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秋雨物語
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秋雨物語の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.29pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全16件 1~16 1/1ページ
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貴志祐介さんの小説は、「イソラ」「クリムゾンの迷宮」「黒い家」「天使の囀り」「新世界より」と読んできました。「悪の経典」が合わなくて、それ以来ずっとご無沙汰してしまったのですが、今回、久しぶりに読んでみて、やはり、面白い!と思いました。貴志さんの初期の作品は、平凡な人間にいきなり災いが降りかかる、運命の不条理とその恐怖を描いたものが多かったように思います。今回、「フーグ」と「白鳥の歌」で久方ぶりにその怖さを堪能しました。私のように、初期の貴志作品のファンの方に、この短編集はお勧めです。 | ||||
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まず 文章が巧いです いくら話が面白くでも文章が下手な作家さんは よんでてがっかりするし読む気がしない その点 文句なし合格です ホラーでオカルトな世界観 ですがきちんとしたロジックと ミステリーの構造があって面白い オカルトとミステリーの組み合わせというと リングをすこし思い出しました 作者は最近オカルト、霊的世界観に興味があるように おもえるのだが なにか心境の変化でもあったのだろうか すこし心配だが今後も楽しみでもある 個人的に一番好きなのは一番目。 何かうまくいかないかんじ人で 似たようなことをふと感じたことのある人は 少なくないのではないか 安全地帯で創作物の小説を頼んでるつもりだったら 突然自分事のように感じ ヒヤッとする うまい話だと思った | ||||
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貴志祐介作品は9割拝見しています。今回も読んで損なしの面白いお話ばかりでした。 | ||||
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貴志先生の作品は全て読んでいますが、最近は中々話に入り込むことができず、断念していました。 今回は短編集ですが、最初の餓鬼の話はわかりやすくて、2番目のフーグは良い意味でオチがしっかりしていました。自分は推理するタイプじゃないので、1番最後に「そうだったんだ!」となりました。 貴志先生といえば蜘蛛恐怖症と寄生虫ですが、今回も蜘蛛恐怖症がいましたね! 寄生虫もしっかり出てきてました。 3話目はオーディオの知識が豊富で、少し意外でした | ||||
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いつも標準以上の作品を出し続けるのは本当にすごいと思います。何を読んでも期待以上、娯楽性たっぷりの作品は読者にとって宝だと思います。 | ||||
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本短編集で最も心に残ったのは、ある作品で、(おそらく自身を含めた)作家人種を社会の落ちこぼれと罵倒しているところ。昔からよく言われていることで、勿論真実であるが、貴志先生が語ると言葉の重みが違う。 | ||||
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大好きな作家さんです。 4つに区切ってあるので一話一話がコンパクトで読みやすいです。 クリムゾンの迷宮や天使の囀りなどの名作に比べると劣る気はしますが、内容は楽しめました。 今後の期待も込めて★4にさせてもらいます。 | ||||
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貴志先生の作品は長編ばかりを読んでおり、短編はこちらが初めてでしたが 長編同様グイグイ読ませる展開でなかなかに面白かったです。 ハラハラドキドキのホラーというより 見えざる力に翻弄されるジワジワゾワゾワの不条理小説という印象。 見えざる力と言っても、 どの話でも一定の解を提示してくれているので読んだ後も満足感がありました。 個人的にはフーグがお気に入り。 | ||||
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4つのホラー短編集で、どの話もオチがついていて楽しめた。 「餓鬼の田」は、今回の中で、唯一物足りなかった。二人きりで話したあとの展開がいまひとつに感じた。 「フーグ」は、解離性遁走という精神疾患の話だが、主に転移がテーマになっていた。どこに転移するか分からない恐怖と戦う小説家の男の生き様とその結末は戦慄が走った。今回の中でもっともおもしろかった作品。 「白鳥の歌」は、病気でもうじき視力を失う老人が見つけた奇跡のレコードの歌声をめぐる話。大金を払って調べさせた報告を、聞かないほうがよいと言われたほどの真実はいかなるものなのか。人生の全てを音楽に捧げ天使の歌声を手に入れた代償として悪魔に取り憑かれた女性の壮絶な半生は読み応えがあった。 「こっくりさん」は、闇バージョンの別名ロシアン・ルーレット・バージョンという四人一組で行われ、人生を逆転できる貴重なアドバイスを得られるが、その代償として命を失う可能性があるという命懸けのこっくりさんの話。どんな展開になるか途中まではよかったが、後半はやや失速してしまった。 | ||||
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四編入り短編集だ。 「餓鬼の田」短いが切れ味最高。餓鬼にも色々いるが、こういうのは初めて聞いた。厭すぎる餓鬼だなあ。 「フーグ」見知らぬ土地に瞬快移動させられる。説得力に欠ける。 「白鳥の歌」幻の歌姫が人生を賭けた名盤とは。芸術に憑かれた狂気が強烈な印象を残す。芸術を極めるためには、ある意味で人間を廃業せねばならないのか。 「こっくりさん」正答率100パーセントのこっくりさんがある。作者が最近開拓した「厭ゲームもの」の一遍と言えるか。 四編続けて読むと鬱になりそうだ。でも相変わらずユニークで気に入った。 | ||||
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ドキドキハラハラはしませんが、読み進めていくうちに怖さが増してくる話しばかりでした。 | ||||
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「雨月・春雨物語」にインスパイアされたタイトルのオムニバスホラーストーリーが4篇。購入したその日に完読しました。➀餓鬼の田 もてないわけではないのに、何故か33歳になるまで一度も恋人ができない青田好一。社員旅行で立山に泊まった翌朝、同僚女性に語った戦慄の前世の呪いとは? ②フーグ 編集者の松浪弘は、行方不明になった作家、青山黎明の原稿を貰いに行く。青山は、夜中睡眠中にテレポートしてしまう話をパソコンに綴っていた。松浪は、青山が薬物を使用しているためにそんな幻覚をみるのではないかと疑うが…読者に想像させるラストが怖ろしい。蜘蛛が出てきたのは作者らしい。 ③白鳥の歌(スワンソング) 作家の大西令文は、金持ちの老人嵯峨平太郎に、あるソプラノ歌手の伝記を依頼される。京都市下鴨の嵯峨の邸宅に招かれると、地下に特注のオーディオルームがあった。嵯峨はステレオやスピーカーやオペラ歌手に詳しかった。そして幻のソプラノ歌手は奇跡の声の持ち主であった。嵯峨はすでにアメリカの探偵に調査を依頼していた。だが、探偵は「聞かないほうがいい」と、暗い顔。何故なのか? ④こっくりさん 小学6年生の近藤拓矢は、死にたい理由を持っていた。同じような友達が3人集まって、ネットでみた「本物のこっくりさん」を廃病院で始める…18年後に拓矢は弁護士になっていた。再び死にたい理由が出来た彼らは2度目のこっくりさんのために集まるが… 恋愛要素はないが、青春ホラーストーリー。 | ||||
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フーグのオチがよかったです。鋭い人ならすぐに気付くかもw 私は分からなかったので最後まで楽しく読めました。 こっくりさんは予想通りだったけど面白かったです。 | ||||
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やはり貴志祐介作品は一気読みしてしまう言い知れない魅力がある。グイグイと物語りに引き込まれてしまった。ストーリー構成と文章力はピカイチである。 | ||||
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「餓鬼の田」 実際に「もしかして…」と思うひともいるのでは…。 「フーグ」 誰にも理解してもらえない苦しみ…。 「白鳥の歌」 超人的な技能を持つ人がいるが、それが○○によるものと知ったら…絶句するだろう。 「こっくりさん」 都市伝説にありそう…。 | ||||
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貴志祐介さんの小説は全て購入しています。最近、特に長編はクオリティ低めのものが多く、今回はどうなることかとハラハラしていましたが、なんの、メチャクチャ素晴らしいじゃないですか! 珠玉と言って良いレベルの短編集です。『罪人の選択』といい、短編は良いんですよね…。欲をいえばまた素晴らしい長編を読みたい! | ||||
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