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同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃ての評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.08pt | ||||||||
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全428件 381~400 20/22ページ
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| 独ソ戦おける女性スナイパーについての話。基本的にはリアリティがありよいとおもう。 以下ネタばれ含む。 ただ、主人公がいきなり(少なくとも自分にとっては)襲われる女性の権利のほうを敵軍より優先するようになる。いや、犯された敵国人(この場合はドイツ人だが)に共感するのは無しではないだろうが、戦争中でありとあらゆるひどいことがそこらじゅうで行われている状態で突然敵に味方するというのは極めて不自然だし、その理由(例えば自分が襲われたため敵味方問わず許せないなど)の説明もない。なので読後感があんまりよくなかったんだよね-。 | ||||
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| これは、、、本当にすごい!作者さんは知らなかったけれど話題の本なので購入。第二次大戦時のソ連で、村人と家族全員をドイツの敗戦兵に虐殺されたヒロインの少女。助けに来たはずのソ連赤軍の女隊長は全員の遺体と村全体に火を放つ様に指令し、唯一の生き残りのヒロインに「敵を殺すか、死ぬか」と迫る。家族を殺されたドイツと、村を燃やし尽くした自国の女隊長への殺意だけを糧に、狙撃手として生きていく物語。狙撃手として、女兵士として、国とは、敵とは、狙撃とは。そして戦争後の生き様とは。複数の視点から進む展開は必読!98/100 | ||||
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| とにかく完成度の高い1冊です。これがデビュー作とは信じられません。確かな筆力によって紡がれた物語が読者をその世界へと引き込み、提示されるテーマ・問いについて深く考えさせます。題材に興味のある方でなくとも読書を愛好される方であれば是非手に取っていただきたく思います。 描写に関して歴史的観点から幾つかのご指摘をされている方もいらっしゃいますが、少なくとも僕が読んだ限りでは史実と異なる、あるいは矛盾するような箇所は見受けられませんでした。それどころかむしろ歴史的考証の綿密になされた作品であり、作者の歴史に対する真摯さが反映されているものであるとさえ感じました。女性兵士だけで編成された狙撃部隊というのも史実においても東部戦線では多数のソ連の女性たちが赤軍の兵士として戦ったこと、その中には作中にも登場するリュドミラ・パヴリチェンコのような女性狙撃兵もいたことを考えれば不自然なものではないように思います。 | ||||
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| リアリティーのある戦場描写と、人間関係の描写が読みごたえあり。ただ、戦場の雰囲気は、戦争映画に馴染みがない読者にはイメージしにくいかもしれない。秀逸な物語で、アニメ作品にしたら良いのでは? | ||||
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| 昨今のウクライナ情勢を考えるにあたり参考になるという情報に誘われてただの資料として読んだつもりですが引き込まれてしまいました。寝不足になってしまいました。ロシア、ソ連が何を考えているのかなぜ軍事大国なのかいろんな国を迎合?統合したがるのか。北方領土を返してくれないのか。英国は香港帰したよね。過去の戦争の辛酸が影響していたのかと。第2次世界大戦の事をロシアでは大祖国戦争というのだそうです。ドイツのファシズムを解放したのはソ連であるという自負があるのだそうです。どうしても米英の影響を受けていてアメリカは正しい、ロシアは悪というように考えがちですがロシア側からの視点で考えることも重要であると思いました。というのが何かの受け売りですが、ドイツ軍の理不尽な村へ虐殺、あの時代にソ連では若い少女の部隊が実際に活躍したという事実。こういう小説がでないと広く一般の方には知られない内容ですね。とても興味深い内容でした。映画化も良いのでは無いでしょうか。 | ||||
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| ヨーロッパ戦線に関しては全く疎い人間なので、 大木毅氏の「独ソ戦」を読んでからこの作品を読みました。 実在した人物を登場させ、できる限り史実に則って書かれたと言っても、基本は創作です。 最後は面白いか面白くないかで判断されるべき作品でしょう。 結論として、私はおもしろいと思います。 冒頭の「ガソリン」に反応しているレビュアーが何人かいらっしゃいますが、 確かに当時のトラックなどが軽油ではなくガソリンを携行している可能性は低いですし、 着火の危険度から言ってもおそらくご指摘の通りなんでしょう。 ただ、作品の価値を語るには些末すぎる指摘かと思います。 それよりも、どなたかが丁寧に解説してらっしゃるように、 「現代の視点で描かれている部分があるのではないか」という印象を受けます。 少々論説的と感じる表現が、さほど多くはありませんが散見されました。 また、「独ソ戦」の後に続けて読むと文章がやや幼く感じ、 初めのうちはライトノベルに近いイメージを持ってしまいました。 ところどころに難語と言えそうな漢字を配置するのも、 著者がその辺を意識しているからなのかもしれません。 星一つの減点はこれらに起因しています。 フェミニズムに触れるレビューもありました。 確かにこの物語の一つの骨子となっているのは間違いないでしょう。 しかしながら、普段の生活で、性的暴行事件のニュースに対する 自分の女房の反応などから常々思い知らされるのですが、 「強姦は万死に値する罪」と感じる女性がかなり多い、 いや、大多数と言ってもいいのではないでしょうか。 残念なことに、我々男性はそれを肉感といえる程には理解できない。 ですから女性が快哉を叫びそうなこの作品のクライマックスを、 すんなりと受け入れられない男性が多いのかもしれません。 もはやフェミニズムという言葉を超えた「人間の常識」と考えれば、 こういう設定も充分アリなのではないかと私は感じます。 | ||||
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| 面白かったですよ、売れるのも頷ける。 ラストのイェーガーとの勝負はもちろん、残忍な方法では無くヒルが耳から入って…と、 心理的拷問で自白に追い込むシーンなど、息詰まる攻防がてんこ盛り。 書籍なのに、映画さながらの映像として残るシーンが多々あった。 ちなみにそういった名シーンがあるかどうかは、物語以上に重要な気が。 たとえばETの自転車で空を飛ぶシーン。 ロッキーの、リンカーン記念堂で両腕を突き上げ雄叫びをあげるシーン。 ラストエンペラーで、玉座に隠したコウロギを皇帝だった証として取り出すシーンなど。 結局書籍も同じで、名作の条件は物語よりむしろ名シーンだと思うし。 また、20年以上前にジュード・ロウ主演「スターリングラード」を見た際、前線の兵士を 後ろから煽り、少しでもひるむと容赦なく撃ち殺すソ連軍将校?が、何とも衝撃的だった。 本書ではNKVDのオリガが重要な役どころで登場するが、当時ソ連の見方兵士に対する残忍性、 良く言えば徹底ぶりがオリガのキャラクターから垣間見られ、映画スターリングラードの 衝撃シーンが、20数年を経て腑に落ちた。 最後に蛇足だが、本書の装丁。 評判が良いから手に取ったものの、いかにもライトノベルっぽい少女のイラスト。 書店で本書を見かけても、前情報が無ければ間違いなくスルーだったろうな… | ||||
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| この作品がデビュー作と言う末恐ろしい新人作家の戦争巨編です。見事な構成と展開、緻密な人間描写、確固たる歴史観に酔いしれるままにラストページまで一気に読ませます。読書ってこんなに楽しく心を熱くしてくれる体験なのだと、久しぶりに思い起こさせてくれました。知人達にもこの本の話をしまくっています。読書好きなら必読の1冊です。 | ||||
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| 史実にフィクションを混ぜてエンターテイメント小説にし、戦争もの、しかも外国モノを読まないような方々に読ませたいという意図なら十分成功したと思われる。 文体が幼稚だが、それも今風だから、受け入れられるだろう。ライトノベルからのステップアップくらいの中高生でも、ちょっとした専門用語を調べれば面白く読めると思う。 女性が蹂躙されるという戦争の悲劇、果たして男性の何割が親身に痛みを感じられるだろうか。 いくら啓蒙しても平行線な気はする。 | ||||
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| ラジオで書評を聴いて衝動買い、大正解でした。女性スナイパーなんてフィクションかと思いきや、当時のロシアには実在したのですね。主人公の心理描写とストーリー展開が素晴らしく、一気に引き込まれました。最終戦の展開は圧巻。本屋大賞有力なのでは。 | ||||
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| 星一つのレビューをざっと読んだが、すべていちゃもんレベルなので無視してよい。噂通り圧倒的な筆力で一気に読ませる。登場人物のキャラ設定や死に時、死に方が見事である。凡百な作家なら主人公は敵方(特に彼)へもっと感情移入しただろうが、最後までドライなのも素晴らしい。既に活躍中の作家でも、この水準の冒険小説を書ける人が日本に何人いるだろうか? 以下、ややネタバレ。 この手の小説にお決まりとなっているプロローグ、これは不要ではないか?芝居のカーテンコールみたいで興醒めだし、たいした情報も入っていない。戦時中の場面で終わっていたら文句なしの星5つだったが、問題提起のため1つ減らさせていただく。それにしても見事な作品でした。 | ||||
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| まず、言えるのは読むか読まないか迷ったら読むべしです! 独ソ戦と言う第二次世界大戦でも、最も犠牲者が出た戦いを舞台に主人公の少女が復讐だけを目的に優秀な狙撃兵になる。特に後半パートの盛り上がりはクライマックスがなんたるかを分かった作り方。 新人とは思えない修悦さ。だけど大まかなストーリーの流れは受賞作としてのセオリーを抑えてますね。 それにしてもアガサ・クリスティ賞ってカバーする範囲が、意外と広いんだなと。 昔、クリスティの本を読みまくった私は何となく思いました。 | ||||
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| テーマは重く長い作品ながら少女が主人公であることが軽やかさにつながるのかスラスラと読ませる。もちろんそれだけの文章力と構成力があり、文学作品を思わせるようなところもある。長いのが少し気になるところもありつつ、終わって欲しくない思いもありつつ楽しませてもらいました。 | ||||
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| まだあまり読んでいませんが リアル感があります。 描写が迫力あります。 | ||||
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| 展開が早くどんどん先を読みたくなります。主人公とともに戦争の悲惨さ、凄惨さも疑似体験していくことになりますが、重く感じる前にテンポよく引っ張られていました。 | ||||
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| 本書は、ドイツ軍・ソ連軍合わせておよそ3000万人という戦争史上最大の死者を出した「独ソ戦」を舞台に、セラフィマという一人の女性狙撃兵の視点で描かれた戦争史である。 セラフィマとその周りを取り巻く多くの登場人物は架空の人物であり、撃つか撃たれるか、殺すか殺されるかなどといった戦争におけるミクロな戦闘描写は、主にこれら架空の人物同士によって描かれる。 一方でヒトラーやスターリン、確認戦果309名を射殺したソ連最高の女性スナイパー「リュドミュラ・パヴリチェンコ」など、実在した人物も登場する。 またドイツの急襲による戦争の開幕から、苛烈を極めたスターリングラード攻防戦、クルスカの戦い、ケーニヒスベルグの戦いなど独ソ戦におけるマクロ的な流れは史実に則っており、フィクションとノンフィクションを巧みに交えて描かれた長編小説だ。 この作品の魅力を一言でいうと 「一兵士の視点で戦争のリアルを知れること」だと思う。 ソ連の平和な村で育った主人公・セラフィマは、突如村を襲ったドイツ軍によって唯一の家族である母や村の人々などすべてを失う。 そこに救援に来た赤軍(ソ連の陸軍)の女性教官長イリーナに拾われ、狙撃兵として育てられるところから物語は始まる。 読者はこのセラフィマの視点で数々の戦場を共に巡ることになるが、常に死と隣り合わせである戦場の緊迫感や、戦車の砲弾や戦闘機による一斉掃射、手榴弾などによっていともたやすく命が奪われていく無慈悲さなど、戦争の血生臭さをその場にいるかのように感じさせられる。 兵士一人ひとりの心情描写には「きっと自分が戦場に立ったらこんな気持ちになるんだろうな…」と思わせられるし、舞台となる戦場の情景描写は、読者の頭の中にリアルな戦場を浮かび上がらせる。 それほどに的確で生々しい文体、表現で描かれており、教科書的に知っていた「戦争の怖さや虚しさ」というものを、より深堀りして色付けしてくれるような作品だ。 反面、女性狙撃兵たちのシスターフッド(女性同士の絆)や、戦場で急きょ共同戦線を張ることになる男兵士たちとぎこちなくとも打ち解けていく様子など、緊迫した状況の中にもほろっとさせられる場面もあり、長編にも関わらず絶妙な緩急で最後まで飽きずに読ませてくれた。 (”緩”と”急”の割合的には1:9ぐらいだが…笑) 学生時代は社会科科目は並べて大嫌いだった自分だが、本小説を読み進める上でわからない戦争の名前や兵器の名前をひたすらググって調べたおかげで、独ソ戦や第二次世界大戦に興味を持てたし少し詳しくなれたのは良かったなと思う。 世界史好きならぜひ読んでほしいし、逆に自分のような歴史を避けてきた人間でも没頭して読める小説だと思う。 アガサ・クリスティー賞史上初の、選考委員全員が5点満点をつけたという本作品。 気になった方はぜひどうぞ。 | ||||
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| 巻末の参考文献一覧を見て驚いた。物語に登場する、凄腕女性スナイパーのリュドミラ・パヴリチェンコが実在の人物だったとは。 ヒロインのセラフィマは、侵攻してきたドイツ軍に故郷の人々を皆殺しにされた。そこには母親も含まれる。ドイツ軍を追い払った赤軍の女兵士・イリーナに「戦いたいか、死にたいか」と問われる。村を焼き払われると知ったセラフィマは、ドイツ軍とイリーナへの復讐のため、狙撃兵養成学校に入学する。 厳しい養成学校の課程を終えてすぐに、セラフィマたちは戦場に送り込まれる。激戦地を転戦するうちに、戦友は一人また一人と死んでいく。それも無残な死に方で。圧巻はスターリングラード攻防戦だ。数滴に劣勢な部隊は、相手のスナイパーと駆け引きをしながら体勢の挽回を図る。そこで、母親と村人の敵である、ドイツ軍スナイパーと交戦するのだが……。 ケーヒニスベルク包囲線を含め、真に悲惨な戦いとはどういうことかをリアルに描いている。また、戦後の期間兵士のPTSDについても具体的に述べている。いったん戦争が起きれば、このように悲劇的な事態を生ずる、というのは、朝鮮戦争、ベトナム戦争、アフガニスタン戦争を通じて、世界は知っているはずなのだが、未だに戦火が収まる気配が見えない。戦争の無意味さを問うという意味でも傑作と言えると思う。 | ||||
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| 読み始めたら圧倒的にに引き込まれた。読後感といい、今までのアガサクリスティー賞の中でも抜きん出ている作品!独ソ戦、当時のソ連の女子狙撃兵等の設定に日本人には馴染み難い点があるかもしれないが、岩波新書などで「独ソ戦」がベストセラーになる昨今なら特にとっつきにくいとは思わないし、他の類似する作品賞受賞作品など足元にも及ばないエンターテインメント性、ストーリー制どれをとっても素晴らしい。次回作を楽しみにしている。 | ||||
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| 戦争ものが好きなため、読んでみました。 結論、とてもおもしろいです。物語としてスラスラ読めるし、表現も難しくないためおすすめです。 第2次世界大戦時のロシア (ソ連)の状況などはよく知らなかったが、とても解像度が上がった。 特にスターリングラードでの戦争シーンは緊迫した状況がとてもおもしろい。 終わり方や要所要所の表現に少し幼さを感じたが、全体的に面白いです。 | ||||
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| 自分はソビエトロシアの歴史が大好きです。 本作品はソビエトを舞台にした少女達の冒険活劇です。 非常に楽しくのめりこんで読むことができました!個人的には大満足の作品です。 ただ、いわゆる日本のアニメ文化的な感性を全く受け入れられない方には不向きかなと思います。 そのような批判も見られますが、小説なんて言ってしまえば作者のエゴ、そうであるべきと思います。 歴史書ではないのですから。 | ||||
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