■スポンサードリンク
海神
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
海神の評価:
| 書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt | ||||||||
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 21~24 2/2ページ
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 本作の最後にはフィクションと明記されていますので、これはあくまで、タイトル含めレビュアーの推認に基づく意見とお考えください。 本作は岩手県内にあるされる架空の島で起こった巨大な震災復興にまつわる不正が大きなテーマとなります。話は、復興を担ったNPOが復興資金を横領していたのではないかという場面から始まり、複数の登場人物の視点と時間を行き来し、展開していきます。 東日本大震災は多くの人を悲しませましたが、それに付け込んで私腹を肥やそうとする悪党が私欲を膨張させてやがては破滅するまでが非常に巧みに描かれています。 この作品最大の悪党「遠田」モデルは、岩手県山田町で事件を起こした旭川のNPOの元代表に着想があると推認できます。 →高校生の時の水難救助のエピソードや体格等の描写が本人と共通しています。また、実際に起こった内容と、本文内の事件内容の多くも一致か類似しています。ただ、作品中ではより非道な行いをする人物として描かれているので、モデルとして明示はしなかったかもしれません。 実際の作品もスピーディーかつスリリングでおすすめですが、事件そのものが気になってしまって、その後当時のネット記事や動画をあさることになってしまいました。 それくらいこの作品がリアリティのある魅力的なものだからかもしれません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 時系列がバラバラで読みづらい。なかなか読み進められなかった。没入感を求めていたので自分には合わなかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東日本大震災で被災した天ノ島のための復興支援金が不正に使い込まれているという疑惑が発生する中、様々な当事者たちの思いが錯綜していくミステリ。 震災後の2011年、少しずつ復興が進んだ2年後の2013年、震災から10年後で現在の2021年と3つの時間軸で、天ノ島出身で記者の菊池一朗、東京からボランティアで来た椎名姫乃、天ノ島で育ち元助産師で養護施設の臨時職員をしている堤佳代、この三人の視点から物語が展開されていく。 遠田、小宮山、江村といったNPO団体と名乗る男たちがどんなことをしてきたのか、過去や未来の状況を描きながら徐々に明らかになっていくのだが、震災の凄惨さや絶望感がこれでもかというくらい描かれており、その支援金の使い道をめぐって天ノ島の住民たちの怒りが爆発する様子が印象的だった。 どんな真実が隠されているのか楽しみに読み進めたが、正直「え?これで終わり?」という内容だったので拍子抜けしてしまった。 特にこれといった驚きの展開もなかったし、読後感もいまひとつだった。 本書で描かれていない2014年~2020年の姫乃や江村、菊池たちがどんな風に暮らしていて、どんな気持ちで2021年を迎えたのか、その心情も描いてほしかった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
|---|---|---|---|---|
| 東日本大震災の描写はいくつもの文献からと筆者の生の目で見た光景から目頭を熱くさせてくれた。今日は亡くなった人達が生きたかった明日なんだと改めて強く感じた。 実際の事件を元に物語は描かれており、時空の行き来がある構成もわかりやすく良かった。また、こんな悪い奴がいたのかと、憤りを感じるとともに、こいつにとっては自分が正義だと感じていたんだろうなと思う。立ち振る舞いや演説で、民衆をコントロール(洗脳)していったが、自分自身も知らないうちに悪い己にコントロールされてしまっていたのだろうか。肩を持つわけではないが、そんなことしかできない可哀想な奴でもある。 「震える天秤」のときも感じたが最後が怒涛の展開で、これで終わり!?と感じでしまった。もう少し、何かを感じさせてくれる最後が良かった。 こんだけのものを書ける染井さん、是非、もっと社会の闇に目を向けた、社会派ミステリーを期待したい。次回作、期待して待ちます。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!




