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007/薔薇と拳銃
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007/薔薇と拳銃の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.36pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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表題作は、映画OO7シリーズの第14作目 『OO7美しき獲物たち A View to a Kill』'84 の似ても似つかない原作。 もう一方の版元が映画化にロコツに反応するのに比べ、 奥ゆかしいな創元推理文庫。 新版で読みなおしてみると、新旧の枠を超えて これぞ、"ジェイムズ・ボンド=OO7号の冒険" と唸ることしきり。 映画のOO7の方も7代目襲名の節目を機に イジイジ、グジグジしたリアリズム路線も ワルいとは言わんが この時期の小説が持つ味わいを観直してみてもイイのでは? | ||||
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状態が良い | ||||
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この作品のファンです。この中から何作かが映画化されました。全部見ています。 | ||||
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楽しいです。007は、もっとみんなに読まれてもいいのに、ざんねん。 | ||||
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無くした過去のボンドに出会えてうれしく読みました 井上一夫さんの役がいいですね | ||||
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おおよそ大抵の人々は、銀幕の007から始まり、サスペンスとロマンスに明け暮れるジェームスボンドをイメージするのだが、イアン・フレミングの原作には、もっと人間らしいボンドが描かれていて、これはこれで非常に興味深い。むしろエンターテイメントに溢れすぎていない原作のほうが、歴史やスパイ世界の悲哀をしっかりと伝え、世界観に奥行きが出るというものである。 時代設定からして、本書は少々ノスタルジックな面も残り、ともすると古の出来事でつまらないかもしれないが、最新のジェフリーディヴァーにはない時間の流れを楽しむのもいいのではないだろうか? 例えるなら、最新のジェット旅客機からターボプロップのプロペラ旅客機を乗り換えて楽しむような感覚である。そこには、現在のジェットにないサービスとセンチメンタルとロマンス、少々の不便さを得ることができる。 | ||||
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「薔薇と拳銃」 "From a View to a Kill" 「読後焼却すべし」 "For Your Eyes Only" 「危険」 "Risico" 「珍魚ヒルデブランド」 "The Hildebrand Rarity" 「ナッソーの夜」 "Quantum of Solace" の5編(原書では、1-2-5-3-4の順に収録の模様)。 この短編集の中で、映画化されている中で言うと、1、2、5の3作についてはタイトルにも残っているが、その他の2作についても、背景や登場人物などを通じてある程度影響しているようだ。 007の作品は、長編から映画化され、また、次第に、原作の影響が薄くなり娯楽色が強くなっているので、短編を原作とした映画は、ほとんど原形が残っていなかったりもするが、小説としての面白さは別物だと思う。特に、この作品自体は1960年の出版ということで、イアン・フレミングの著作の中でも中頃の作品ということもあり、また、長編と比べて(当たり前だが)短いので、その分凝縮されている。ストーリーの面でも、いわゆる起承転結、お決まりのパターンに慣れてしまっている分、展開の面白さも味わえると思う。 以前、どこかでフレミングの007シリーズを「大人のための童話」といった形容をしている文章を見かけた記憶があるが、この短編集などは正にそれに当てはまるように思う。どうしても、映画化されている作品に注目が集まりがちで、その原作という認識のされ方が多いが、作品としての質という意味では、この短編集があるいはベストかもしれない。 また、個人的にちょっと面白いと感じたのはタイトル(とその日本語訳)だ。「読後焼却すべし」のは知っていたが、「薔薇と拳銃」は普通にGuns and Rosesだと思っていた。確かに象徴的な描写だというのはわかりが、この原題からこの日本語タイトルを持ってくるセンスは凄いと思った。他の作品についても、絵面が浮かぶ良いタイトルばかりだと思う。 | ||||
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「薔薇と拳銃」 "From a View to a Kill" 「読後焼却すべし」 "For Your Eyes Only" 「危険」 "Risico" 「珍魚ヒルデブランド」 "The Hildebrand Rarity" 「ナッソーの夜」 "Quantum of Solace" の5編(原書では、1-2-5-3-4の順に収録の模様)。 この短編集の中で、映画化されている中で言うと、1、2、5の3作についてはタイトルにも残っているが、その他の2作についても、背景や登場人物などを通じてある程度影響しているようだ。 007の作品は、長編から映画化され、また、次第に、原作の影響が薄くなり娯楽色が強くなっているので、短編を原作とした映画は、ほとんど原形が残っていなかったりもするが、小説としての面白さは別物だと思う。特に、この作品自体は1960年の出版ということで、イアン・フレミングの著作の中でも中頃の作品ということもあり、また、長編と比べて(当たり前だが)短いので、その分凝縮されている。ストーリーの面でも、いわゆる起承転結、お決まりのパターンに慣れてしまっている分、展開の面白さも味わえると思う。 以前、どこかでフレミングの007シリーズを「大人のための童話」といった形容をしている文章を見かけた記憶があるが、この短編集などは正にそれに当てはまるように思う。どうしても、映画化されている作品に注目が集まりがちで、その原作という認識のされ方が多いが、作品としての質という意味では、この短編集があるいはベストかもしれない。 また、個人的にちょっと面白いと感じたのはタイトル(とその日本語訳)だ。「読後焼却すべし」のは知っていたが、「薔薇と拳銃」は普通にGuns and Rosesだと思っていた。確かに象徴的な描写だというのはわかりが、この原題からこの日本語タイトルを持ってくるセンスは凄いと思った。他の作品についても、絵面が浮かぶ良いタイトルばかりだと思う。 | ||||
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お馴染み007の活躍を描いた短編集。全部で5つのストーリーが納められており、あの名作『ユア・アイズ・オンリー』や『美しき獲物たち』さらには最新作『慰めの報酬』の原作が収録されています。5つの作品は共通して人間関係などを背景(テーマ)に進行する007小説シリーズでも異色の作品です。また、前文で映画の原作が収録されてると述べましたが、映画とは全くといっていいほど人物やストーリーが違うので映画を見た方も十分楽しめますよ(^^)こちらはこちらで新たなボンドの魅力が発見できるかも。 | ||||
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5つの短編が収録。 「薔薇と拳銃」はフランスのパリを舞台にしたボンドの活躍を描く。ヒロインのキャラがたっていて、なかなか面白みがあった。 続く「危険」は映画ユアアイズオンリーの後半の原作となっている一作。麻薬組織壊滅にボンドが挑む。 上記二つは長編のボンド小説の活躍を1シーン切り取ったような作品になっている。個人的には結構楽しむことが出来た。 「読後焼却すべし」はユアアイズオンリーの前半の原作。この作品はボンド小説第一弾「カジノ・ロワイヤル」以来、「復讐は許されるのか」というボンドとMの善悪に対する倫理観が語られ、重みと深みのある一作となっている。 最後の二つ「珍魚ヒルデブランド」と「ナッソーの夜」。 両方ともアクションはない。ボンド小説に人気が出て、人間ドラマのような小説を書く機会がなかった作者が、ボンドを通して人間ドラマなどを深く描いた2作である。 特に「ナッソーの夜」はボンドは話の聞き手。その話はある夫婦の話なのだが・・・。 あまり前評判が良くなく、期待せず読んだせいかかなり楽しむことが出来た。 少なくとも映画ユアアイズオンリーだけでも見てから読むと、よりいっそう楽しめるだろう。 | ||||
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映画でおなじみのアクションのない短編も収められています。主役はジェームズ・ボンドじゃない。著者イアン・フレミングが人生を短編にまとめた、シリーズの番外編。私は好きです。 | ||||
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