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(アンソロジー)
短編ホテル
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短編ホテルの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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ホテルを舞台にした短編集。普通の物語的な話を想像していたが、読んでみるとサスペンス、ミステリー、ホラー色の強い作品が多く、そっち系統の作品集として売り出しても良かったと思えるほどである。個人的に秀作だと感じたのが下村敦史氏の「聖夜に」。構成が巧みで話に緊迫感があり、ラストも綺麗にまとまっている。 ちょっと残念に感じたのが、作品の冒頭にある各作家の紹介文。文学賞の受賞歴がズラズラとたくさん書かれ、それが紹介の大半を占めている。誰が何の文学賞を取ったかなどというのは(関係者にはそれなりに大事かもしれないが)一般の読者にとってはどうでもよいことである。受賞歴をしつこく書き連ねて作家の紹介をしたような気になっている編集者は、センスが悪いとしか言いようがない。もし作家の紹介をするなら「この作家はこういう分野に精通していて、作風にはこういう特徴がある」というようなことを書いてくれたほうがずっと有難い。 | ||||
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