そして、よみがえる世界。



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初公開日(参考)2022年11月
分類

長編小説

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そして、よみがえる世界。

2022年11月16日 そして、よみがえる世界。

医療テック企業、SME社が開発した脳内インプラント〈テレパス〉によって、介助用ロボットや仮想空間〈Vバース〉でのアバターの直接操作が可能となり、身体障害者の活動範囲が大幅に拡大した近未来。事故で脊髄を損傷しテレパスユーザーとなった脳神経外科医の牧野は、かつての恩師で、現在は同社の役員である森園からオペの代理執刀の依頼を受ける。記憶と視覚を失った少女エリカに視覚再建装置を埋め込む手術は無事成功したはずだったが、術後エリカは謎の黒い影の幻に脅かされるようになる。そして院内では新たな事件が起こり、経営陣の一人が犠牲に……。仮想と現実のはざまで少女を翻弄する幻影の、その驚愕の正体とは!? 第12回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。(「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.00pt

そして、よみがえる世界。の総合評価:5.00/10点レビュー 5件。Eランク


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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

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全1件 1~1 1/1ページ
No.1:2人の方が「ナイスレビュー!!」と投票しています。
(3pt)

そして、よみがえる世界。の感想

表紙とタイトルに惹かれて購入。表紙のイラストが綺麗。
期待値が高かった為か、作品との相性が悪かったのが正直な気持ちです。

身体を動かす事ができない身体障碍者が脳(思考)で操作可能なデバイスにより介護ロボットを動かして自分自身を介護するという、近未来的な世界観と技術は面白く読めました。仮想現実や医療を交えたエンタメ作品です。

正直な所、設定上の問題かもしれませんが、他のSF作品や有名どころのアニメで見知っているような設定が多く感じられました。そして悪い事に本書の中盤までは非常に分り辛く教科書を読んでいるような気分で惹きこまれませんでした。相性の問題かもしれません。中身が把握できない説明主体の物語が展開されて、それを読まされたような気分です。それでいてどこかで見知っている設定達なのでそのイメージで補いながらの読書でした。
中盤から物語が稼働し始めてよくなるとはいえ、その時点では気持ちが離れてしまった読書でした。

※その他売り方について小言っぽくなりますが思う事を。
帯には【『同志少女よ、敵を撃て』につづくアガサ・クリスティー賞大賞受賞作】としてPRされています。版元の気持ちを察する印象です。本書の物語を純粋にPRするのではなく、わざわざ『同志少女』の名前を載せて、アガサ・クリスティー賞の自社の賞をPR。作品の帯がこれでは受賞者にちょっと失礼ではないでしょうか。作品内容からSFの読者を増やしたい意図も含まれているのだろうなと感じた次第。アガサ・クリスティー賞はまた迷走してしまったように感じました。

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T4OQ1KM0
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.4:
(1pt)

意味がわからない

不遇な主人公の再起をかけた医療ミステリかと思ったらよくわからない人が死んでエリカの人格がどうだの殺人犯が再生しただの言い出して意味がわからなくなった
いやどうでもいいよ、その話…
結局何がどうなったのかさっぱりわからないんだが、これを評価してる人たちはほんとに理解してるのか?
そして、よみがえる世界。Amazon書評・レビュー:そして、よみがえる世界。より
4152101881
No.3:
(4pt)

SF医療ミステリの決定版

今年のアガサクリスティ賞受賞作だが、個人的には、前年受賞作の『同志少女よ、敵を撃て』より面白かった。それくらいには、新人賞受賞作で久々に夢中になって読んだ。
SF医療ミステリとしては、「決定版」と言っても良い面白さなのでは?

VR×ミステリは今皆が書いてるところだろうけど、『そして、よみがえる世界。』ではVRというよりデジタルツインに近いし、ある意味では、アニメの世界では昔から描かれてきたロボットとのシンクロ(神経接続)を実現させた世界とも言える。
トリック自体は古典的だが、それがVRと合わさるだけで、こうも騙されてしまうとは…
哲学的なSF要素がありながら、娯楽性の高いミステリでもある。さすがSFとミステリの老舗、早川書房だぜ…

ただ、選考読む限り、前半のSF説明パートや哲学的な会話パートが減点対象になったっぽいけれど…個人的にはそこが面白かったんだが…
これまであんなにたくさんの哲学的なSF小説を出してきた早川書房さんが、そんな採点をしていいんですか!?
そして、よみがえる世界。Amazon書評・レビュー:そして、よみがえる世界。より
4152101881
No.2:
(1pt)

この賞のレベルが知れる。いい加減なコピーで売ろうとするのは止めよう

導入部分が冗長で肝心のこの話の世界に入って行けない。ストーリーは平板で、殺人もとってつけたよう。これなら殺人は不要。意識をアップロードするというアイディアもありふれていて目新しいことがない。いかにも現実っぽいテクノロジーを物語のアイテムに使うのは、実際のところ、とことん使わなければ、興覚め。この話はその典型と思う。何も目新しいものがなく、陳腐なSF、陳腐なミステリー、浅い人物設定、いい加減な世界観、これが大賞作品なのかと思うと驚き。前年の「同志少女、・・・」もどうかと思ったが、これはもっとどうかと思う。この賞のレベルが知れる。セールスコピーに「同志少女、・・・」を使うあたりが出版社の誠実さを疑う。
そして、よみがえる世界。Amazon書評・レビュー:そして、よみがえる世界。より
4152101881
No.1:
(5pt)

たいへん楽しめました

近未来SFとしても読めるし、ミステリーとしても読めますが、最後はVバースと現実世界でのバトルでクライマックスを迎えます。そこは少し古い例で恐縮ですが、子供の時見たウルトラマン(?)のようなヒーローものの動画を見るようでもあります。本質はこの部分にあるのではないかとすら思えます。
最初Vバースの世界に入るのに少し手間がかかりますが、特に侵襲性の高い機器を装着する必要もありません。いったん入り込むと、巧みに張り巡らせた伏線を楽しみながら、至福の時間を過ごすことができました。
たまたまカッチーニの アヴェ・マリアを聞きながら読んでいたのですが、「黄昏の歌姫」の歌のように聞こえて、個人的には結構「合う」ように思いました。
是非、Vバース世界の続編が読みたいです。
そして、よみがえる世界。Amazon書評・レビュー:そして、よみがえる世界。より
4152101881



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