■スポンサードリンク


この本を盗む者は



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
この本を盗む者は
この本を盗む者は (角川文庫)

この本を盗む者はの評価: 3.25/5点 レビュー 28件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.25pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全28件 21~28 2/2ページ
<<12
No.8:
(4pt)

前半乗り越えると入り込める

架空の本の街で巻き起こるファンタジー短編連作。
最初の設定が中々入り込みずらいが、徐々に物語が進むにつれて読者も物語全体が分かり始める。
ラストの話は今までの全体の設定が「あー、なるほど」と思わせファンタジーとしては良い着地。
ただ全体的にワクワク感が薄いので、登場人物への共感まではいけない。

著者としては新たなジャンルへの挑戦と思われるが、シリーズ化もあり得るのかな。
続編あるなら、もっと冒険の魅力が欲しい。
シリーズ化なら映像での展開もありそう。
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698
No.7:
(4pt)

深緑先生の新境地!?いつもの感じは第四話から?

ベルリンは晴れているか、を読んで以来ファンですがこれまでの読んだ著作はどれも図書館のもの。次はお金で貢献したいと書店で発見し即購入。(お値段一緒なのでサイン本の方購入

現代日本をベースにファンタジー色強めです。ベルリンは〜、戦場の〜、のような重厚な著作で深緑氏を好きになった方にはこれじゃ無い感が強いかもしれませんが、(かく言う私がですが)中盤以降の謎解きの加速とラスボスとの対峙のスリリングさがこれまで氏の著作と通じるものがありやはり楽しませてもらいました。ラストは爽やかな作品です。

星一つダウンはただの個人的好みです。
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698
No.6:
(4pt)

それは呪いかそれとも愛か。

ファンタジーinファンタジー。個人的にこういう物語の中に物語が出てくるものは大好物です。叶わないだろうけど続きが読みたい…。さて、本当に本の呪いにかかっているのは誰なのか。帯は森見登美彦さんが書かれています。狐といえば…ですね。
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698
No.5:
(5pt)

アニメ化を希望

登場人物や風景描写がアニメ映像になって目の前に浮かぶような、不思議な読書体験でした。他の人の感想を読んだら、同じようなことを言っている人が何人かいて、深緑さんの文体の成せる技なのかと、感心しました。
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698
No.4:
(4pt)

新しいスタイルに挑戦した意欲作

『戦場のコックたち』『ベルリンは晴れているか』といった、戦争物を書いてきた作者がファンタジーに挑んだ。収録されている5つの短編はそれぞれ趣が違っている。
 例えば第1話「魔術的現実主義の旗に追われる」は、『はてしない物語』のようにもふもふの犬に乗って空を飛ぶファンタジー。第2話「固ゆで玉子に閉じ込められる」は、その名の通りのハードボイルドタッチだ。書庫から本を盗み出すと町全体が物語の世界に入ってしまうという、奇抜な発想がおもしろい。確かに、他のレビューにあるように、消化不良の部分があることは否めない。しかし、私はそんなことに恐れもせずにチャレンジする作家が好きだ。そして、ファンタジーで大切なことは、もっとその世界に浸っていたいという気持ちにさせることだ。私がファンタジーの最高傑作だと思っている『はてしない物語』(『ハリー・ポッター』なんて目じゃないね)も、バスチアンやアトレーユたちの世界にもっといたいと思う本だ。現実逃避ではなく(それどもかまわないけれども)、こことは別の世界に仲間を見つける、それが読書の醍醐味ではないだろうか。ヒロインの深冬とその仲間たち(真白もその1人)に会える続編を期待している。
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698
No.3:
(3pt)

ファンタジー?にしては、中途半端感

これまでの作風と打って変わって、ファンタジー色を打ち出した作品。ちょっと、中途半端。主人公たちの行動の表現がやや粗すぎる。また、最初の作品の冒頭で、初夏の設定なのに「4時過ぎに茜色の空」と書いているのも、少し調査不足というか勉強不足ではないか(それとも、舞台は日本ではない??)。
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698
No.2:
(4pt)

ハリー・ポッター風の冒険ファンタジー

夢とうつつの間(あわい)の世界で繰り広げられる、ハリー・ポッター風冒険ファンタジー。メルヘン
チックでコミカルな味わいもある。
 物語の背景は現代の日本のようだが場所は不明。架空の町「読長町」は本の町で「御倉館」という巨大
な書庫がある。地上2階地下2階の建物にはおよそ23万数千冊の本が所蔵されている。この御倉館所蔵の本
が盗まれることからストーリーが始まる。開巻後しばらくすると、魔法か呪いかファンタジーか?不思議
な方向に展開。
 いったいどんなジャンルの作品なのかと頭の固くなった脳は思考渋滞ぎみ。しかし頭を切り替えて、こ
れはマンガだと思えば納得できる。ディズニーの3Dアニメのように映画化したら面白いかもしれない。

 このままコミカルなマンガのまま終わるのかと思いきや、終盤に差し掛かり俄然ミステリー色が濃くな
ってきます。謎解きのスリルが襲いかかりラストまで一気読み。ポッカリと穴の開いた心と、そこに吹き
込む春風の様な暖かさが感じられました。(私的には主人公より真白の方が好きかも)
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698
No.1:
(5pt)

本嫌いに贈る冒険

本を盗むと呪いが発動し、町が物語の世界になり、犯人がその物語の檻に閉じ込められる、という設定がとにかく面白い!
呪いが発動する物語も魅力的!
特に3冊目の「銀の獣」は面白かった!
この本を盗む者はAmazon書評・レビュー:この本を盗む者はより
4041092698

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!