カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚



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初公開日(参考)2024年10月
分類

長編小説

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カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚 (角川ホラー文庫)

2024年10月25日 カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚 (角川ホラー文庫)

世は大正。 華族・堀井三左衛門男爵が何者かに殺された。 “華族殺し”を追うコロシ専門の探偵・平島元雪はある日、 美しい年少浪曲師・真鶸亭湖月と出会う。 噂の怪人“ムカデ伯爵”と車中から突如消えたバスガール、堀井邸に現れる“黄金幽霊の首”の謎……次々と難事件に直面する平島。 湖月は僅かな手がかりと各地の伝承をもとに、奇想天外な物語〈カタリゴト〉を繰り広げ、さらに道理の縄で括り上げていく―― その結末は全くの嘘偽りか、それとも事件の真相か?(「BOOK」データベースより)




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No.2:
(4pt)

ぼんくら探偵と美貌の浪曲師

本作の探偵役である浪曲師「湖月」は、客達からお題を三つ挙げてもらいそれを組み合わせて美しい物語を作るという芸を得意としているんですね。
そしてその要領で実際の事件も推理してみせる訳です。

たしかにミステリの探偵のやる推理というのはそれまで出てきた伏線を組み合わせて一つの物語を作る作業と言い換えることも出来るでしょう。
本作においては、あくまでインプットした情報から思い描いた「物語」なので、本当に合ってるかどうかは別、というのも面白い所です。

作者はSFが専門のようですが、本作も面白かったので続編があれば嬉しいです。
新潟ネタが多かったのも県民としては嬉しかったですね。
カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚 (角川ホラー文庫)より
4041116368
No.1:
(5pt)

大正(たいしょう)の世を舞台にしたホームズものみたいな読み心地。なんとも不可思議な妙味を堪能しました。

話が進むにつれて、少しずつ面白さが増していきました。3つの話──「大正(たいしょう)ゾンビ奇譚」「ムカデ伯爵と消えたバスガール」「黄金幽霊の首」──が伏線となって、最後の第四話「当世巌窟王(がんくつおう)」へと雪崩れ込んでゆきます。この終盤に来て、シャーロック・ホームズものの長篇の妙味に似ているかもと、ふと、そんな気がしました。
そう考えますと、話の語り手である迷探偵・平島元雪(ひらしま もとゆき)と、三題噺(さんだいばなし)でもって絶妙の〝カタリゴト〟を披露する年少浪曲師・真鶸亭湖月(まひわてい こげつ)、二人の関係が、どこか、ワトスンとホームズに通じているように思えてくるのでした。

思いがけずも、珍味佳肴(ちんみかこう)の料理を食したような読み心地。読み進むほどに、不思議の怪しさがいや増してゆくかの如き妙味があり、これは予想以上に堪能させられましたね。いや、面白かったです。
カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚 (角川ホラー文庫)より
4041116368



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