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【逸木裕】
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空想クラブの評価:
4.50/5点 レビュー 2件。 - ランク
Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです
平均点4.50pt
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。 未読の方はご注意ください
空想クラブのミステリー仕立て青春グラフィティ
普通の人々が半グレ・ヤンキーに巻き込まれ、簡単に不幸になる
しょうか。千里眼の目をSF的用語を用いて「空想次元の扉をあける力」と説明していますが、ガチガチの
ハードSFではなくファンタジーに近く、あくまでも脇役扱いです。
メインは川で亡くなった親友真夜(まや)の死因を究明して行くミステリーで、同時に空想クラブメン
バーの青春グラフィティでもあります。隼人、涼子、圭一郎そしてとくに主人公「ぼく」の真夜に対する
想いが何とも言えず切ない。親友以上恋人未満(どこかで聞いたことのあるベタなフレーズ)の心が見え
隠れする場面は、遠い青春時代を想起させます。
そしてラスト16ページ。物語はクライマックスへと。主な登場人物が中学2年生であることを考えると、
納得の行く「奇跡」ではなかったでしょうか。