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(短編集)
スイート・ホーム
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スイート・ホームの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.34pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 1~20 1/2ページ
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タイトルが気になって購入しました。楽しく読んでいます。 | ||||
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読んでいてこれほど幸せな小説は初めてだった。一般からの募集の体験談の小説化とはいえ心が温まる作品だ。 原田マハの作品は初めてだった。小説家・原田宗典の妹で元キュレーターであることは知っていたが、なかなか力量のある人だ。近いうちに直木賞を受賞するに違いない。 | ||||
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原田マハさんの本は何冊か読んでるけど、やっぱり美術を題材としたの小説のほうが面白い。 人物がぜんぶ単純すぎて、半分ぐらいで飽きる。 | ||||
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単行本を以前読みましたが、マハさんの本は全てが女性が主人公となっております。母親と、主人公の娘姉妹の絆と新たな家族の絆が泣けて感銘を受けました。是非行ってみたいです。 | ||||
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関西の郊外にある洋菓子店の家族を中心に展開する、連作短編集である。ここには、それこそ小説の主人公になるような特別な人は誰も出てこない。ここに出てくるのは、自分の人生をまじめに、そして誠実に生きている人たちばかりである。大災害などのカタストロフや、犯罪など劇的な出来事も何もない。その人たちが、恋をしてやがて家庭を持ち、ひたむきに生きている姿を、季節の移ろいとともに描いている。ストーリーだけを取り出すと、ただそれだけである。 しかし、この本を読んだ私は、なぜか涙が止まらなかった。感動的な演出や決め台詞などは何もない。ただ、それぞれの登場人物の善と善が相乗効果をもたらして、この上ない幸せな空気が小説全体を覆っている。きっと、そんな幸せな空気に私自身の心の柔らかい部分が刺激されて、「自分もこの世界の住人だったら」という感情などが噴き出して、泣いてしまったのだろう。 もちろん、人生後半戦に入った私は、人間の悪意や卑小な部分がきれいに欠落したこの小説のような世界が存在しないことを知っている。自分自身と他人のそうしたイヤな部分に囲まれながら、わずかに見える人間の善なる部分をうれしく思いながら生きてきた。その善なる部分をより多く触れることが幸せであり、それに少しでも近づきたいと思って日々格闘してきたし、これからもそれが続いていく。 そんな現実があるせいか、人間のそうしたイヤな部分を描き切るような作品こそ、文学的で優れた作品だという声もしばしば聴く。昔は私もそう思っていたが、現実が十分しんどいのに、小説の世界でまでそんな体験をしたくないというのが、人生後半戦の私の偽らざる感情である。 これは私の勝手な想像だが、原田マハさんの読者は若い女性層が中心で、私を含む中高年男性はあまりターゲットにはしていないのではないか。しかし、本作やテレビ化された「旅屋おかえり」シリーズもそうだが、原田さんの描く大人の童話は、むしろ生活に疲れた私のような中高年男性に刺さるような気がする。心が疲れた時、ささくれ立った時に、心に溜まった澱を浄化するために、本作をまた読み返したいと思う。 | ||||
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カバーがなかったのは 残念だった。 | ||||
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この世にありっこないほど都合よいことばかりが起きる平板なおとぎ話。どこが良いのかさっぱりわかりません。 | ||||
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スイートホームのある街、私も住んでみたくなる。ケンミンショーで、地元自慢をしてるが、この街こそ住んでみたい。そんな気にさせてくれる。 表題作「スイート・ホーム」が、一番の傑作だと思う。読み終えたあと涙が出てくる。 引っ込み思案で、もてるタイプじゃない女の子の話。彼女の住む町が、家が、家族が、そんな彼女の恋を見守ってる。 章が変わるごとに、彼女の妹が、知人たちが幸せになってゆく。そんな話です。 | ||||
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のんびり 綺麗な気持ちになります。 | ||||
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原田マハさんは大好きな作家さんです。 読みやすく、読んだあとほっこりあったかい気持ちになれました。 | ||||
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ホームビデオを見ているような読み心地でした。特に山もオチもなく、いい家族が出てきて温かく終わります。幸せを絵に書いたような展開なので、かえって「こんな幸せな家族はいるのか?」と嘘っぽく見えました。多分、自分が素敵な家庭に育った人はこのお話がハートウォーミングだと満足します。私のように家族に恵まれず、社会の荒波に苦しんでいる人には合わないかと。 | ||||
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私が原田マハさんの小説を読むのは二度目。 マハさんの真骨頂は巡る季節の描写の巧みさだと勝手に思っています。春の暖かな陽気、夏の若葉、秋のキンモクセイに、冬のストーブ。 ケーキ屋「スイート・ホーム」を中心に廻る廻る物語を召し上がれ。 | ||||
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胸焼けするくらい甘いお話が詰め込まれています。 作者は「さりげない日常の中の幸せ」と仰いますが、とんでもない。 お話はどれもミラクル奇跡的な幸せ話です。 地味で控えめな 雑貨店勤めの娘の前に、突然 お洒落で素敵な独身商社マンが「あなたに会いにきていいですか?」と舞い降りてきたり。 老年の一人暮らしの女性が、身内のいる街に転居したとたん、家族はもちろん ご近所にも友達いっぱい。仕事も趣味も充実しまくるなんて。 幸せのオンパレードで胸焼けします。 失恋したり、怪我したり…ってことも、結局は幸せ話の伏線でしかありません。甘さを引き立てる塩味ですね。 大人向きの童話といった感じ。 自分にも家族にも心配事が何一つない人が、夜 布団の中で読んでから寝るのにちょうどいい本です。 | ||||
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大好きです 図書館で借りて読み好きすぎて手元に置きたくて買いました ほっこり温かい気持ちになりますしケーキが食べたくなります | ||||
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筆者の独壇場である「歴史さかのぼり系学芸員巻き込まれ小説」ではなく、やわらかい関西弁圏の温かい作品集です。こんな時代だからこそ何も起こらない平凡で当たり前の家族と暮らしこそが最上の贅沢であるということに改めて気づかせてくれました。 伏線、どんでん返し、裏切り、悪意などは一切排除されていますので、物足りないと感じるかもしれませんがたまには安心して読める「人情噺」も必要だと思いました。自分も含めて読者も善人であることを確信できました。 | ||||
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原田マハさんの本は読むとウキウキしてきます。これからも順次読んでいきたいと思ってます。 | ||||
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題名の通り、スイートホームの人々の暮らし模様を覗くことができる。 すごく素敵な物語でひとりひとりの個人に人生を持たせている。 ただ、やや物足りなさは感じた。キラキラし過ぎて眩しい。箸休めしたいときにおすすめ。 | ||||
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著者の作品はアート関連が好きで何作も読みましたが、それ以外のジャンルはいまひとつという印象があったのですが連作短編だというので興味を持ちました。 絵に描いたような幸福。 大金持ちになるわけでもなく大波乱の恋愛があるわけではないですが、心温まる家族とそれを取り巻く人たちを描くハートウォームな世界です。 主人公を変えて同じ街が描かれる連作です。 『サザエさん』と同じように悪人は出てきませんし、悪意や嫉妬とも無縁。片思いあり、両思いあり、失恋あり、受験あり。そして結婚式もあり。 こんな恋、とても素敵と思ってしまいます。 長女の婚約者がやってきて挨拶する場面では思わず目頭が熱くなるほどです。 看板娘が増え、家族が増え、常連のお客さんが増え、眩しいばかりの幸福な、球体のような世界が次第に膨らんでいきます。 全体はキンモクセイのみかん色が基調になっています。お店のロゴもみかん色。 バターの香りとバニラの香り、そして季節にはキンモクセイの香り。 家族揃って毎年同じ場所で記念撮影する場面は『浅田家!』を思い出します。 この世界の住民になりたい、そう思わせる作品です。 アートが全然登場しないなと思ったらボッティチェリの作品のタイトルと同じ作品が最後に登場します。 余談ですが作者の名前「マハ」の由来は以前インタビューで「いつも忙しくマッハでうごいているから」とおっしゃっていましたが、たぶんゴヤの作品を意識されているのだと思います。 | ||||
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楽しんで読みました。 | ||||
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阪急沿線というので、つい有川 浩「阪急電車」をイメージして手に取りました。 ストーリーは本当に素直で、伏線もなく。 もう少しドラマが欲しかったと思ってしまいました。 | ||||
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