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紗央里ちゃんの家
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紗央里ちゃんの家の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点2.60pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全52件 1~20 1/3ページ
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私は評価する。 この世の全てに因果関係や意味があるとは思えない。むしろ無いことの方が多い。 無意味だと分かっていながらもなんらかの物事に意味もなく費やす時間は、誰しもあると思う。 こう言った意味のなさ、他のレビュワーのいう「まとまりのなさ」を含め、人は目からこぼれ落ちるが確実に存在している。 まとまりのない、無意味とも受け取れる文章、出来事、現象。その推移。 有意義でも有益でもない、なんの特にもならない。それが良い。そこを評価したい。無意味な行為(今作品)を大の大人が書いたり評価したりといった具体的な工程に敬意を表する。 あと表紙は、福満しげゆき版の方が良かったと思う。なんで変えちゃったんだろう。 | ||||
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読んでいて強烈な違和感、もやもやした気持ちにさせられる。おかしいんだけどそれが普通のように進んでいく感じが、悪い夢をみているようで好きです。 と思えば、人間関係の話などはハッとするほど核心を突く内容だったり、「雨が迫ってくる」など情景描写が優れており引き込まれました。でたらめな狂気でなく、文章力のある方が絶妙に変な話を描いていると感じました。受賞作なのも頷けます。 こういった脈絡があるようなないような作品はなかなかないので、良い本と出会えて嬉しいです。 作者さんの他の作品も読んでみます。 | ||||
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独特な感性を持つ主人公、絆がどうとか家族がどうとか腕が一本みつからないとかドメスティックで狂気的なストーリー、ひとり言みたいな支離滅裂で痛々しい会話、など、00年代に流行ったビジュアルノベルゲーみたいな雰囲気があの時の感性を呼び起こす、ちょっと懐かしげな小説ですね。 親戚の家がただごとじゃなくなっている悪夢感はすごく良くてぐいぐい読めるのですが、半分くらいから主人公への「けっきょく何がしたいんだコイツは」って感情と、変な擬音や変な会話のレトリックを過剰に多用しすぎて稚拙に見えてしまうのが残念ですね。 電話のパートみたいな異なる視点の描写を発展させていけば、ぐぐっと物語に厚みに出たと思うのですが。殺人自動販売機とは一体……。 | ||||
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結末は沙保里は生きていてずっと車に隠れていて、死んでたのはおばあちゃんだった。 文章は怪文書でつまらない。 | ||||
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怖くも気持ち悪くもなんともない小説。暇つぶしにはなりますがもう一度読もうとは思いません。 | ||||
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微妙な文章、ただ気持ち悪いっぽい表現、中身のない物語 | ||||
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文章が破綻してるのは演出として、 支離滅裂な内容も演出として、 ほぼ展開のないストーリーもそういうものとして、 感情移入できない登場人物もそういうものとして、 投げっぱなしで終わるオチ(オチてない)もそういうものとすると、 はたして何を面白がればいいんだ? 破綻した展開と乱用されるグロ表現や電波なワードにムカムカしながら、最後には何かしら真相がわかるカタルシスを期待しながら読んだのに、 結局伏線とかもなく、混沌とした展開を放り出していきなり終わったのでげんなりしました | ||||
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とても素晴らしそうな賞を受賞していたので、少なくない期待と共に購入。読み初めから『?』的な違和感を拭えず、この違和感も伏線かな?と取り敢えず読み進め、そのまま読み終わってしまった…。ただ気持ち悪そうな単語を使ってみただけで本の厚みを確保してる感じしか感じなかった。ホラーってこれでいいのかな? ただ一番の恐怖は、この本に金を払い自分の貴重な時間を使ってしまったことが恐怖でした。 そうゆう意味では、皆さん!この本怖いですよ!! | ||||
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2006年第13回日本ホラー小説大賞長編賞 この小説は本当に酷いです。 文章が稚拙で読みにくい。 また内容も不快で意味不明です。 読んだ事を後悔したホラー小説でした。 そう言う意味で歴史的な作品ですのでレビューしました。 ホラー大賞は該当作品なしの年が多いのですよ。なのにこの作品がホラー大賞受賞した事でホラー大賞を信じられなくなりました。選考された事がホラーです。 この作品でホラー大賞を受賞してデビューした矢部先生は当時まだ現役の大学生だったのですね。文書が稚拙なのも理解出来ます。 個人的には日本ホラー小説大賞長編賞は貴志先生の『黒い家』など大賞作品に相応しいと傑作と思いますが、歴代ホラー大賞も残念な作品も多いですね。 レビューを読んで頂きありがとうございました。 追記 この作家さんの『少女庭国』は読者を選びますが独創的で良い作品だと思います。 | ||||
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この作者さんの「魔女の子供はやってこない」が好きで、この作品も読んでみました。 感想を一言で言うなら「アホな家族の夏休み」って感じ 登場人物全員アホ。ホラーというより、ギャグでは?って感じ。 腕とか指とか、いわゆるグロテスクな表現はあったけど、ホラー感はない。「次のページを見るのが怖い」と言う感情は一切なく、サクサク読めた。全く怖くない。 結末もフワフワしてる。読み終えて「え、だから何?これで終わりなの?」と思う。 全員の思考回路が普通じゃないから、共感して、その世界にのめり込んで〜ってことが全くない。 まぁ、その思考回路がぶっ壊れてるとこがホラーです。ってことなのかもしれないけど、だとしたらホラー作品って低レベルになったな、と思います。 面白くないから読み返したいとも思わない。おすすめもしないですね。 「魔女の〜」は面白かったのになぁ…なんでこうなったんや… | ||||
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ただただ気持ち悪いだけ。話の筋はない。時間を無駄にした | ||||
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親が死んだり兄弟が狂ったり親戚が失踪して悲しむのが普通という事が普通じゃない いざそういう場面になってその行動が取れるとは限らない 家に明らかにバラバラ死体が有ったとしても関心を持てない人間もいる この作品自体の共感性の無さに居心地の悪い気持ち良さを感じた 「俺がおかしいのか?そう思えない俺がおかしいのか?」 | ||||
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なにか想像してたのと違うものを読んだ気持ちです。 感情移入できる人物が一人も登場しなくて、まるで何人かの作者がバラバラに書き連ねていったかのようなチグハグさを感じました。 | ||||
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最初に読んだ際、作品全体から滲み出るじめじめとした気持ち悪さにこんな作品もあるのかと驚きました。 何かがおかしい親戚の家、噛み合わない話、独特な擬音擬態語も相まって、本当にただただ気持ちが悪い。舞台と同じように全く止まない雨の中、薄暗くカビだらけの、湿った家屋で過ごさせられているような嫌悪感があります。そこに全振りした感じの本です。 あー気持ち悪いしなんもわからんと割り切って読むには新しい不気味さでオススメです。私は結構好きです。 | ||||
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少女庭国がすきなので読んでみました。作家の特性がわかる一冊かと思います。 描写のきもちわるさや物語全体に漂う理不尽な雰囲気が持ち味かと思うので、そういうのが苦手な方にはいまいちかと。 | ||||
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親戚の伯母さん夫婦がおかしくなってしまってるのは分かるけど、主人公の少年もかなりおかしい。 主人公があくまで普通の感覚の少年だったら、日常から非日常に放り込まれた恐怖感が出たかも知れないが、ただたた毒と毒を混ぜたような、悪夢の中を彷徨ううような気色悪さが広がっただけの作品でした。 | ||||
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購入し読み始めたものの、気持ちが悪く読み進めることができない。 きっと好きな人は好きなのだろうと思うが、私はKindleから消したいくらい嫌だと感じます。精神を病みそうな…。 はじめて読む作家だが、どういう人物なのか気になる。 いつか読める日が来るだろうか。 | ||||
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本当にびっくりしました。なんにがったって、こんなつまらない本を久しぶりに読みました。 猟奇的で狂気に満ちているっていえば聞こえはいいけれど、どっかの誰かがすでに書いていたような文章ばかりで、正直辟易しまた。一場面を抜き出すと、こんな感じです。 ぶっぱぶぱーぶっぽーぱーああああああああああ。ぶっぱー。ぶぱー。ぶっぱーぶぱぶぱーぶっぱー・ 「おれがおかしいの?そういうことを何とも思わないおれの方が気持ち悪いの?どうでもいいと思うそのことはそんなにおかしいいの?普通はそういうことは気になるの?親が家族が死んだりこわれたして親戚がおかしかったり、判るけどそんなに怖いの?何か悲しいの?それが普通なの?そうならじゃあ、なんでおれはそういうことをなんともおもわないの?・・・・・」(以下こんな調子がずっと続く) 何か奇天烈なオチがあるのかと思って、最後まで読んでしまいましたが。何もありません。 これだったら、鼻に入れたピーナッツを遠くまで飛ばす練習でもしていたほうが、有意義な時間の過ごし方だったかもしれません。 もちろん私の個人的な感想ですが、、、おれがおかしいの?ぶっぱぶぱーぶっぽーぱーああああああああああ。 | ||||
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文脈は子供目線なのに比喩表現がとても生々しくて吐きそうなくらい気持ち悪かった。褒める意味で。 感性豊かな方が読むとトラウマになると思う。 | ||||
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400円近くするが、個人的にはそれでも高く感じる。 実際の本でも相当薄い物でしたので、読み物としてはアッサリと読めます。短いですから。 読後感は「気持ち悪い親戚がいるよ!」って感じですが、その家族(主人公達)もまたどこかイカレているような内容です。 主人公は、非力な男の子ですが、出てくる人物みんな何処か変な感じ(乱暴な口調の姉・無関心な父親など)で誰にも共感できないし、現実感もないのでラノベにとても近い。 家で祖母がいないことに気がついて、親戚の家をあら探しするわけですが、全体的にチープなお化け屋敷にいる印象で現実感は皆無。オチもなくモヤモヤしたまま終わってしまうなど、いったいこれのどこに受賞する要素があったのか甚だ疑問です。 祖母を殺した動機ぐらい明確にしてほしいものですが、最低限の物すらないので、内容はホントに虚無としか言えませんね。 | ||||
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