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(短編集)
血は冷たく流れる
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血は冷たく流れるの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.71pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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異色作家ロバート・ブロックの短篇集で16篇を収録。 元はラブクラフトの弟子で、その後独自の境地を開拓、特に「サイコ」はその後のサイコ・スリラーの先鞭をつけた偉大な業績のある人ですが、この短篇集に収録されている作品に関して言えば、面白い物もあるけど、それほどでもない物もあり、玉石混交の感は否めないと思ったのも真実でした。 とはいえ、独特の文章は読む価値はあると思いますし、「サイコ」の流れを汲む作品も読む価値のある物だと思いました。 本国の方では、多分全短編を網羅した全集等も出版されていると思いますが、日本でも大体の作品が読める様になると嬉しいです。 異色作家の短編を集めた作品集。機会があったら是非。 | ||||
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『サイコ』の原作者、ロバート・ブロックの短篇集。彼をポーの衣鉢を継ぐものとして認識しているファンであれば必携の1冊です。そして、ブロックの作品を評するのに多くの言葉はいらないでしょう。美しい。この一言に尽きます。 | ||||
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本のタイトル通りですね!ひやっと来るような作品ばかりです。 けれども、文章が上手くてどれもストーリーに引き込まれます。 一見西部劇時代のお話な『野牛のさすらう国』は現代の人にこそ読んでほしい作品でした。 お気に入りは『フェル先生、あなたは嫌いです』です。こういう形の物語ってこの時代からあったんだなって。 | ||||
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芝居をつづけろ 治療 こわれた夜明け ショウ・ビジネス 名画 わたしの好みはブロンド あの豪勢な墓を掘れ! 野牛のさすらう国にて ベッツィーは生きている 本音 最後の演技 うららかな昼下がりの出来事 ほくそ笑む場所 針 フェル先生 あなたは嫌いです 強い刺激 以上の16短編が収録されています。ホラーよりのミステリーが多いように思いますが、中には戦争に対する批判を暗に提示している話も。どことなくブラック・ユーモアが効いた文章と最後の1行がとてもいい味を出していて、どの物語も全体が締まって見えます。セリフ運びのテンポも良くて素晴らしいです。 | ||||
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芝居をつづけろ 治療 こわれた夜明け ショウ・ビジネス 名画 わたしの好みはブロンド あの豪勢な墓を掘れ! 野牛のさすらう国にて ベッツィーは生きている 本音 最後の演技 うららかな昼下がりの出来事 ほくそ笑む場所 針 フェル先生 あなたは嫌いです 強い刺激 以上の16短編が収録されています。ホラーよりのミステリーが多いように思いますが、中には戦争に対する批判を暗に提示している話も。どことなくブラック・ユーモアが効いた文章と最後の1行がとてもいい味を出していて、どの物語も全体が締まって見えます。セリフ運びのテンポも良くて素晴らしいです。 | ||||
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早川書房の異色作家短編集はミステリー好きにはたまらないラインナップですが、このロバート・ブロック篇に収められた短編の質は、そんな中でもかなり上位にくると思います。作家の阿刀田高氏が、この中の「ベッツィは生きている」のエンディングのうまさを誉めているのを読んで、この短編集を再読してみました。「ベッツィ」の最後は確かに見事ですが、ほかにもいい作品が多いです。多彩な題材がうまく料理されて、楽しめる仕上がりになっているものばかりです。「ほくそ笑む場所」という女子高生が主人公の作品は、確かテレビの「ヒッチコック劇場」でドラマ化されていました。昔「ヒッチコック劇場」のファンだった人なら、ここに収められた16篇のほとんどを満足して読み終えるでしょう。最近ミステリーを好きになったばかりで「ヒッチコック劇場」なんて知らない人でも、きっと楽しめると思います。改訂版が出てから四半世紀を過ぎても絶版にならず現役でいるという事実が、面白さを保証しています。 | ||||
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早川書房の異色作家短編集はミステリー好きにはたまらないラインナップですが、このロバート・ブロック篇に収められた短編の質は、そんな中でもかなり上位にくると思います。作家の阿刀田高氏が、この中の「ベッツィは生きている」のエンディングのうまさを誉めているのを読んで、この短編集を再読してみました。「ベッツィ」の最後は確かに見事ですが、ほかにもいい作品が多いです。多彩な題材がうまく料理されて、楽しめる仕上がりになっているものばかりです。「ほくそ笑む場所」という女子高生が主人公の作品は、確かテレビの「ヒッチコック劇場」でドラマ化されていました。昔「ヒッチコック劇場」のファンだった人なら、ここに収められた16篇のほとんどを満足して読み終えるでしょう。最近ミステリーを好きになったばかりで「ヒッチコック劇場」なんて知らない人でも、きっと楽しめると思います。改訂版が出てから四半世紀を過ぎても絶版にならず現役でいるという事実が、面白さを保証しています。 | ||||
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