■スポンサードリンク
氷点
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
氷点の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.47pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
誰もが良い作品と言うが読む気にならなく… やっと55になって読みました。 氷点読んで下巻を楽しみにしていたら上巻の復習で残念でした。 book ofで氷点が売っていなかった意味がわかりました。逆にこちらが氷点なのかも。 氷点を読んでしまったから星は無しにしたかったけれど一つです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
0円になってるので読み始めましたが、上の途中までがめちゃくちゃいい! 小躍りして上下巻購入。 原罪を問うとか、真正面から人間の優しさに向き合うとか、帯もいい! 美しくも利己的な夏枝、るり子の悲劇、人物が素晴らしく魅力的に描いており、もう、これぞ探していた本だったのに……。 でも、何コレ、後半、宗教感強くなる一方で、不倫とか浮気とか近親相関とか、もう気持ち悪くなり走り読みしました。父親も母親も低俗すぎて。韓流ドラマか! そもそもお下品で低俗なものでも好きなのですが、帯で不朽の名作とか、崇高な文学的雰囲気を醸し出して売るのはどうなんでしょう? 期待しすぎたのが悪いんでしょうが、崇高な文学というよりは、ただのエログロなメロドラマでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
妻・夏枝が逢い引きをしている隙に3歳の娘を殺害された辻口は、夏枝への復讐のために、密かに当の殺人犯の娘・陽子を養女にする…。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
時代を超えた名作ってことで読んでみたんだけど、 うーん、これ、名作なの? おそらく何度もドラマ化や映画化されたんだろうけど、 まるでそういうのの台本みたい。 最初からそれを意識して書かれたみたいに感じる。 まぁ、ふさわしいのは映画や1時間ものの連続ドラマじゃなくて、 民放の昼の連ドラの原作にピッタリなような内容だけど。 登場人物の心の中までカッコ書きで書いてあるので、 なおさらそう感じる。 まぁ、個人的には、こういうの書いてもらった方が、 自分はいちいちそういうの読者に想像させられるのめんどくさいし、 作者の想定と違う方に想像しちゃうとその後の展開で 「なんか違うな?」ってなっちゃったりするので、 分かりやすくていいんだけど。 主人公夫婦の心の動きと、それに呼応する行動が単純過ぎて、幼稚過ぎる。 お互いに、口に出して確かめればいいのに、それをしないで 疑心暗鬼になった挙句に、「悪いのは向こうだ。」。 必ず相手が悪いことに、責任転嫁する。 延々とそれの繰り返しで、最後には「またそれ?」って口に出して言っちゃったよ。 こういう分かりやすい設定の親と、 これまたどこまでも純心という、分かりやすい設定のもらい子の陽子。 今まで溺愛してた陽子が犯人の子だと分かったら、 そんな一瞬で180度態度が変わっちゃうものなの? もっと何日も何週間も逡巡するもんじゃないの? そして、その心変わりも相手のせいにする。 少なくとも、代わりの子供がほしいって言ったのは自分だよね。 行動、心の動きが非常にデフォルメされてるというか、単純。 人間、そんなに分かりやすく心って動かないと思うんだけどね。 これがホントに時代を超えた名作なのか? 昔、今から20年近く前、 日本で韓国ブームが始まった頃、どの韓国ドラマも主人公、又はその周りの人が 必ず交通事故に遭って、「あぁまたこの展開かw」って苦笑したものだけど、 この小説にも似たようなものを感じる。 韓国ドラマもその後進化して、今では交通事故も昔ほどw遭わなくなったし、 金持ちの御曹司と貧乏な娘、みたいなステレオタイプの設定も無くなったけど、 もしかしたらこの小説も、その昔はこれで良かったのかもしれない。 その後にこの小説に影響を受けたのかどうか、 同じような内容、設定の小説、ドラマ、映画を見て、 それにとっくに飽きた後に遡ってこの小説を読んでるからそう感じるのかもしれない。 まぁ、とにかく、21世紀の今となっては、 チープな小説に思えるのだがどうだろうか? この人の小説は他にも『塩狩峠』とか『泥流地帯』とか、 評価が高くて読んでみたいと思ってたものがあるのだが、 他もみんなこんな感じなのか? だとしたら、読まなくていいな。 下巻に進むと、今の、この感想を覆してくれるようなどんでん返し、 名作と言われるに能う感動があるのか? 半ばそれを期待して、 下巻まで読み終えた後では感想も変わるかもしれないと思ったので、 上巻だけ読み終えたこのタイミングで、今の感想を書いてみました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
汝の敵を愛せよ」という主題に挑戦したはずの難しい主題に対する 展開がほとんど記述されてなく、また自殺はキリスト教では、全く許容 されていないにも拘らず、主人公(陽子)は何故即座に(その日のうちに) 睡眠薬自殺を図ることになったのか、その心の葛藤がほとんど記述されて いないのは、不可解の思いと言わざるを得ない。 キリスト教義には大変興味がありその一端を読み解くことが出来るかと 期待したが全く裏切られた思いです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ヒロインの描写が抽象的で、また、あまりにも美化しすぎでリアリティーがありません。また、視点が定まらない物語で、少し苛々してしまいます。感動的に描こうとする姿勢は感じられますが、宗教の匂いが強くて、文に理論性が感じられずあまりに情緒的で、頷けないです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
登場人物の心がころころと変わる上に、心情描写が上手いとはとても思えない。素人が書いたものだからと思って読みましたが、なぜ評価が高いのか不思議。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
小説のコミカライズは、原作の雰囲気を損なわず、それでいて原作と同等の感動を呼び起こさなければならないので、それなりに難しいことだとは想像できるつもり。 私は三浦綾子氏の大ファンで、『氷点』はもちろん何度となく読み返した。が、寡聞にしてこれが漫画化されていたとは知らなかった。 『氷点』は、あらためて言うまでもなく、キリスト教信仰に根ざした罪と赦しの物語である。少なくとも、その基本線を崩すと物語自体が成立しなくなる。ある程度の脚色をするにしても、この根幹部分に勝手な解釈を挟むのは許されまい。 その意味では、残念だが本作は、原作の持ち味を上手く再現している印象がまるでない。 なにより、聖書の言葉の扱いが軽々しく、浮ついている。真の意味がまるで理解できていないとしか思えないのだ。 レディコミ特有のウケ狙いのような、単なる不倫愛憎劇に堕してしまっている感じが拭えない。 キャラのデザインも、佐石は、いかにも悪役の典型らしい、締まりのないヨレッとした顔つきだし、村井は、昭和20〜30年代とは思えない長髪の、典型的な女誑し風、と、レディコミにありがちなステレオタイプばかり。夏枝も、前半と後半とで、単に年齢を重ねたというだけでは説明できないほど、顔つきも雰囲気も全く違う。唯一、辰子が、スパッと竹を割ったようなイメージを表現できているかな、という程度。 さらに致命的なのは、ほんの数ページの間で顔貌がまるで別人になる箇所があること。答辞のシーンの陽子が典型で、トーンで大袈裟に陰影を付けた顔とベタ線で描いた顔とが同じ人物に見えない。プロの作画とはとても信じ難い。 時代を超えて読み継がれる大名作に果敢に挑んだことは評価するが、独立したコミック作品としては、無理の多い失敗作、という感想である。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
現実離れした思考や言動が多くて、ちょっとついていけませんでした。 最も信頼できるはずの人間が、こんなんだったら……ぞっとします。 ねちっこい愛憎劇が好きな方以外にはオススメできません。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
書かれた時代が時代なので現代の感覚からすれば おおいにそぐわないことはやむをえないのかもしれません。 しかし、まずありえない設定に加え、わかりやすくするためか あまりに単純化されすぎた人間の描き方、 辟易しながらなんとか本編?の上下は読み終えたものの、 この作品を読むのに費やした時間が惜しいの一言です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
母親が気の毒で途中で腹がたってきました。 自分の娘を殺された上その子を殺した男の娘を育てなくてはならない、それほどの罪をこの母親が犯したとは思えません。 こんなひどい夫がもっともらしく悩んでみせても白けるだけです。周りの人は全員被害者だと思います。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!