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(短編集)
走馬灯のセトリは考えておいて
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走馬灯のセトリは考えておいての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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短編集で、近年のSFてのはこんなのかと思いつつ読みました。どれも中にうまく入り込めなくて、これは私向きではないなと途中で気づきました。最後に置かれた「走馬灯の…」は、結局何を伝えようとしているのか不明で、読み慣れていないとこうした不全感を味わうことになると知りました。残念でした。 | ||||
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いろいろな話が収録された1冊だった。 心に残ったのは「走馬灯のセトリは考えておいて」。故人と生きている人々の関わり方について考えさせられた。 | ||||
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実は、この本を知ったのは、「世にも奇妙な物語2023」で小編ドラマでした。ですが、興味本位で買って読んでみたら、とても考えさせられるもので、他の柴田勝家さんの本も買ってみようとおもいます。 | ||||
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既読が3編あったので、新規の3編を読了。 表題作の「走馬灯のセトリは考えておいて」がよかった。 「絶滅の作法」はなんだかほのぼのとしていた。 「姫日記」は異世界転生と思わせて違った。 既読の「オンライン福男」、「クランツマンの秘仏」、「火星環境下における宗教性原虫の適応と分布」の中では 「火星環境下における宗教性原虫の適応と分布」が一番好きかな。 | ||||
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現実と仮想、信仰と棄教、過去と未来、そのどちらをとることになるのか、歴史が進むにつれて人類はその選択を迫られるかもしれない。 その中での可能性を提示してくれたような作品。 作者さんの自伝的な話もありバラエティに富んでいる。最高! | ||||
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●独断と偏見、好き嫌いのみで判断すれば、第一話「オンライン福男」と第二話「クランツマンの秘 仏」、それに最終話「走馬灯のセトリは考えておいて」が面白かった。 「走馬灯の~」は本書書き下ろしで、一番読み応えのある作品。人の心のヒダを丁寧に浚う 描き方は、SFのセンスオブワンダーとは又違った感動を味わえました。 第一話と第二話については「現実とバーチャル」、「サイエンスと信仰」など相克するもののあわ いを描き、それらの相互作用の妙を追求している。好みのバラツキがあったので(★2~★5)、評 価するのが困難でした。 | ||||
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表題作(書下ろし)以外は初出で既に読んでいる人でも、表題作を読むためだけにでも購入する価値は十分にあります! | ||||
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解説にもそういったことが書いてありましたが、「本物と偽物」「現実と仮想」がせめぎ合い、交じり合うような作品が多いです。そこに不思議とユーモラスな雰囲気が漂っているものも。 収録作はSFマガジンに載ったものが多く、アンソロジーで読んだ作品もありました。その中ではいろいろとネタを詰め込んだ『火星環境下における宗教性原虫の適応と分布』が好きです。 宗教や思想が、実際に寄生虫として人類に寄生・適応して広まっていく――またそれらは特徴的な要素で分類もできる――という話を、語り手もひねった楽しい作品です。 表題作の『走馬灯のセトリは考えておいて』は唯一の書き下ろしで、分量としてもこれが一番長くなっています。 体に埋め込むコンソールという装置でライフログが記録されるのが普通になっている近未来(2070年頃)で、そういったデータや日記、動画などからライフキャストと呼ばれる遺族と応答できる死者のAI制作を仕事にしているのが主人公。 ところが最新の依頼は、本人ではなく、彼女がかつてバーチャルアイドルとして人気を得ていた「黄昏キエラ」をライフキャストとして再現して、葬式を彼女のラストライブにしたいというもので…… 依頼者の過去や思いが明かされていくと同時に、近しい人の死というものが曖昧なものになっている近未来の姿が描かれていく素晴らしいSFでした。 | ||||
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近未来SFだけど、現在進行中のような表題作を初め、どれも楽しく読み終えた。人生の終盤を迎えた私にとって、他人事でないリアリティが感じられ、自分の死後を考えずにはいられなかったが、ハッピーエンド? に、ホッと一安心。 基本的に読み易くスラスラ読めたけど、あえて難しく書いたような「火星環境下における・・・」だけは難渋した。戦国好きな作者の、ゲーム日記「姫日記」には笑えたが、徹夜で「信長の野望」をプレイし、翌日の研修を失念した私には、身に詰まされるものがあった。一つだけ疑問点を上げると、表題の意味。私には意味不明だったけど、古書店の「セトリ」と何か関係あるのだろうか? | ||||
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