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紗央里ちゃんの家
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紗央里ちゃんの家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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独特な感性を持つ主人公、絆がどうとか家族がどうとか腕が一本みつからないとかドメスティックで狂気的なストーリー、ひとり言みたいな支離滅裂で痛々しい会話、など、00年代に流行ったビジュアルノベルゲーみたいな雰囲気があの時の感性を呼び起こす、ちょっと懐かしげな小説ですね。 親戚の家がただごとじゃなくなっている悪夢感はすごく良くてぐいぐい読めるのですが、半分くらいから主人公への「けっきょく何がしたいんだコイツは」って感情と、変な擬音や変な会話のレトリックを過剰に多用しすぎて稚拙に見えてしまうのが残念ですね。 電話のパートみたいな異なる視点の描写を発展させていけば、ぐぐっと物語に厚みに出たと思うのですが。殺人自動販売機とは一体……。 | ||||
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少女庭国がすきなので読んでみました。作家の特性がわかる一冊かと思います。 描写のきもちわるさや物語全体に漂う理不尽な雰囲気が持ち味かと思うので、そういうのが苦手な方にはいまいちかと。 | ||||
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購入し読み始めたものの、気持ちが悪く読み進めることができない。 きっと好きな人は好きなのだろうと思うが、私はKindleから消したいくらい嫌だと感じます。精神を病みそうな…。 はじめて読む作家だが、どういう人物なのか気になる。 いつか読める日が来るだろうか。 | ||||
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うーん(笑)ただただなんで?・・・気になるなぁってラスト楽しみにしていたけどラストも結局、うやむやでご想像にお任せって事?正直、微妙でした。 | ||||
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狂気が狂気を描く、といった感じの本作。 まともな(=世間一般でいう“正常な”もしくは“普通の”)人間がまるで出て こないのである。 死体と思しきものを見つけても、恐怖を感じない主人公の少年。 明らかに精神を病んでいる叔母と叔父。 まわりの異常な事態にも平然と構えている少年の父親。 少年に何かと相談をされる、少年の姉。 唯一まともに近いとすれば、それは本作中に深く関わってこない少年の母親だけだ。 だから、これはまともな観点から読んではいけない作品であると思う。 「自分は今、一人の異常者なのだ」と思って読み進めてみれば、グロテスクな表現に しろ汚物や死体の描き方にしろ、さほど気にならないのではないかといった具合だ。 本作が何を訴えたかったのか。 それは最後まで読んでもなかなか理解し難いものであった。 だが、その『理解し難い何か』こそ、ホラーというジャンルの重大な要素であるよう に思うし、そういった意味では、本作はまさしく『ホラー』であると言えよう。 文章表現にしては、作者はかなり独創的な発想の持ち主である。 句読点の使い方や行間が、キャラクターに独特の“気持ち悪さ”を与えている。 まるきり句読点を打たずに文章を繋げる部分が多々あり、それはそれで読みづらい点 でもあったのだが、この手法は本作をホラーに仕立て上げる上で重要なファクターだ ったのだろう。 全体として評価を低めにつけたのは、本作が『ホラー小説大賞・長編賞』を受賞した 作品であるからである。 できればもう一歩、このレベルからの脱却をして欲しい。 | ||||
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