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君のクイズ
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君のクイズの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.64pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全100件 21~40 2/5ページ
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クイズ版のM-1。決勝の最終問題での事件を、自分の人生と相手の人生と照らし合わせて色々推察していく。クイズの奥深さ、人間模様、おもろしく描かれてます。 最後が思いの外…だったので、星は一個減りました(本文の言葉を借りるなら、作者が僕を上回った。でしょうかね) でも面白いのは面白いので、読んでみる価値はあると思います。 | ||||
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エンタメ系の小説を読むということに、ここしばらく抵抗があったのだけど(そんな時間ないだろう、って)、この本は読んで良かったと思うくらい面白かった。競技クイズなんてものがあるかは知らないし、テレビもあまり見ないからクイズ番組も見ないんだけどさ。エンターテイメント、ミステリという体裁を取りつつも、この物語は自分の心の探究をドラマとして見させてくれたような気がした。たぶんね、これはクイズじゃなくても、野球でもサッカーでも、演劇でも良かったのだ。一つのものに打ち込み、そこに自分の存在価値を見出している人が主人公という話であってね。ただ、矛盾するようだけど、それがクイズだったと言うこともまた、この物語と不可分の魅力なのだろうな。 その主人公のアイデンティティの根となるクイズの価値を揺るがす悪魔的存在なんてい言うと気取りすぎかもしれないけど、最後の対決とどんでん返しも含めて、ひここまれて読んだ。面白かったね。 | ||||
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早押しクイズ対決決勝戦で、問題文を読む前に解答して勝った相手の真相に迫る小説。クイズという題材が面白い新感覚ミステリーでした。真相が気になる展開で、小説の構成やテンポも良いので、1日でさくっと一気読みしました。 | ||||
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クイズをスポーツのようにとらえて、ゲーム性を論理的に解析したストーリー。問題が読まれないうちに正解したクイズ大会の現象は、果たして八百長なのか。蓋然性の高い仮説が、誰にでも一つ浮かぶ。それを一つ一つのクイズを再現しながら検証していく。 誰にでも納得できる解析ができたところで、すべてを台無しにするどんでん返し。論理好きならばたまらない展開だった。そして、私はかねてから思っていた結論を確認する。クイズの達人って、何てくだらないんだ。現世で起きているように、そんなことのために東大に入ったんじゃないだろうによ。 スポーツにせよ雑学にせよ、突き詰めていくとくだらない。くだらないからこそ、魅力的なのだ。 | ||||
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中々初っ端からのインパクトに引き込まれて、あれよあれよのどとーの結末。 最後が少し表紙抜けかなと | ||||
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アメトーーク!キッカケで読みました。 面白くページを捲る手が止まりませんでした。 | ||||
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一文字も読み上げられないクイズをなぜ答えられたか…という問いで始まる本書。 軽いミステリーとしてもクイズの仕組み本としても軽快に読み進められる。 クイズの作問者さんも執筆に関わっているようで軽口ながらもとっても丁寧。 読み応えがあるわけではないけれど、良書だと思う。 | ||||
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ゲームの王国は上巻途中で挫折したんですが今回の君のクイズは帯を読んで購入しました個人的には佐久間宣行氏のファンなので佐久間さんが帯で面白い小説と評されてたので購入して読みました!面白い❗️一気読みでしたゲームの王国とは違いスラスラ読めました。詳しくはネタバレになるので少しだけクイズ番組の見方が変わりました。 | ||||
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クイズを題材にミステリー小説を書くという着想が凄い。 主人公の三島は国内トップクラスのクイズプレイヤー。読者は、三島の思考をなぞるように物語を読み進めていくが、その結果クイズプレイヤーの常識の範囲内に誘い込まれていく。それはまるで思考の密室トリック。 しかし孤島のような物理的な密室と異なり、常識という曖昧なものを密室の題材にするには、読者それぞれの常識のレベルを揃えないといけない。その為に丁寧に丁寧に文章が紡がれていき、その筆運びが巧み。 思わず唸る一作。 | ||||
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クイズ番組を舞台にしたミステリー。なんだこの話は!という新鮮な面白さに包まれながら読んだ。 問題文を読む前に正答する「ゼロ文字正答」の真相に迫る過程がとても楽しかった。 早押しボタンは正解が「分かりそう」と感じた時点で押すというのが、すげぇ!と思った。 | ||||
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1000万円が掛かったクイズ番組の決勝最終問題で、 対戦相手が問題文が読まれる前に回答できた理由を追う話。 クイズ番組とか、クイズ系youtube見てると、なんで分かるの?ってところで ボタン押したりしているけど、さすがにゼロ文字押しの無限択は無理だろって思う 文章は読みやすくて、最後の回答できた理由も個人的には納得いった。 | ||||
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こんな謎、よく思いつくな。まいった。 | ||||
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QuizKnockの動画で競技クイズというものを知ってから、なるべく多くのものを知っていたいという気持ちが強くなり、あらゆる事物に向き合う姿勢が変わるのを実感しました。 体験したことを問われた時に答えられるようにしよう、と思って生きていると己の人生をメタに観察することになる。思考のレイヤーが一つ上がったように錯覚する。 本作はまさしく「クイズは人生」を象徴した作品であり、人生をメタに俯瞰するクイズと主人公がどう向き合ってきたかを改めて問う作品です。面白くて一気に読破しました。 | ||||
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全て主人公目線で物語が進んでいくので読みやすい。視点がコロコロ変わるのは苦手なので…。 たまにクイズノックの動画を見たりクイズ番組を見る程度ですが、全くわからない問題もあれば答えられる問題もある(難易度という意味でなく、自分が好きな分野だったり知っている知識だったり)。今回物語中に出てくるクイズも同様。その知識を得た時、自分が何歳だったか、何が好きだったのか、思い出しながら読んでいました。どうしてもクイズプレイヤーって男性が多いイメージで、クイズ研究会に入ろうと思ったことはありませんが、やっていたらまた違った人生だったんだろうな。君のクイズに対する主人公の答えが最後に出てきます。うーん、納得。 | ||||
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「Q.製本の手法で、小口の三方を切り揃えることを三方裁ちと言いますが、小口の一方もしくは三方を断裁せず仕上げることは何というでしょう?」 この本の不揃いな天面に、私はこんなクイズを出題されたような気がした。私はクイズプレイヤーではないので、クイズの文型からは外れているかもしれないが。 答えは「アンカット(アンカット製本)」だ。少し前にツイッター(現X)で、「ミスではなくこだわりなんです」みたいな内容のツイートがバズっていたので知っていた。この本は天の部分のみアンカットなので、天アンカットというものになる。フランス装のような洒落た雰囲気を出すための製法であり、断裁を行わないための折り方をするので三方裁ちよりもコストがかかる。 私もそのツイートを見るまでは、そういう本があるということも知らなかった。たとえ手間がかかり苦情が寄せられるとしても、美しさのためにあえて不揃いにする。私はそんなアンカット製本に心引かれたので、今日まで覚えていた。いや、他人を驚かせる雑学として面白かったからかもしれない。とにかく私はアンカットを知っていたので、この本から出題された(ような)クイズに正解できた。 少しだけ嬉しかった。 この本を読んだ人ならきっと、この嬉しさに共感してくれるのではないかと思う。言葉を借りるなら、自分が肯定されたような気分だった。 すると今度は別のクイズが湧き出てくる。 「Q.なぜこの本は天アンカットで製本されたのでしょう?」 アンカットは手間のかかる製本手法だが、その見た目ゆえにミスや手抜きであるかのような誤解を生む。現にそういうツイートがバズっている。 それでもこの本は、あえて棘の道を選んだのだ。何故か。 これはクイズではないのでその答えは想像するしかないが、私はこの製本手法がクイズプレイヤーに似ているからではないかと結論づけた。 実際には理論や努力があって早押しをしているが、一般人の目にはそれが魔法やインチキであるかのように写ってしまう。そんな世間の目と対峙するクイズプレイヤーと、アンカットが似ていると感じた。 この製本をした人(作者さんか装丁担当の方か、あるいは朝日新聞出版の方か)もそう感じたに違いない。それゆえに、この本はアンカットで製本されたのだ。と、私は考えた。もちろん想像である。 先にも書いたように、私はクイズプレイヤーではない。しかしこの「君のクイズ」という本は、私にここまでの思慮を与えてくれた。読み終えたとき、世界を、人生を、これまでより広く深く感じられるようになる。そんな一冊だ。 | ||||
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主人公がライバルが優勝した謎を追う過程で、自分が自信を持っている事でも相手は違う次元にいて、違う見方・考え方をしているかもしれない、と視点が広がる体験を出来たのが良かった。 クイズの世界は知ってる知らないだけじゃない、質問を読み上げる人の口の動き、生放送という条件などを加味した、正にスポーツ的な頭脳戦であることもよく分かって、ビジネスにも活かせるマインドだなと思った。 面白さはまぁまぁ。謎が解決したところは面白かったが、中盤の間延び感とオチの小ささを感じた。 | ||||
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1000万円の賞金がかかったクイズ番組の最終問題で、回答者の1人が問題文を読み上げる前に回答し、優勝してしまうというお話。 どうして最終問題の答えがわかったのか、そもそもヤラセなのか?など色々とモヤモヤを含みながら、クイズの魅力や、本質について触れるお話。 すごいアッサリ終わるんですが、それもクイズというゲーム性に通じる感じがあって、とても好みでした。 | ||||
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まーまー面白かった。 和製スラムドックミリオネアみたいなお話。でもメインはM-1的なクイズ番組というか芸能界というかどうやって売れていくのか?みたいな話。これは芸人さんが好きなタイプの本だわ。 どうしてかちょっとだけウルっと来てしまった。 主人公の悔しさがわかってしまう。 ラストも納得できる展開だったし、途中のしんみりさだったり、クイズに対する生き様も良くて、最後まで楽しめた。 | ||||
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最後の展開が少し気になりましたが、退屈しのぎにはいいかもです。 | ||||
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「君のクイズ」とは、キャラクターの全てをクイズで表わしているという意味である。キャラクターの生き様を、クイズという小さな存在に余すところなく落とし込んでいる手腕はさすが非凡。同じくクイズを題材にした「ナナマル サンバツ」というアニメ・原作の1000倍くらい面白かった。 | ||||
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