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教誨
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教誨の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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他の方も書いているように、いつもは(キャラがしっかり地に足の付いている)柚月さんにしては…ちょっと主人公の設定に無理があるような。そもそもそこに違和感を持ったまま読み進めて行かなければならないので、面白さが半減してしまう感じがした。ほぼ他人に近い死刑囚である親類の為に何故そこまでするの?が曖昧なままならば、いっそのこと主人公は記者にでもした方がスッキリと読めたかも。 | ||||
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主人公と死刑囚は、遠縁で1度しか会ったことがないのに、何故死刑囚が主人公に遺骨と遺品の受け取りを頼んで、また死刑囚が最期に言った言葉の謎を解きに主人公が彼女の故郷へ言ったのか、ちょっと理解できませんでした。お互い印象に残ったとしても、正直ちょっと無理やりだと思いました。 | ||||
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孤狼の血で作者の作品にハマったが、今作は弱すぎる。夢中になって読み進める面白さが無かった。 孤狼の血レベルの熱い作品を期待しています。 | ||||
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最初の方は読むのも辛い話だったが、最後の方になると現実的なツッコミが頭を何度もよぎり話に入り込めなかった。 約束の内容も、狭い世界で生きており尚且つ田舎、モラハラやdvの被害者ということを差し引いても響子と千枝子に知的障害があるのでは?と思う様な内容で困惑した。 しかしながら、DVやいじめで誰かを追い詰めたことがある人が自分のしたことを忘れて、響子や千枝子の境遇に同情や怒りを感じている人がもしかしたらいるのでは?とふと思い、とてつもなくやるせない気持ちになった。 | ||||
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死刑囚の「約束は守ったよ、褒めて」という最後の言葉の謎を追う物語。 約束相手は早い段階で想像つくものの、肝心の約束内容についてのミステリーは後半まで謎のまま。 ただ登場人物達の心情が違和感ありまくり、理由が分かったところで違和感が残る。 よく言えば余韻なのかもしれないが、せっかくの導入部分含む前半の期待は続かない、あれっという終わり方が残念。 時代や田舎的な社会風刺的要素も生きていないというか、余計なメッセージ性は入れないでミステリーを追及して欲しかった。 | ||||
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死刑となった響子の遺骨を引き取ることになった遠縁の吉沢香純が、響子が最期に残した「約束は守ったよ、褒めて」という言葉の理由を求めて、響子の故郷を訪ねる物語。 他のレビュアーの方も書かれているが、いくら響子が二人の女児を殺したことが信じられないからといって、響子と幼少期に一度しか会ったことのない香純が実際に青森県まで行って、事件の様々な関係者に会って話を聞いてまわるという行動が納得しにくかった。 例えば、響子に多大な恩があるとか、香純自身が自殺を考えているという理由なら分かるのだが、行動に至る理由の決定的な部分が弱く、ただの暇人の興味本位の自己満足に感じられてしまった。 響子の独白の部分は本当に可哀想で、誰も助けてくれる人がいない環境でよく頑張ったと思うし、響子の心情が丁寧に描かれていてよかった。 ただ、最後は呆気なくて寂しさだけが残る終わり方で、誰も救われず悲しい物語だった。 | ||||
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イヤミスとよばれるような小説は特に気にしないで読んでいるのだが、 根が臆病なので、反社がらみのバイオレンス小説は敬遠している。 この作者の原作映画も見られません。 さて、この作品ですが、今まで読んだことのない題材を扱ってるので、期待して買いましたが、 やはりところどころに不必要なバイオレンス絡みの場面がある。 せっかく主人公がたんたんと主題を解く旅を続けているのに、不要な場面が気になりました。 以前の「慈雨」「盤上の向日葵」でもそこが気になってました。 次作からは購入無しですね。 | ||||
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秋田県で起きた幼児連続殺人事件がモチーフ。なぜ二人も殺したのかに迫るもの。あぁ、そうなんだろうなと理解はできるが共感はできない。主人公の行動もそこまでする理由がわからない。読後には切なさともやもやが残る。 | ||||
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読み進めるにつれ、思い出したのが実際に起きた秋田連続児童失踪事件。 人間の性のせいか、イシメによる傷がとても悲しい。 巻末まで挿入される、死刑の描写。 同著者の検事の本懐で、不遜な父親に送る子供からの手紙で、不覚にも電車内で涙したが、小説を読んて小さな動悸が起こったのは、これが初めてかもしれない。 柚月作品ならではの親近感とスピード感は、やはりとても好みだ。 ただ、もう一人の被害児童の遺族の描写が皆無なのは、少し違和感が有った。 柚月作品、全部読んでしまったので、毎年出して欲しい。 | ||||
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作者の作品は初めてだったので期待しすぎたように思います。まず文字が大きく半日あれば読める感じでした。 ただ、世間を騒がせた死刑囚の遺骨や遺品を受け取りに行くのだろうか?しかも、遠縁となれば。主人公も幼少期に一度しか会っていない遠縁の方の遺骨や遺品を取りに行くだろうか?と言う大きな疑問もあります。 なぜ、死刑囚は、この遠縁を指名していたのかが気になりました。 田舎で育つとこんな感じになるのか?と田舎のない私には少し理解できない設定で、閉塞感がずっとあります。 ミステリーを読み慣れている方なら、こういうオチだけど、騙された!と思いたくなる物だと思います。 何となくこんなオチではないだろうかと読み進め、その通りになるので、何だか呆気ない幕引きでした。 この作品は、物凄い重い作品なのかどうか、私には少し分かりません。好き嫌いハッキリすると思いましたので☆3ですが、個人的には、本屋で一度、手に取っておけば良かったと思いました。 | ||||
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