007/カジノ・ロワイヤル

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007/カジノ・ロワイヤルの評価:

4.17/5点 レビュー 30件。 B ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全38件 21〜38 2/2ページ
No.18
(5pt)

小説のジェームズ・ボンドも最高にクールです。

007/ジェームズ・ボンドは、映画ではたくさん見ていましたが、原作は、初めて読みました。いつか読んでみようと思い立って随分になりましたが、漸く読めたことで満足感は大きいです。「カジノ・ロワイヤル」は3度映像化されたそうです。3度目の、ダニエル・クレイグがボンドを演じた作品が原作に沿っていますが、時代背景を大幅に変更しています。脚色が抜群に上手いというのが原作を読んでわかりました。原作が書かれた頃は、東西冷戦ですから、相手はソ連のスパイということになります。これが強いんですね。西側陣営を公務員スパイと読んでいます。ソ連は、恐怖で操っているので、前に進むんだ方が安全なのだと。敵から飛んでくる弾は外れる場合があるけれども、後ろから飛んでくる弾は100%命中する。だから、ソ連のスパイは強い、と。ギャンブルを利用して、敵を沈めるというのがこの物語の面白さで、それに加えて、冷徹な凄腕の007が出来上がるまでが描かれています。小説は冒頭に物語の背景を読者に説明しますが、カタカナが多く、まだ007シリーズに慣れていないとそこが面倒な感じでした。そこを通り抜けると、最高のエンタテイメント小説を味わえます。これは嵌りそうです。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.17
(5pt)

小説のジェームズ・ボンドも最高にクールです。

007/ジェームズ・ボンドは、映画ではたくさん見ていましたが、原作は、初めて読みました。いつか読んでみようと思い立って随分になりましたが、漸く読めたことで満足感は大きいです。「カジノ・ロワイヤル」は3度映像化されたそうです。3度目の、ダニエル・クレイグがボンドを演じた作品が原作に沿っていますが、時代背景を大幅に変更しています。脚色が抜群に上手いというのが原作を読んでわかりました。原作が書かれた頃は、東西冷戦ですから、相手はソ連のスパイということになります。これが強いんですね。西側陣営を公務員スパイと読んでいます。ソ連は、恐怖で操っているので、前に進むんだ方が安全なのだと。敵から飛んでくる弾は外れる場合があるけれども、後ろから飛んでくる弾は100%命中する。だから、ソ連のスパイは強い、と。ギャンブルを利用して、敵を沈めるというのがこの物語の面白さで、それに加えて、冷徹な凄腕の007が出来上がるまでが描かれています。小説は冒頭に物語の背景を読者に説明しますが、カタカナが多く、まだ007シリーズに慣れていないとそこが面倒な感じでした。そこを通り抜けると、最高のエンタテイメント小説を味わえます。これは嵌りそうです。
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.16
(5pt)

ボンドの原点!

007シリーズの出発点であり原点である本作『カジノ・ロワイヤル』。ストーリーは映画版のアクションシーン(爆弾犯追跡や空港でのカーチェイスなど)を抜き取った感じで進行します。じゃあアクションがほとんどないのならちょっと地味な話になるのでは?と思う方もいるかもしれませんが心配ご無用です!カジノでの対決シーンは作者フレミングさんが見事な表現力で描いており読むだけでその緊張感が伝わってきますし、映画よりもきちんとした丁寧な解説がちょこちょこ入るのでポーカーやバカラなどカジノのカードゲームに詳しくない人でも安心して読み進めることができます(^^)映画とは一味違った『ボンド誕生』を描いた本作。きっと満足できる作品ですよ。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.15
(5pt)

ボンドの原点!

007シリーズの出発点であり原点である本作『カジノ・ロワイヤル』。ストーリーは映画版のアクションシーン(爆弾犯追跡や空港でのカーチェイスなど)を抜き取った感じで進行します。じゃあアクションがほとんどないのならちょっと地味な話になるのでは?と思う方もいるかもしれませんが心配ご無用です!カジノでの対決シーンは作者フレミングさんが見事な表現力で描いており読むだけでその緊張感が伝わってきますし、映画よりもきちんとした丁寧な解説がちょこちょこ入るのでポーカーやバカラなどカジノのカードゲームに詳しくない人でも安心して読み進めることができます(^^)映画とは一味違った『ボンド誕生』を描いた本作。きっと満足できる作品ですよ。
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.14
(4pt)

人間味豊かなジェームズ・ボンドの原点を知っておくなら是非とも一読を!

 西村京太郎作品における十津川警部シリーズのドラマ放送版のあるシーンで、彼の妻が自分たちには子供がいないことをどう思っているかを尋ねたところ、彼は「それはたしかに寂しいが、君と出会えたことでひとまず人生良しとしたい」と語った。ボンドと共に資金係としてカジノに参加した美しき女性ヴェスパー・リンドとの出会いとその結末は、私には、上述された十津川警部のセリフとなぜか響き合った。全27章の個性的なタイトルも読者の注目を惹くことであろう。
 ボンドに与えられた007(ダブル・オー・セブン)の「00」とは、たとえば裏切り者を二人殺害することで得られる称号だ。彼の任務は冷酷さを要求されるものが多く、着実に職務を遂行するボンドの姿勢にはある種の無機的な印象が付きまとう。とはいえ、「解説」にもあるように、本書は「ジェームズ・ボンドという秘密情報部員が、外部からの刺激を受けてひとりのスパイとして完成するまでの物語」であり、人間的で情感溢れる男の魅力がよく描かれている。少なくともボンドを「無敵の英雄」視する固定観念は、本書によって修正されるに違いない(007の原点である作品であるゆえに、私自身、できるだけ丹念に読むよう心掛けた。あいにく「古さ」はあまり感じなかった)。
 映画を通じてお馴染みのアクション場面がほとんどないのは残念であり、2006年に公開されたD・クレイグ主演の迫力(アクション)・緊張感(カジノ)・哀愁感(エンディング)に富んだ映像のインパクトが大きかっただけに、物足りなさはつきまとった。1953年という原書刊行時から半世紀を経ているからのだからむろん仕方ない面はある。原著から映像という順序であれば逆の効果が得られただろう。他のレビューにあるように、映画とセットで楽しめるし、それによって作品をより深く理解できよう。邦訳の出来栄えもよい。新版前にすでに60刷を重ねていることもやはり驚異だ。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.13
(4pt)

人間味豊かなジェームズ・ボンドの原点を知っておくなら是非とも一読を!

 西村京太郎作品における十津川警部シリーズのドラマ放送版のあるシーンで、彼の妻が自分たちには子供がいないことをどう思っているかを尋ねたところ、彼は「それはたしかに寂しいが、君と出会えたことでひとまず人生良しとしたい」と語った。ボンドと共に資金係としてカジノに参加した美しき女性ヴェスパー・リンドとの出会いとその結末は、私には、上述された十津川警部のセリフとなぜか響き合った。全27章の個性的なタイトルも読者の注目を惹くことであろう。
 ボンドに与えられた007(ダブル・オー・セブン)の「00」とは、たとえば裏切り者を二人殺害することで得られる称号だ。彼の任務は冷酷さを要求されるものが多く、着実に職務を遂行するボンドの姿勢にはある種の無機的な印象が付きまとう。とはいえ、「解説」にもあるように、本書は「ジェームズ・ボンドという秘密情報部員が、外部からの刺激を受けてひとりのスパイとして完成するまでの物語」であり、人間的で情感溢れる男の魅力がよく描かれている。少なくともボンドを「無敵の英雄」視する固定観念は、本書によって修正されるに違いない(007の原点である作品であるゆえに、私自身、できるだけ丹念に読むよう心掛けた。あいにく「古さ」はあまり感じなかった)。
 映画を通じてお馴染みのアクション場面がほとんどないのは残念であり、2006年に公開されたD・クレイグ主演の迫力(アクション)・緊張感(カジノ)・哀愁感(エンディング)に富んだ映像のインパクトが大きかっただけに、物足りなさはつきまとった。1953年という原書刊行時から半世紀を経ているからのだからむろん仕方ない面はある。原著から映像という順序であれば逆の効果が得られただろう。他のレビューにあるように、映画とセットで楽しめるし、それによって作品をより深く理解できよう。邦訳の出来栄えもよい。新版前にすでに60刷を重ねていることもやはり驚異だ。
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.12
(4pt)

人間的なボンドと魅力的なボンドガール

007 ジェームズ・ボンドの第一作。
原作では映画のボンドの様に決してスーパーマンではなく、
人間的で好感がもてるキャラクターに描かれている。
また、ボンドガールのヴェスパー・リンドはとても魅力的で、
そんな彼女にすっかりメロメロになって振り回されるボンドの姿も
映画のボンドと違って面白い。
ただ、ストーリー自体は以外にシンプルで、最大の見せ場であるカジノの場面も、
有りがちな展開と言えなくも無い。
最新作の映画版、カジノ・ロワイヤルはまだ見ていないのだが、
原作に忠実らしいので是非見てみたいと思う。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.11
(4pt)

人間的なボンドと魅力的なボンドガール

007 ジェームズ・ボンドの第一作。
原作では映画のボンドの様に決してスーパーマンではなく、
人間的で好感がもてるキャラクターに描かれている。
また、ボンドガールのヴェスパー・リンドはとても魅力的で、
そんな彼女にすっかりメロメロになって振り回されるボンドの姿も
映画のボンドと違って面白い。
ただ、ストーリー自体は以外にシンプルで、最大の見せ場であるカジノの場面も、
有りがちな展開と言えなくも無い。
最新作の映画版、カジノ・ロワイヤルはまだ見ていないのだが、
原作に忠実らしいので是非見てみたいと思う。
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.10
(5pt)

なぜ人を殺すのか、何のために人を殺すのか

映画を見てカジノ・ロワイヤルを気に入った方は是非この原作本も読んでいただきたいところです。
全編通してほぼ原作通りに描かれていた映画版。原作ではタイトルの通り00エージェントして、何のために人を殺すのかに彼はとまどい、そして迷います。そこで映画においても登場したマティスがあるアドバイスをするのですが、この描写がなかなか良かったです。
またカジノ・ロワイヤルにおけるバカラでの対決(映画ではテキサス・ホールデムというポーカー)もテンポ良く緊張感のある展開。
ヴェスパーとの情事、そして彼女の重荷、本気で愛した彼女を罵ってまで組織に忠誠を尽くし人を殺さなければいけないボンド。ヴェスパーが死んでいくときの心理がわかる内容で秀逸だと思います。
とはいえフレミングの処女作ということで深くドラマを掘り下げきれてない部分も有ります。映画ではこれが見事に掘り下げられていました。
とにかく原作第一号であるこの本を読めば、007となった彼の苦悩がわかるはずです。
ちなみに読むとわかりますが、原作のボンドのイメージにクレイグはかなりはまってます。(違うのは髪の色くらいでは?)
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.9
(5pt)

なぜ人を殺すのか、何のために人を殺すのか

映画を見てカジノ・ロワイヤルを気に入った方は是非この原作本も読んでいただきたいところです。
全編通してほぼ原作通りに描かれていた映画版。原作ではタイトルの通り00エージェントして、何のために人を殺すのかに彼はとまどい、そして迷います。そこで映画においても登場したマティスがあるアドバイスをするのですが、この描写がなかなか良かったです。
またカジノ・ロワイヤルにおけるバカラでの対決(映画ではテキサス・ホールデムというポーカー)もテンポ良く緊張感のある展開。
ヴェスパーとの情事、そして彼女の重荷、本気で愛した彼女を罵ってまで組織に忠誠を尽くし人を殺さなければいけないボンド。ヴェスパーが死んでいくときの心理がわかる内容で秀逸だと思います。
とはいえフレミングの処女作ということで深くドラマを掘り下げきれてない部分も有ります。映画ではこれが見事に掘り下げられていました。
とにかく原作第一号であるこの本を読めば、007となった彼の苦悩がわかるはずです。
ちなみに読むとわかりますが、原作のボンドのイメージにクレイグはかなりはまってます。(違うのは髪の色くらいでは?)
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.8
(5pt)

007号デビュー

1953年ソ連が鉄のカーテンの向こうに存在していたころのお話ですが、映画化されドル箱になったシリーズの記念すべき原作の第1作007号デビュー。スパイ小説であり、カタログ小説(ボンドの朝食まで事細かに描写)。そして、拷問小説。このストーリーは映画のMI3を彷佛とさせる。
もし、この文庫を読んで小説の007号の冒険に興味を持たれたら、出版の年代順に読まれると面白いと思う。007号はこの作品では45口径のコルト軍用銃を愛用しているが、後の作品(冒険)ではこれがあだになったりする。同名のパロディ映画はあったが、ついに映画化!007号本人によって語られる00番号をいただく事になるエピソードも映画化されたのか?早く映画を観てみたい。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.7
(5pt)

007号デビュー

1953年ソ連が鉄のカーテンの向こうに存在していたころのお話ですが、映画化されドル箱になったシリーズの記念すべき原作の第1作007号デビュー。スパイ小説であり、カタログ小説(ボンドの朝食まで事細かに描写)。そして、拷問小説。このストーリーは映画のMI3を彷佛とさせる。
もし、この文庫を読んで小説の007号の冒険に興味を持たれたら、出版の年代順に読まれると面白いと思う。007号はこの作品では45口径のコルト軍用銃を愛用しているが、後の作品(冒険)ではこれがあだになったりする。同名のパロディ映画はあったが、ついに映画化!007号本人によって語られる00番号をいただく事になるエピソードも映画化されたのか?早く映画を観てみたい。
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.6
(5pt)

映画も期待できるかも。

2006年12月の映画の公開に合わせて出ましたね。フレミングの原作が。新版でカバーが新しくなりした。旧版は本屋では見かけなくなりました。今時007なんて流行んないんですかね。もっともボンド・マニアっていうのは日本で思っている以上に世界にはいるものです。ボンド・ムービーが未だにフランチャイズとして残っているのがその証拠です。
本作はフレミングのボンド・シリーズの第一作です。後の作品に比べると地味な印象ですが、ボンド・シリーズのエッセンスは全てそろっています。
1.マニアック(偏執狂的)な悪役:ボンドに対する拷問なんかほとんど病気です。
2.荒唐無稽なオペレーション:ソ連のスパイが党の金を使い込んじゃって、カジノで取り返そうという話も笑えるし、それをイギリスの情報部員が正々堂々とカード・ゲームで負かそうとするという話も笑えます。
3.スペクタクル・シーン:ここではカーチェイスぐらいですね。カード・ゲームのシーンはビジュアル・イメージとしては地味ですが、緊張感があります。
4.ガジェット(秘密兵器):ボンドはほとんど使いませんが、ル・シフルの車には仕掛けがあります。ボンドはこれでやられちゃいます。
5.エキゾチックなロケーション:フランスのカジノですが、我々日本人からすると充分エキゾチックです。
6.ボンド・ガール:これは欠かせませんね。本作のべスパー・リンドは女王陛下の007のトレーシーとならんで存在感があります。ボンドの心を動かしたのは全作通じてこの二人だけですね。
今度の映画はイオン・プロ、ダンジャックがコロンビア・ピクチャーから映画化権を買い取っての正統派ボンド映画となります。アルバート・ブロッコリが生前果たせなかったことです。主演にダニエル・クレイグなんて地味な俳優を起用しているところに製作者の本気を感じます。
もっとも、60年代のコロンビアのパロディー映画も好きでしたけどね。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.5
(5pt)

映画も期待できるかも。

2006年12月の映画の公開に合わせて出ましたね。フレミングの原作が。新版でカバーが新しくなりした。旧版は本屋では見かけなくなりました。今時007なんて流行んないんですかね。もっともボンド・マニアっていうのは日本で思っている以上に世界にはいるものです。ボンド・ムービーが未だにフランチャイズとして残っているのがその証拠です。
本作はフレミングのボンド・シリーズの第一作です。後の作品に比べると地味な印象ですが、ボンド・シリーズのエッセンスは全てそろっています。
1.マニアック(偏執狂的)な悪役:ボンドに対する拷問なんかほとんど病気です。
2.荒唐無稽なオペレーション:ソ連のスパイが党の金を使い込んじゃって、カジノで取り返そうという話も笑えるし、それをイギリスの情報部員が正々堂々とカード・ゲームで負かそうとするという話も笑えます。
3.スペクタクル・シーン:ここではカーチェイスぐらいですね。カード・ゲームのシーンはビジュアル・イメージとしては地味ですが、緊張感があります。
4.ガジェット(秘密兵器):ボンドはほとんど使いませんが、ル・シフルの車には仕掛けがあります。ボンドはこれでやられちゃいます。
5.エキゾチックなロケーション:フランスのカジノですが、我々日本人からすると充分エキゾチックです。
6.ボンド・ガール:これは欠かせませんね。本作のべスパー・リンドは女王陛下の007のトレーシーとならんで存在感があります。ボンドの心を動かしたのは全作通じてこの二人だけですね。
今度の映画はイオン・プロ、ダンジャックがコロンビア・ピクチャーから映画化権を買い取っての正統派ボンド映画となります。アルバート・ブロッコリが生前果たせなかったことです。主演にダニエル・クレイグなんて地味な俳優を起用しているところに製作者の本気を感じます。
もっとも、60年代のコロンビアのパロディー映画も好きでしたけどね。
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.4
(5pt)

とにかく原点

1953年発表のジェームズ・ボンド第一作。今から見れば時代遅れ、などと言うなかれ。すべてがこの小説から始まる。第1号ボンドガール、ヴェスパが第1号悪役ル・シッフルに拉致されるシーンは興奮させるし、ボンドが拷問されるシーンは痛々しい。1966年に映画化された時は、題名以外まったく無関係の内容であったため、本作もファン以外には殆ど顧みられることもなかった。2006年11月ようやくこの映画化が公開されるが、製作陣はあえて従来のハンサムなスーパーマンのイメージを忘れようとしている。まさにフレミングの原作に回帰しようとしている。映画のボンド・ファンは賛否真っ二つに分かれるかもしれないが、この原作小説がすべてのビギニングなのである。第1作のストーリーがあったから、第11作まさに10年後「女王陛下の007」でボンドはカジノ・ロワイヤルに戻ってきて再び運命の女と出会うことになったのである。ジェームズ・ボンドは超人ではないことが本書で嫌というほど見せつけられる。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.3
(5pt)

とにかく原点

1953年発表のジェームズ・ボンド第一作。今から見れば時代遅れ、などと言うなかれ。すべてがこの小説から始まる。第1号ボンドガール、ヴェスパが第1号悪役ル・シッフルに拉致されるシーンは興奮させるし、ボンドが拷問されるシーンは痛々しい。1966年に映画化された時は、題名以外まったく無関係の内容であったため、本作もファン以外には殆ど顧みられることもなかった。2006年11月ようやくこの映画化が公開されるが、製作陣はあえて従来のハンサムなスーパーマンのイメージを忘れようとしている。まさにフレミングの原作に回帰しようとしている。映画のボンド・ファンは賛否真っ二つに分かれるかもしれないが、この原作小説がすべてのビギニングなのである。第1作のストーリーがあったから、第11作まさに10年後「女王陛下の007」でボンドはカジノ・ロワイヤルに戻ってきて再び運命の女と出会うことになったのである。ジェームズ・ボンドは超人ではないことが本書で嫌というほど見せつけられる。
007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル 【新版】 (創元推理文庫)より
4488138063
No.2
(5pt)

007の原点

映画でしか007を知らない方はぜひ小説を読んで頂きたい。映画を観るより遥かに時間はかるし、活字ばかりで退屈かもしれない。しかし、小説こそが、イアン・フレミングが生み出した007の世界の原点なのだ。
このカジノ・ロワイヤルでボンドはこの世に誕生した。アクションも少なく、秘密兵器も登場せず、内容も役とのバカラの勝負で勝つこと。内容だけ確認してもかなり地味だよね。けど実際は違うんだよ!本の紹介なんて結末の一番いいところは紹介しないよね?カジノの対決は中盤にすぎない。それでもバカラ勝負はかなりスリルがあって手に汗握ること間違いなし!けどこの作品の一番の読ませどころはここではない!カジノ対決後のヴェスパーが作り出すクライマックスが一番の読ませどころ!この悲しくも心を引き付ける衝撃のラストは本当に涙が止まらない!ウォッカマティーニの作り方も書いてるよ。ファンはぜひ読むべき作品です。ヴェスパーに恋した人は絶対に泣かされます。買って損はない、いつまでも手元に残したい作品です
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012
No.1
(5pt)

ジェームズ・ボンド、参上!

ジェームズ・ボンドが誕生した記念すべき1作目。ボンド・シリーズの豪快さや豪華さなどエッセンスが、この一冊にすべて詰まっている。
007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 007/カジノ・ロワイヤル (創元推理文庫)より
4488138012