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〔少女庭国〕



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〔少女庭国〕の評価: 3.89/5点 レビュー 38件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.89pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全4件 1~4 1/1ページ
No.4:
(3pt)

庭:草木が咲いたり枯れたりする場所

いいタイトルだなと思った。庭は、誰かが鑑賞するために整備するもので、栄枯盛衰があり、弱肉強食があり、見ていて飽きないなあと。
〔少女庭国〕 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)Amazon書評・レビュー:〔少女庭国〕 (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)より
4152094451
No.3:
(3pt)

なにこれ

結局投げっぱなしで終わり。なにこれ、としか言いようがない。
〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150313822
No.2:
(3pt)

設定は面白いけれど、文章の癖が強い

話が思いもよらぬ方向へ膨れ上がってきて、先の展開が気になって2日も経たずに読み終えた。読む前と読了後とでは、全く印象が異なる小説。
メッセージ性が強く、考えさせられる上に
文章的な面でも癖が強く、読点が少なかったので読んだあとはドッと疲れを感じた。
〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150313822
No.1:
(3pt)

設定は凄く面白い!でも、それの基盤となる部分に疑問符が

早川の新聞広告「だけ」で手に取った一冊です。それくらい私にとってタイトルの惹きは強烈でした。
で、実物を見ると表紙はラノベ風。そして中身を読むと…『バトルロワイヤル』っぽい展開。
ここだけなら途中で撤退したかもしれません。

 しかし、読み進めると(本文の「少女庭国補遺」部分)「センス・オブ・ワンダー」な展開が待ち受けて
います。まさか、この果てしない密室劇を利用して人類の進化(文明の誕生から発展という意味)や
社会性の進捗(個から集団となる。その結果、ヒエラルキーが誕生する)を描くとは!

 ただ、先の様な大枠を描くために必要な基盤を成す部分で、2か所気になるところがあります。

 1つ目は、本作の柱の一つと言っても良い「バトルロワイヤル」=殺し合い、の描写が余りに淡白。
いや、血みどろの殺戮を書け、という意味ではありません。

 しかしながら、そのような「状況」におかれた15歳前後の少女たちが…

・「はいそうですか」と、*1)あっさり人を殺めてしまうのか?
・そこまで「今時の」少女たちは淡白な死生観を持っているのか?

 …と感じたのです。物語を通じて現実(2010年代前半の意)の少女たちの死生観を描いているのなら
この評の勘違いは甚だしいのですが。

*1)尚、それを是とせず抗う少女の描写もある。だが、殺すこと、死ぬことをあっさりと受け入れてしまう
キャラの方が多数派なのだ。

 もう一つの気になる個所は、密室劇を成立させるため、生存活動が密室内で(いろいろ問題はあるものの)
完結する設定になっています。にも関わらず、その設定部分(広義ではSFだ)が、やっぱりあっさりしすぎ。

 大ウソ(=物語)をつく以上、細かい部分(=設定)でウソをついてはいけない、またはウソと感じさせ
ない*2)設定であれば…と感じたのです。

*2)○○を捕食、××を再利用等。ネタばれになるので伏字にしています。
後、少女たちの氏名が先に進めば進むほど独特なものになります(ルビがないからどう読めば良いのか?な
ものや、露骨なくらいとんでもない氏名もある)。
これを読み解けると、本作への評価は、また変わると考えます。

 以上の理由で星3つとしました。
〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)Amazon書評・レビュー:〔少女庭国〕 (ハヤカワ文庫JA)より
4150313822

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