とは言っても、全体的にはおもしろく読み応えのある内容だった。 この秋に続刊が続けて2巻刊行される予定なので、読んでみようと思う。 | ||||
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この時代を深堀しているのか興味をそそられたが、単なるつまらない小説。 | ||||
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