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教誨
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教誨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全53件 1~20 1/3ページ
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事件の真実を求めて、哀しさあふれるストーリー。 学校のいじめと父親からの虐待の連鎖。 悪しき家系のつながりとムラ社会の構図が拍車をかける。 心は支配され荒んでいく。 ”だが、事実と真実は違う”という。 ”故郷へ帰らせてあげたい”と。 | ||||
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我が子を含む2人の幼児の殺害容疑で死刑に処された響子。青森出身の彼女の遺骨を引き取る ものはいない中で、遠縁で今は埼玉に住む母娘にまず遺骨と遺品が送られてくる。死刑囚などとは 一切関わり合いたくない青森の実家。遺骨を引き取った娘香純は、小さい時に一度だけ出会った 響子の住んでいた青森に行き、一体何が響子に起きていたのか自分なりに調べようとする。青森の 閉鎖的で封建的な風土の中、響子と母の千枝子が送った悲惨な人生。「なにが悪いわけでもないのに うまくいかない人」と文中表現されるこの親娘。響子やその娘になされる酷い虐め。ただ、哀れな この親娘の生涯に胸が痛くなる。文末の解説で彼らの生涯を死刑囚永山則夫のそれと被らされる。 決して派手な物語の展開があるわけでなく、謎解きも地味だが読む者の胸を打つ佳作である。 | ||||
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大変迅速丁寧な対応です!受け取りました商品にも満足しています! | ||||
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その先を知りたくて一気に読んでしまいました。柚月裕子さんの世界ではありますが、女性でも読みやすいのではないでしょうか。 | ||||
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子供を2人殺す前に何とかならなかったのか?と考えさせられました。死刑囚に関わった人みんながちょっとずつ加担して、殺人を犯した様な感想を持ちました。「橋の上の殺意」「豪憲はなぜ殺されたのか」も合わせて読むことを勧めます。 | ||||
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悲しく、悲しく、悲しい物語です。 人を二人殺して死刑判決を受けた人は、決して鬼のような人ではなかった。 ただ一人でも心を許せる人がいたなら、その人の人生も変わっていたかも 知れません。 | ||||
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死刑制度の残酷さがよく描かれていると思いました。 | ||||
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終始、情緒的。犯罪小説カテゴリなんだろうが、謎もストーリーテリングも薄弱。がっかり感しかない | ||||
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色々な負の連鎖でこのような結果になってしまったと悲しい気持ちで読み進めたが、そもそも一言だけかわした親戚の死刑囚に拘る理由がわからないなあと終始思った。 | ||||
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都会でも同じようなことはあるのかもしれないが、特に田舎では村社会で生きている。隣近所の家にはしょっちゅう出入りして逆に近所の人も出入りしてきて、お互い何でも知っている仲の家が数軒あり、親戚より交流が多い隣組制度。仲良くしているうちはとても便利で助け合いの仲間だが、一回何かあるととんでもなく鬱陶しい存在。縁遠くなるといつの間にか村八分になっていることに気づかされる。それからはみんなからのいじめが始まる。この本はそんな社会を背景に起きた事件、その原因など理屈では表現できない昔ながらの村社会をとても良く表現できていると思いました。田舎育ちの私には主人公、親、親戚の気持ちはとても良く理解できます。 近年は都会での訳の分からない事件が多い中、これは昔ながらの村社会が背景の事件と人間心理の妙が表現された作品です。死刑囚に携わる教誨師がちょっとだけ優しさを加えてくれます。 | ||||
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主人公の真実を求めて旅を続ける心に、いつしか同化してしまいました。静かな鼓動が次第に激しさを増して行き、時を忘れて物語の世界を楽しませてくれる作品でした。 | ||||
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2人目の被害の理由かイマイチ | ||||
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物足りないなどのレビューもお見受けしましたが、最後の参考文献や書評からなるほど、永山則夫界隈を底流にしているのかと踏まえると妙に合点がいきました。そこらへんの理解がある上で読むとこの物語の深さや訴えたいメッセージが受け取れるかと思います。 | ||||
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閉じた環境での不幸の連鎖を描いた作品。 無条件に愛された記憶に乏しく、自分自身の生活もままならないのに、子供を真っ当に愛すのはむずかしい。 周りの手助けがある環境であれば変わったのかもしれない。 しかし最期まで故郷に帰りたがった響子(や千枝子や町の人々)には外に出るという発想は生まれなかっただろう。 自分の状況を俯瞰して見るには、「安心感」からくる余裕が必要だからだと思う。 世の中の事件に対する見方が変わる気がする。 ただ、主人公の香純がなぜそこまで響子にこだわったのかは最後まで腹落ちしなかった。 | ||||
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他の方も書いているように、いつもは(キャラがしっかり地に足の付いている)柚月さんにしては…ちょっと主人公の設定に無理があるような。そもそもそこに違和感を持ったまま読み進めて行かなければならないので、面白さが半減してしまう感じがした。ほぼ他人に近い死刑囚である親類の為に何故そこまでするの?が曖昧なままならば、いっそのこと主人公は記者にでもした方がスッキリと読めたかも。 | ||||
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なぜを追いかける主人公に最後は救われた思いがしました。どうして罪を犯してしまったのか、約束とは何かを同じように追いかけて、一気に読めました。何かが少し違っていれば、自分に何ができるのか考えさせられました。 | ||||
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主人公と死刑囚は、遠縁で1度しか会ったことがないのに、何故死刑囚が主人公に遺骨と遺品の受け取りを頼んで、また死刑囚が最期に言った言葉の謎を解きに主人公が彼女の故郷へ言ったのか、ちょっと理解できませんでした。お互い印象に残ったとしても、正直ちょっと無理やりだと思いました。 | ||||
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子どもがいないときに読んだら理解できなかっただろう、子どもを生む前に読んでいたらどう感じただろう?と、この作品を読んでまず思った。 他人の幼い子を手にかけてしまうことについては何があってもどう考えても許されることではないし、1ミリも同情できないが、自分の子に対して「この子も自分と同じ不幸になる」という感情を否定できない自分が恐ろしい。 同じ立場だったら・・・? 同じことをするかもしれない・・・ だから私は田舎を出て、実家にも滅多に帰らない。 子どもができたとき、自分に似てほしくないから女の子は嫌だと思った。 でも女の子だった。 どんな育て方をしても、娘は自分に似ている。 幼児期はそこまで感じないが、小学校に入ると本当にわかってくる。 ベストなタイミングでこの本を読んだかもしれない。 私は母親とは違う。 だから、この子も私とは違う。 産まれたときから他人だ。 子どもは自分ではない。だから大人になるまでは何があっても必ず育てる。 そう、心に誓うことができた作品でした。 | ||||
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母の罪? | ||||
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死刑になった人って二人の子供を殺しているんですよね。でも、それに対して全く罪の意識が感じられなく、毒親に育てられたからそうなったみたいな話で感情移入が全くできませんでした。ごめんなさい。それに、死刑になった従姉妹が最後に残した言葉を辿るためだけに時間と費用を使う主人公の気持ちもよくわからなかったです。その従姉妹は他人も同然の人なのに…。でも、世間にはそういう人もいるんだろうなあと、どんでん返しを期待して一応は最後まで読みましたが…。そのまま終わりました…。 | ||||
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