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ファイナル・ツイスト
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ファイナル・ツイストの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全13件 1~13 1/1ページ
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謎だらけの兄貴の正体がわかる続編を期待しています。 | ||||
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行動力の権化みたいな男、懸賞金ハンターのコルターショウシリーズ三作品目。今作でひとまず一部二部と続いてきたストーリーが終結します。今回もかなり挑戦的な題材のように感じました。題材は好みが別れそう。個人的にはスケールの大きすぎない事件の方が好みかも。 あとがきにもあるが、当シリーズは題材や構造が作品ごとにガラッとダイナミックに変わる。そういった意味では二作目がシリーズでは一番肌に合ったなあ。 | ||||
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長年音信不通だった兄弟がとある出来事を通じて出会い、協力して巨悪を倒すために協力するストーリーに胸を熱くしました。 | ||||
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新刊で買い第1版が届いたですが、帯が付いてませんでした。 (こんな事があるんだ)と驚きました。 書店で確認購入しなかった自分のミスですね。 内容は大変満足です。 | ||||
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日本の中高年では理解、共感しずらい。 「リンカーン・ライム」シリーズに専念してほしい。 | ||||
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本作も「コルター・ショウ」の魅力が詰まった作品でした。 主人公が動きまわっているにも関わらず、ジェフリー・ディーヴァー氏が幾重にも織りなす仕掛けによって、なぜかある一定の「閉じられた」範囲で物語が次々と展開しているように錯覚し、楽しませてくれる点は全2作と同様でした。 ただ、本作は「らしさ」をしっかりと残しながら、独特の「閉じられた」感が少なく、「リンカーン・ライム」シリーズとの完璧な差別化がちょっぴり薄まった感はありました。 いずれにしても、池田真紀子氏の訳者あとがきも含め、十分楽しめることに間違いありません。 | ||||
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本文だけでなく、訳者あとがきまで読んで見てください。わくわくします。 | ||||
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前2作を読んでおり,3作目ということで読みました.設定にあまり現実味は感じませんでした.作者のいつものパターンで,窮地に陥るように見えて実はという展開が多いので,驚きはなく予定調和と感じてしまいます.面白くないわけではないですが,ハラハラドキドキというのはなかったです. | ||||
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コルター・ショー・シリーズ三部作の、いよいよ待ちに待った大団円。このシリーズの特徴は、何と言っても常に動き回り続け、父譲りのサバイバルのテクニックを駆使して悪と対決するという主人公の個性である。 ディーヴァー作品の代表格、アームチェア・ディテクティヴの主人公リンカーン・ライムとは、まさに真逆である。それでいながらライムもコルター・ショーも、極端なまでの個性で娯楽小説の王道をゆくように事件に向き合ってゆくというキャラクター造形で、読者をとことん楽しませてくれる。 三部作の一・二作目は、それぞれに独立した物語でありながら、コルター・ショーの父や兄のことは伏せられ、ぼかされ、ほのめかされていた。父を殺したのは兄ではないかという、もうひとつの大括弧でのミステリを暗示しつつ、コルターと言う主人公の仕事である失踪人探しを二つの事件の追跡により、二つの作品として書き綴ってきたわけだ。 そして何よりも三作目にして一端大団円を迎えるのがいよいよの本書。やはり三作とも甲乙つけ難い面白さであるとは言え、この作品は別格の面白さだった。それはそう。ここまでの作品でさんざん暗示されて気を持たされていたコルターの家族に関わる真の敵の姿を、そして父の死の真相を本作では明らかにしてゆくのだから。 何よりも兄ラッセルが満を持して登場するのはエポックである。コルターとは違う性格というところが面白いし、今回はダブルヒーローでの巨大悪との闘いとなる。 ミステリーの核となる部分は、百年前の危険な文書をめぐるお宝探しの面白さである。そこに巨大悪の手先が次々と仕掛けてくる攻撃、というスリリングなアクション部分が相まって、ライム・シリーズよりも相当に迫力のあるファイティングやカーチェイスシーンなどが目立つ。 舞台がカリフォルニアというのもの、ニューヨークのライムに慣らされたディーヴァー読者にとり新鮮である。こちらのショー・シリーズは前作が人里離れた山中でのカルト教団潜入の物語だったが、今回は海に面した都市部に展開する情報戦。このシリーズは、とりわけ舞台となる土地が毎回変わるところも有難い。初期シリーズのロケハンター、ジョン・ペラム・シリーズがそうであったように。一つ所にじっとしていられない主人公、コルター・ショー様々である。 このシリーズがきっかけとなって、ぼくのディーヴァー過去作品読み返し活動がなぜか復活中。ツイストの連続にいよいよ飽きてきた頃を見計らって、ディーヴァーの方が劇的に作風に変化をつけてきた上、かくもラディカルなヒーローを作り出して勝負してくるのである。その作風転換にやられました。ディーヴァーの繰り出すマジカルな手法には、今後とも遠慮なくあやかり続けたいと思う。 なお、三部作が終わって本シリーズは次のフェイズに入るとのこと。ディーヴァーとコルター・ショーは今度はどこにぼくらを誘ってくれるのだろうか。 | ||||
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基本は楽しく読んだけど、どっち側も攻守ともに詰めが甘い事を繰返してる感じで少々持て余したかも… 探し物がそういうモンだとは思いもしなかった 何を見つければいいのか教えておいてくれないと探し当てても気付けないよ。と、ちょっと思った ディーヴァーには珍しく湿り気を感じたのは「身内の情」が大きなテーマになってるからかな? 三部作全般何となく主役以外が記号化してる感じで少々移入がし難い。主要キャラより脇の使い捨てであろうキャラの方が生きてるっぽい感じ。シリーズは続いてくという事だから、徐々にコルター以外も肉付けされていくんだろうか | ||||
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kindleで\2800! 単行本(\2860)はがっしりと立派なのでまあ納得できるけど、kindle書籍ならもうちょっと値下げしてくれてもいいのに。…円安で海外書籍は今後高くなるのかな、とか心配している。 前2作は地元の図書館で借りたのだが、数か月待たなければならないし。 このシリーズはとてもおもしろい。ショウの父が非業の死を遂げた闇がいよいよ解明とあっては我慢できず、もやもや悩んでいるうちにぽちっと購入…あああ、この簡易さが恐ろしい。 余計なことを長々と記述してしまったが、期待を裏切らないおもしろさでよかった。 次から次へと退屈しない展開、後から明かされる仕掛け。この描き方には楽しみとともに安心して読むことができ、ディーヴァ―の才覚に感心する。 今回は心強いパートナーがいて、ますますいい。まるで先日読んだ<猟区管理官ジョー・ピケット>シリーズのネイトのよう(ネイトファン)。 これで<コルター・ショウ>シリーズは終了かと寂しく思っていたら、あとがきによると第Ⅱ期が準備されているそうで、とてもうれしい。本作の「彼」には今後も登場してもらって息の合った活躍を観たい。 唯一の希望は文藝春秋さんにもう少し値段を下げてもらうことだ。 | ||||
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発刊日翌日、最寄りの書店には並んでおらずガッカリ。数日前からシリーズの前作を読み直し続きを楽しみにしてたので確実に入手できるAmazonでポチッ。 私は読書は断然紙派なので、本自体を丁寧に大事に扱っています。楽しかった小説であればあるほど大切な物です。だから新刊で買った本が(カバーとはいえ)切れていたのは悲しかったです。箱の中にむき身で送られてきたから仕方ないのかなぁ。 まぁ内容が変わるわけではないし、ちょっと切れてたくらいでギャーギャー言うなと思われるでしょうが…しょぼんとしてしまった。 とはいえ、コルター・ショウシリーズのクライマックスが収められているであろうこの一冊。前作のあの人は出てくるの?宙ぶらりんの数々の問題はこの一冊で解決するの??と気になることばかり。どんな手腕でコレらを回収してくれるのか楽しみです! 多少強引な手口で伏線回収しても楽しかったらオールオッケー。映画を観た後のような気分にさせてくれるディーバーの小説は、小難しいことなんてうっちゃって一気に読みたい エンターテイメントブックです。 | ||||
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「魔の山」(2021/9月)に続くシリーズ第三弾、「ファイナル・ツイスト コルター・ショウ "The Final Twist"」(ジェフリー・ディーヴァー 文藝春秋)を一気に読み終えました。 シリーズは、本作で一旦、「ネヴァー・ゲーム」、「魔の山」に続きファイナル・ツイストを迎えます。 今回の依頼された娘探しはサブ・ストーリーに過ぎず、メイン・ストーリーはいよいよ前二作に続く亡父・アシュトンが残した大きな謎を解き明かすことに心血が注がれます。 民間諜報会社・ブラックブリッジ。告発されようとしていた違法地上げプロジェクト。サンフランシスコを縦横無尽に駆け回るコルター・ショウとそのバディ!?。その謎の糸口は、或る極秘文書にあるわけですが、ブラックブリッジもまたその文書を手に入れようと悪辣な手段を繰り返し仕掛けてきます。そのスリリングな攻防。矛盾と不条理に満ちた懸賞金ビジネス。「都市部活用構想」。そして、或る歴史的事件によって抹殺されかけた国家的で壮大な<事実>が、闇の奥から浮かび上がってくることになります。詳細については、いつものようにこれ以上書くことができません。 いつものディーヴァー・プロットはそのままに、サンフランシスコが、サンフランシスコ近郊が、美しく、楽し気に描写されています。(ストーリーには、何の関係もありませんが、サンフランシスコを活写した映画「ブリット」(ピーター・イェーツ)も、映画「パシフィック・ハイツ」(ジョン・シュレシンジャー)も共に英国人が監督していたことに気づきました) そして、何よりコルター・ショウとその家族との関係が、様々なエピソードを連ねることでディーヴァーにしては珍しいほどに<エモーショナルな>感動をもたらします。そう、「珍しく感極まって」しまうほどに。 | ||||
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