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猿の罰
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猿の罰の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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第三部は作者があれもこれも欲張り過ぎた。ポーターは真犯人疑惑をかけられて戦線離脱。記憶の欠落もあり、読者の不信を誘う。クレアは伝染病感染疑いのため病院に隔離されてたくさんの医師、看護師、一般人の対応に追われる。日記は児童保護施設に舞台をうつし、子供同士の淡い初恋と性接待の辛い状況が描かれている。後半、これで終わりかと思わせてからのどんでん返し、怒涛の伏線回収が待っている。多少のご都合主義と中だるみは許そう。 | ||||
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3部作、全部読むべし。 | ||||
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最終章3は、途中で吐き気がし読むのを止めた。こんな社会や大量殺人を書きたかったのか??作者の品性を疑う。 | ||||
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3部作を読み終えた。 日記と現在が相互に切り替わり、何が本当なのか読み手を惑わす。とても読み応えのある本だった。 | ||||
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三部作と知っての上で通読。通勤時の暇つぶしに適した本でした。 内容自体の感想は ・「地の文」での虚偽記載だらけ ・医学,薬学上の誤った記述 ・刑事,捜査官各々が自分勝手な理由で単独行動,証拠の秘匿 ・都合が悪くなると「記憶や資料の改竄」「内通者がいた」で押し通す ・犯行グループの大半は別身分で逃げおおせる ・主犯が裁判で無罪を勝ち取る → (勘違いから狙われていた)刑事が射殺 という酷いエンド であり、今後同作者の作品が翻訳されても読むことはないかな・・・・・・が正直なところです。 | ||||
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『悪の猿』『嗤う猿』に続くクライム・サーガ三部作、ついに読み終えた・・ふうぅ・・しばし嘆息・・過去と現在・・イリノイ、ルイジアナ、サウスカロライナ・・時間と空間に散らばるたくさんの登場人物が最後に収斂する・・その圧倒的リーダビリティに脱帽・・こんなすごい本を書いてしまったら、小説家はもう卒業して別の職業に進むしかないのでは・・でも、自作があればぜひ読みたい。 | ||||
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まだ読書半ばであるが、ストリーの展開は面白いがテーマは私向きではなかった。 | ||||
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長編ですが、一気に読みたくなる。 | ||||
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三部作、一気読み。 いや、一気読みしないと、だめです、3巻目の「猿の罰」で人間関係とかちょっと錯綜しちゃうかも。 よくまあ、これだけ広げた風呂敷をきれいにたたみ、伏線も回収したものだと思う。 サイコ、サスペンス、スリラー好きならぜひ。 やるせない状況や痛々しい場面もありますが、無駄なものではなく…… 読むときはとにかく3冊いっぺんに。そこだけ念押ししときますw | ||||
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素晴らしい作品。ありきたりなスリルとサスペンスという言葉しか見当たらないが、この著作にはそれ以上のものがある。 ぜひとも、映画化またはテレビドラマ化を望む。読みながら、ワンカット、ワンカットが目に浮かぶようである。 | ||||
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面白くて読み出したら止まらない。スピード感があって、内容を振り返って確認したいが、先も読みたい。そんな感じだった。最後まで読んで、きっかけはえ?そこなの?だったけど。 | ||||
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面白かったが、ストーリーそのものはよくある設定で、最近Primevideoで見た刑事モースにもあった。 | ||||
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猿シリーズ完結編。 どちらかと言えば、良くできた連続殺人もの、と思われた1作目「悪の猿」から、疑惑、疑心暗鬼そして混乱の第2作目「嗤う猿」を経て、驚愕のウルトラ技を次々と決めての最終作。 とにかく作者の深遠で大胆な計画に翻弄されてしまった。 最後まで「日記」にはドキドキさせられ、ポーターの混乱に一緒に不安になり、全てを疑いだし、焦りながら最後に突入という手に汗握る読書体験でした。 早く先を知りたいのに、1行も余計な部分がなく、最後まで油断ならない読書でもありました。 作者の力量に感服しました。 終わっても、これからどうなったんだ?とあれこれ考えてしまった。ホントにこれで終わったのか? | ||||
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なんといっても速さです | ||||
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『悪の猿』『嗤う猿』に続くノンストップ・スリラーの三部作完結編。三作でワンセットの巨大なストーリーとなっているため、一作目から読んで来ずにいきなり本書を手に取ってしまうと大変なことになる。要は続き物なので、ここから読んでも何のことやら何もわからないだろう。そのことを最初に断っておきます。注意書き付き作品。 前作で、主役のサム・ポーターに対し、新たなFBIの捜査官フランク・プールという第二の主人公的存在が登場。複数主人公型の物語へと変化したのだが、本書ではポーターを主軸とした描写は激減する。それどころかポーターが疑われるべき側に徐々に変化してゆく、という逆転の発想がストーリーに盛り込まれてゆくのだ。善悪が鏡のように向かい合わせになって進行する迷宮ストーリー。 さらに、メインストーリーの影となって、重要な秘密と過去の恐るべき犯罪を語ってきた日記は、その後も劇的な展開を迎え、本書では新たな秘密を語り継いでゆく。殺人者の真実。被害者たちの真実。また日記自体の真偽が問われるばかりか、日記そのものが大掛かりな事件全体の仕掛けではないかとまで疑われる怪しい存在となる。 現在と過去、捜査側と犯罪者側、罠のまた罠。そうした重層構造が、作品を紡ぐ最も大きなトリックであるかに思える。 短い断章を積み重ね、猫の目のように視点を次々と変えて、動きを止めないジェットコースター・ノヴェル。その性格は三作目にしてさらに加速する。ページの厚さが気にならない疾走感に身を委ね、この世の悪との、めうるめく知と知の闘いに身を任せよう。そんなウルトラ・エンターテインメント掉尾を飾る一冊が本書である。 ラストの作者あとがきを読んで、闇の人身売買サイトが実在していたことを知った。作者の眼のつけどころ、下調べは、この疾走ストーリーに重さを与えるものだが、社会の歪みや悪が人間をどのように変えてしまうのか、という恐怖は最後の最後まで残る。特に失われた子供たちの時間と、歪められる価値観、などの極めて人間的な問題はラストページまで持ち込まれる。 仕掛けだらけのストーリーの奥にある人間の正義の問題はこの三部作にとって極めて重要でありながら、妙に余韻を残す。一作目の一ページ目から是非味わって頂き、どうにかここに辿り着いて頂きたい。何よりも一気読みがおすすめ、そしてネタばらし厳禁です。 | ||||
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3部作の最終章ということで展開は派手ですし、今まで謎であった多くのことが解明されていきます。第1部、第2部、第3部と連続して読まないと、登場人物を含めてごちゃごちゃとわからなくなると思います。特に第3部の本書は主たる登場人物達がそれぞれ別々に行動しながら話を進めていく形式が顕著になっており、ストーリーの局面がめまぐるしく変わるので、一気に読んだ方が良さそうです。 非常にスケールの大きいストーリーとよく練られたプロットですが、最終章では死体がゴロゴロしてリアリティがやや欠ける事、犯罪者家族について明らかにされなかった点もあり、何か物足りない感じもありました。 | ||||
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これだけの長大作を、大きな破綻もなく最後にまとめ切れたこと、作者の力量を感じました。 残念な点は翻訳が荒っぽく、特に会話の表現が類型的で、各登場人物のキャラクターをきめ細かく表現しているとは言い難く、機械翻訳っぽく感じるところが散見されたことです。英語に自信ある方は原文を読まれた方がよろしいかと思います。 | ||||
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シリーズなので本刊だけ読んでもわかりません。シリーズ1作目「悪の猿」から読んでもらえば、「嗤う猿」そして「猿の罰」まで面白く読むこと間違いなしだと、個人的には感じています。いい意味で、何が何だか分からないままクライマックスまで進み、サムが・・・、まさかヘザーまで?とか見事に作者に、物語に振り回されました。最後のシーン、果たして完結したのか・・。何はともあれシリーズはこれで終わりですが、終わってほしく無いような、終わっていて欲しいような、複雑な気持ちにさせてくれます。大変面白いシリーズでした! | ||||
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