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喪失の冬を刻む
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喪失の冬を刻むの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全1件 1~1 1/1ページ
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先住民の末裔としてローズバット居留地で非公式に処罰屋を営むヴァージル。 ある日、居留地に麻薬を持ち込もうとする勢力を阻止するように部族評議会の議員に依頼される。 その一方で、甥のネイサンが、麻薬がらみの問題に巻き込まれ、ヴァージルは否応なくこの問題に取り組まざるを得なくなる。 果たしてヴァージルの孤独な戦いの行方は、というストーリー。 冬数え、という原題は、先住民の間での習慣のようです。 処罰屋、麻薬、などという過激な文言が出てくるとアクション色の強いサスペンスを想像しますが、全く違います。 殆どアクション的な要素はなく、基本的には先住民の苦境や、逆境の中で逞しく生きていく姿を描いたドラマ的な小説です。 日本ではあまり考えられないような差別や制度上の矛盾を読むにつけ、心が痛くなります。 その一方でストーリー自体は緩慢でやや単調。 なので、個人的には評価が低めになりました。 それでも最後まで読破できたので、小説の出来自体は悪くないのだと思います。 | ||||
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