■スポンサードリンク
死相学探偵最後の事件
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
死相学探偵最後の事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.36pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まぁまぁ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっぱり角川発の三津田信三作品はちょっと毛色が違うなぁ 元々個性的なキャラクターを書く人ではあるが角川で書くものは漫画的過ぎるというか…… 普通の小説家に無理矢理ラノベを書かせているようなちぐはぐさがある。 さて本編。 お得意のスターシステム的なファンサービスもあるシリーズ最終作に相応しい導入部は良かったが、それまでシリーズを脇から支えてきた城崎や唯木の非常に雑な扱い方はちょっといただけなかった。 漫画やラノベを的な作品を目指しながら結局は『一般小説』的な話の組み立て方ゆえに漫画的に作られて愛着の沸きやすいキャラクター像にも関わらずミステリやホラー小説的な淡泊なキャラの扱い方をしてしまっているというか。 そしていくら漫画っぽさを目指して書いたのだとしても、ジャンプ漫画によくあるタワーバトル方式(ご丁寧に俺に任せて~付き)は流石にふざけているのかと思われても仕方ない気がするのだが…… 個人的な解釈ですが、ラストシーンについて 最後のシーンは亜弓が事務所を訪れたのはお盆辺りと読み解けるので、その約一ヶ月後の九月上旬に依頼人が訪れたということは亜弓が原稿を読んだ為かはたまた自力で何とかしたのかは不明だが俊一郎は帰ってきたということだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ミステリーとホラーの融合は作者お得意の分野ではあるが、このシリーズに限ってはぎこちなさを感じて止まない。呪術と云う場合に依っては何でもありな現象に謎解きを合わせたときの矛盾を消化しきれずに巻を重ねられた様な印象が拭えないのだ。ミステリーは謎解きをすれば成立するだけのものではないと思うのだが、どうだろう?些末だが密室を検証する際の同様の別室での考察の齟齬や、鯖虎猫僕にゃんの扱いから、パズルのピースのように用意された意外な黒幕の正体まで…なんとなく違和感を覚えた。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!