バイオスフィア不動産
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バイオスフィアなんだから、死体が発生したら、取り込んでたんぱく質に分解再生産するはずでは? また、スフィア内にヒキコモリしている人たちは何をして日々を過ごしているのか等の描写が無く、SFとして弱いというか、ワキが甘すぎるように感じた。 | ||||
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※以下の内容には【ネタバレ】が含まれる可能性があります 大気から食料,日用品に嗜好品など,あらゆるものを生成する家と機械が存在し, 多くの人間がそこへと籠もってしまった世界,という設定に強く惹かれたのですが, 技術的な部分や,日々への疑問にはほぼ触れられず,そこに期待していると肩透かし. 一方で,管理する企業の真相は『SFっぽかった』ものの,取って付けたような感じが…. 物語自体も,とある事情で,そんな世界になじめず,抗い続ける少年の成長と, 彼をサポートする人物との距離感を描いた,ロードジュヴナイルノベルの印象で, 様々な家と人々が抱える問題を,謎解き要素を交え,進む流れは悪くありませんが, こちらもこちらで,少年への掘り下げが弱く,覚悟と決断の最後も響いては来ません. 内と外で仕切られているはずが,それによって曖昧な境界線が浮かび上がる様子は, 皮肉っぽく,そして興味深くもありましたが,作品までフワッとしていた感は拭えず, 詰まるようなことはありませんでしたが,軸を掴みきれないまま終わってしまいました. | ||||
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●バイオスフィアⅢ型建築というアイディアが面白い。給料はどこから得ているんだろうとか、そん なアホなと自分勝手に想像したり、突っ込んだり。また登場人物の閉所恐怖症の少年とサイボーグの コンビもいい。 本書にはバイオスフィアⅢ型建築に住んでいる住民からのクレームに対し、この二人のコンビがど う処理するかが五つの短篇として収録されている。個人的には第一話「責問神殿」と第三話「翼ある 子らの揺り籠」が好み。 もし完全に外界から孤立したコミュニティが存在し、しかも同一価値観を有する集団なら・・・と いう ”if”の物語。常識や正気というものが変化し、どんな異常なものであっても、輪の外へ迷惑を及 ぼさない限り天国であるはず。しかも異常だと批判(判断)する外部も存在しないとなれば、人間社 会には多様性が失われてしまうのでないだろうか?その結果考えられるのは・・・。 加えて、大人になり切れていない少年と、人間か機械かの自覚を放棄したサイボーグとの会話にも 示唆するものがあった。 | ||||
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完全に閉じた世界では色々な物の境界線はあやふやになる。世間の常識だとか子どもと大人の線引、人間なのかロボットなのか。 賭博師は祈らないからのファンですが著者の確かな実力で書かれたいい作品でした。 | ||||
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