明日の僕に風が吹く
- 青春小説 (221)
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この小説の主人公である有人は、旅行中に叔父であり医者である雅彦が飛行機の中で緊急治療を行なったのをみて自分も医者になりたいと試みる。しかし、中学2年生の時にクラスメイトの間で起こった事件がきっかけに、いじめを受けて、引きこもりになってしまう。そこに救いの手を与えたのは、有人の叔父である雅彦である。有人を東京とは遠く離れた北海道の離島にある高校への編入であった。離島では何もかも東京とは違っていた。過去の事件をきっかけに島に来てもなかなか前を向けなかった有人に島民は優しく接してくれた。それをきっかけに有人は徐々に前をむくようになる。しかし、だんだん島の人に対して疑問を抱くようになる。島で唯一の医者であった有人の叔父雅彦は、島民にとても親身に優しく寄り添っていたため、絶大な信頼を受けていた。しかし、病気がきっかけに雅彦は無くなってしまう。その代わりにきた臨時の医者に対して、雅彦先生よりも親身になってくれないと不満を言って、その者は北海道に帰ってしまった。それをみて島外出身の有人は、島民の閉鎖された空間の居心地の悪さを感じ始める。そして、有人は自分が島に連れてきた本当の理由を知ってしまって、絶望してしまう。島外からきた生徒は、全員で三人だった。三人全員が訳ありであった。島外出身の桃花は、中学校の時、バレーボールをやっていた。有望な選手であったが、有人と同じようにあることがきっかけにいじめを受けて、バレーもうまくいかなくなてしまう。それで離島の高校に入学してきた。もう一人のハルは、持病を持っていた。また過去にも辛い経験をした。有人を含めた三人全員が、辛い過去を持っていた。その話を共有して、有人は自分が引きこもっていた時に比べて外の出て学校に登校できているのは、島民の人の温かい愛のおかげであったと感じる。それをきっかけに有人は再び前を向いて歩き始める。長々話してしまって申し訳ないが、一番心に残っている言葉は、叔父が言った<何かの岐路に立った時未来の自分を考えるようにしている。この道を選んで後悔しなだろうか?一番後悔のない選択をする>という言葉です。自分は今大学生であるが、これからたくさんの選択が待っているだろう。その時に未来の自分を考えて一番後悔のない選択をしていきたいと思う。他にもたくさんのいい言葉があるから実際に読んで探してほしい。 | ||||
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自分がもういい歳なので、少年の葛藤より、互助の精神が毛細血管の様に行き渡っている地域と、隣の家の人を知らないレベルの都市の、メリットとデメリットの方に主に関心が行った 「塩梅」って難しいよなあ… みたいな 楽しく読みました | ||||
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最初はよくある話かなと思いながら手に取り読み始めたものの、読み始めたらグイグイと引き込まれて一気読みしてしまいました。 主人公が一歩踏み出すまでにさまざまな葛藤(若さゆえの思い込み含む)がじれったくもあり、共感でき、最後にはこみあげてくるものが・・・・。 10代の悩み多きときに読みたかった!と思う反面、大人になった今読むからこそ感じられる、大きな一歩があったようにも思います。 10代の悩みも20代の悩みも30代の悩みも結局自分の内面との闘いなんだろうな。 素敵な本を読み終えた時の、痺れるような内からこみあげてくる感覚は、他ではできない経験だなと改めて思いました。 | ||||
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