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(短編集)
空をこえて七星のかなた
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空をこえて七星のかなたの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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ななつのこに始まり、七人シリーズ等7に縁のある作品がいくつかある中で、今作は作者お得意の連作短編集の最新作。 初めて作者の著作に触れたときを思い出す、最後まで読むと心がグッと温かくなるそんな作品です。 最後の大団円を迎えた時には、もう1度最初から読み返して時系列や人物を再確認したくなる形になっていて、一粒で二度美味しい的な形になっているのも良かったです。 とりあえず私は最初の作品を読み返しに行こうと思います! | ||||
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買ってよかったです!本当に買ってよかった、読んでよかった、そしてこれからも何度も読み返すのだろうと思います。 どの話もすごく素敵でした。加納さんの本を読むと、人間もわるくないな、綺麗だなという気持ちになれます。そして読み終わった後に満ち足りた気持ちにさせられます。 大好きです。 | ||||
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加納朋子さんの作品が好きで、宇宙が取り扱われていたので購入しました。 とても面白く、副生徒会長のお話がお気に入りです。 やはり加納朋子さんの作品らしく、個々の物語には繋がりがあり、この作品はそれに気づけたり、何か既視感があるけど誰だっけ?と混乱したりしました。 一度読んだだけではすんなりと共通点に気付き、理解するのが少し難しかったです。 登場人物をそれぞれ整理してから読むとまた面白いかもしれません。 | ||||
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本の内容ではなくてすみません。 大好きな加納朋子さんの作品を久しぶりに購入できて、るんるんで宅配の袋を開けたら...わかります? がっつり下のとこ折れてました、表紙も。 表紙なんて上下もぼろついてる始末。 電子書籍もいいのですが、そうじゃなくて本が好きな理由...それは装丁や手触りを感じられるから! なのに折れて届けられて最悪でした。梱包した人は、これは届いたら可哀想だな、って思ってくれなかったのかな...悲しい。 今度から本は本屋さんに取り寄せてもらうことにします。 内容はきっと☆5! 今から読んで、この本もまた綺麗な本を取り寄せてもらうことにします! (代引きだったので返品できずなので) かなしー!けど本は楽しく読んできます! | ||||
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デビュー作の「ななつのこ」から加納朋子ファンです。これも伏線がすごいですね。 途中で、もしかしてと気が付き登場人物相関図書いたり、誰かが次の本でシリーズ化されるかもですね。 そう言えば、「ななつのこ」と同じ七星(ななせ)の「なな」が付いてましたね。 映画化されないかなぁ。やはり作るの難しいか。 | ||||
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メリハリのある文体で、次々、読み進めたくなる面白さです | ||||
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星や宇宙にまつわる壮大な7つの短編集。 どの短編も、何かを人のせいにしたり、人の悪意や意地悪な部分が描かれたりするが、それを上手に扱ってうまく流してしまうのが爽快で、短編としても楽しめた。 また、それぞれの短編において、携帯電話やパソコンなど、時代背景が分かるものがほとんど出てこず、今の話がどの時代なのかわざと曖昧になるように書かれているのも見事だと思った。 突然目を傷つけられた少女、部室がなくなり居場所がない高校生たち、ストーカーに付きまとわる大学生のモデル、コールドスリープの影響で体が動かせない男児、有名人の父から頑張り続けることを強要される中学生など、一見なんの関係もなさそうな主人公たちが、最終章で一つの流れにまとまっていくのは、よくできていた。 それぞれの短編の人物たちがどうなったのか、最後に確認できるのも嬉しくて読後感もよかった。 | ||||
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…が、一読後それぞれの家系図というか人物相関図を書く必要が生じたw 負い目あって償う努力をしてる相手にちくちく言うのって気持ちいいよね…何か要求すると喜んで張り切るのも見えるよね。でもそれされると「被害者」の自分が悪者になってる気にさせられる。うん。可哀相なのは分かるんだけど、次の瞬間、自分の方が余程可哀相な状況である事に気付く あー…現在進行形としては刺さるなあ 小学生の頃かなりの「星座小僧」だった筈なのにキレイに忘れ去ってるのに少々ショックを受けてみた 楽しく読みました | ||||
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とってもナイスな連作小説集であり、心にじんと沁みる家族協奏曲集でした。 ひとつひとつの話それぞれがあたたかくて、前向きの力にあふれているところも良かったし、最後に置かれた「リフトオフ」って話で、登場人物たちが結ばれるところも良かった。まあ、出来過ぎっちゃあ出来過ぎの大団円なんだろうけど、それまでの話に出てきた人たちが繋がっていく様は、さながら、星と星が結ばれて星座が生まれ、それは北極星を中心に回っている‥‥みたいな感じで。ひたひたと胸に満ちてくるものがありました。 本作品集『空をこえて七星(ななせ)のかなた』は、「小説すばる」に掲載された以下の話に加筆、修正をおこなったものです。 南の十字に会いに行く 2017年6月号 星は、すばる 2020年10月号 箱庭に降る星は 2020年12月号 木星荘のヴィーナス 2021年2月号 孤舟よ星の海を征(ゆ)け 2021年4月号 星の子 2021年6月号 リフトオフ 2021年8月号 この各作品の初出を見てて「凄(すげ)ぇなあ」と思ったのは、一番目の「南の十字に会いに行く」と二番目以降との話の間に、三年以上の時が流れていること。最初の話が種(たね)みたいなもので、そこから芽吹いた話が色とりどりの花を咲かせ、最後にひとつの美しい実を結んだ‥‥みたいな本作品集の構想が、一番最初の話が出来た時点ですでに生まれていたのか、それとも徐々に出来ていったのか。いずれにしても、最初の話が掲載されてから三年以上たって、ぱぱぱあっと、話が掲載されていったっていうのが、なんか不思議な奇跡でも見るように素晴らしいなって思いました。 まあ、どの話もとても読みごたえあったんだけど、特に気に入ったのは、三番目の「箱庭に降る星は」と四番目の「木星荘のヴィーナス」。両方とも、ほんと、わくわくしながらページ、めくってました。殊に、四番目の話に出てくる人物が、『──何してるんですか?』と聞かれて、コマみたいにくるくると回りながら『自転』と答えるところから数ページの話の展開は、もう最高に面白かった! 坂月さかなさんの単行本装画も、魅力的ですしねぇ。手にとって読んで、本当に良かった一冊です。 著者・加納朋子さんに、乾杯☆☆☆ | ||||
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各短編が最後に全て関係しているとわかって、まとまっていてきれいにつながっている感じが最高。 ひさしぶりを涙を流しました。 加納朋子さんのファンですが、最近の作品では一番好き! | ||||
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