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火喰鳥: 羽州ぼろ鳶組
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火喰鳥: 羽州ぼろ鳶組の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全40件 21~40 2/2ページ
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個性豊かな人々の話を魅力的に描き、次がどうなるのかと読まずにいられなくなって、一気に読んだ。 | ||||
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火喰鳥の二つ名、武家火消しの源吾が主人公。 伝法口調で無頼っぽい割に、繊細で。江戸一の火消しと言われたことも今は昔。五年程前の事件が元で、火を、人を助けられぬことを、恐れる様になった源吾。とある縁から羽州ぼろ鳶組を率いることになり。一人一人頼れる仲間を集め、青瓢箪達を鍛え、日々火に立ち向かい、火付けと戦いつつ、悩みつつ、再生していく物語。 元力士の力持ち、男前な軽業師、引き籠りのクオーター、などなど、脇を固める役者達も、ちゃんと描かれて魅力的です。 凄まじい吝嗇家の妻、深雪がいい味出してます。 | ||||
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血湧き肉躍る感じのワクワクしながらも、キュンとなるストーリー。大好物のストーリーです。 | ||||
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同じ作者の「ひゃっか!」という作品がとても面白かったのでこちらも読んでみました。 「ひゃっか!」と全然文章の感じが違い、なんとなく読みづらかったです。 登場人物も誰が誰だか把握しづらいし、人を募集して、火消しの組織を作るところから物語が始まるので、組織の話や、数字の話ばかりが出てきて、ちょっと退屈してしまいました。 | ||||
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襤褸を着てても心は錦。「羽州ぼろ鳶組」との蔑称はいつしか賞賛の色を帯びはじめる。時の老中田沼意次、火付盗賊改方長谷川平蔵宣雄、役者はそろった。火事と喧嘩は江戸の華。命を救うが火消の本分。新庄藩火消ぼろ鳶組頭取松永源吾久哥、人呼んで「火喰鳥」の心は熱く、風読み加持星十郞、新庄の麒麟児鳥越新之助、壊し手組頭寅次郎、纏番組頭彦弥と多士済々の心に火をつける。ぼろ鳶組の面々の八面六臂獅子奮迅の大活躍は読者の心にも火をつけずにおかない。ぼろ鳶組よ、存分に火を喰え! 昂奮必至、滅法界おもしろい時代小説だ。 | ||||
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積読になっていたのですが、直木賞候補になったということで読んでみました。 目のつけどころはいいのですが、なにもかもリアリティがありません。シリーズ化していますが、ファンが多いのでしょうか。残念です。 | ||||
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今村翔吾の『羽州ぼろ鳶組シリーズ 』 を読みました。 江戸時代の火消しを主人公にした物語だが、大変に面白い。 かつて江戸随一の火消として、"火喰鳥"の名を馳せた男・松永源吾。しかし、ある火事をきっかけに、定火消を辞し浪人として不遇をかこつ日々を送っていた。 そんな折、羽州新庄藩から召し抱えられ、藩の火消組織の再建を託される。少ない予算で立て直しを図ったため、鳶人足は寄せ集め、火消の衣装もぼろぼろ。江戸の民からは「ぼろ鳶」と揶揄されることに……。 いわゆる、江戸時代の火消しというと、町火消しを思い出すが、それ以外にも大名火消し、定火消しなどもいろいろあった事が良くわかって、それだけでも面白い。 第一作『火喰鳥』では、後のぼろ鳶組で主力となるクセ者を集めていく物語。元力士、軽業師、天文学をきわめた男など、一風変わった男たちが松永源吾の下に集まってくる。 第二作『夜哭烏』では、火消したちの妻女を誘拐し、活動をできないようにし、明和の大火を起こした一味とその背後にいる者を描いている。 第三作『九紋龍』では、火付けをし、その混乱に乗じて、押し込み強盗を働く千羽一家なる、盗賊とその一味と因縁のある火消しとの話。源吾の妻、深雪の思わぬ活躍にも喝采したくなる。 いずれも、火消したちの矜持に思わず、涙する作品になっている。 印象的なのは、田沼意次の描き方。田沼意次というと、(昭和二十年代生まれの)我々の時代では、贈収賄が横行した時代を作った人物として描かれることが多かったが、本シリーズでは重商主義政策によって、繁栄をもたらした、開明的な人物として描かれている。 | ||||
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まるで八犬伝のように、優秀な(だが一癖も二癖もある)仲間が集まってくる。 ワクワクしてページをめくる手が止まらなくなる。 | ||||
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江戸時代の火消したちの活躍を描いた作品。過去の傷を抱えて浪人生活をしている主人公の再出発の物語でもある。 主人公の松永源吾がいきなり出羽新庄藩に火消組織の再建役として召し抱えられたものの、少ない予算をやり繰りしながら、自分の手足となって働く魅力的な配下をスカウトする前半はかなり面白く、また火消しという独特の世界も興味深く、楽しく読むことができた。 ところが、メンバーも揃い、江戸を荒らし回る火付けの一味と対決する佳境に入ってから違和感を感じ出した。頼りない補佐役が急に頼もしく変貌したり、憎まれ役の家老がいい人だったり、冷たい妻の態度が唐突に主人公を思うようになったり、と全てがうまく調和的に進んで行く様が、なんとなく嘘くさく思え、実は途中からこのようになると予測もついてしまったからだ。 もう少し一人ひとりのキャラクターの心の動きをしっかり描いてくれると、もっと深みのあるよい物語になった気がして、残念な気持ちで読み終わった。 | ||||
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最初っから、すっごく引き込まれます。すっごくおもしろい!!で、泣いてしまう!!心意気がいい。深雪さんがかわいい。 | ||||
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泣きました。一気読み。お勧めです。深雪の可愛い様、愛おしく、良かった! | ||||
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感動した。 クライマックスは絶対に邪魔の入らないところで一人で読むことを薦めたい。号泣必至。思う存分泣ける状況で読むべし。 | ||||
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出た順番を揃えず、あるものから読んだが改めて、3巻を出版順に読んでも問題は無いと思います。次に繋がる終わり方なので、4巻5巻と続くことを願っています。 | ||||
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火消しを題材にしたのは素晴らしいと思いましたが 他の方が書いている疾走感は良くわかりませんし、科学的知識を使用した火付けの描写は無理がないでしょうか。 時代小説をうたったファンタジーですね | ||||
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火消(消防士)という、時代小説として、クローズアップされているテーマではないのだが、 一旦、この小説の世界に入り込むと、新鮮なだけに、面白くて勉強にもなる。 低予算の中、急ごしらえで、作られていくチーム「ぼろ鳶」と、その活躍、 主人公の火消への情熱とトラウマ、そして甘く辛い夫婦の関係、 狐火の犯人を追うサスペンスも入っており、全く飽きさせない。 教養的な要素も入ったドラマとして、NHKの夜のミニ時代小説ドラマでやりそうだが? 本作がデビュー作とのことだが、今後も楽しみな作家である。 | ||||
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江戸時代の火消し、しかも普通は町火消しをテーマにするのに、武家の火消しが主人公。キャラクター設定のうまさ、江戸時代の基礎知識の混ぜられた面白くてためになり、感動する作品。映画化したい!! | ||||
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時代小説というだけで実はあまり気は進みませんでした。 なぜなら個人的にですが描写や感情移入がしにくいと思い込んでいたからです。 知人の勧めで手に取って読んでみるとあれよあれよと読み進めてしまいました。 難しい表現は最小限に抑えられており、登場人物の描写が丁寧に描かれていました。 多くのキャラクターが登場するも、「このキャラは何を考えているのだろうか?」としっかりと興味関心を抱かせる内容になっていました。 加えて「火消し」というあまり触れない、馴染のないテーマですが、人物描写とのバランスがよりよく描かれ楽しみながら読了ができました。 今後展開ももちろんですが、続編や各キャラクターに焦点を当てたストーリー展開もできそうだと読者ながら勝手に楽しみにしています。 普段あまり時代小説を読まない方でも楽しめる一冊かと思いました。 | ||||
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出羽新庄藩の松永源吾 この男別名「火喰鳥」 江戸随一の火消しと呼ばれた男 今村翔吾さんが作り上げた魅力あふれる主人公 そしてこの作品に込められたほとばしる熱気に引き込まれます! 七人の侍を思わせる仲間集め 辛い過去を持つ男と支える妻 燃え盛る火 飛び込む男 速度 迫力 男気 熱気 読みながら次々と脳裏に浮かんでくる映像 映像化されるのが楽しみになる作品です! | ||||
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興味がわく題材ではなかったため、読みづらかったです。ダラダラと描かれている印象があるため、もう少しスピード感があれば読めたかもしれないと思います。 万人受けするものではありません。 | ||||
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序章からグイグイと引き込まれる緊迫感。 火消し頭の傍らで火災現場に居合わせているかの様な映像が目の前に広がり、炎の熱気さえ伝わってくる。 様々な天災に見舞われる現代、いい加減にしろと神様の横っ面を殴ってまで現れるヒーロー達の姿に涙が止まらなかった。 一気に読み進んだが、もう1度2度、ゆっくりと読み返したい一冊だ。 | ||||
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