■スポンサードリンク


告解



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
告解
告解 (講談社文庫)

告解の評価: 3.85/5点 レビュー 40件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.85pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21~29 2/2ページ
<<12
No.9:
(5pt)

本の購入

新聞広告で見てからネットで購入依頼し大変ハイスピードで手に入り読書も終わりました。大変面白く読みました。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.8:
(4pt)

いつも裏切らない作家

薬丸岳のは全部読んでる。2日で読んで、満足。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.7:
(5pt)

評価1のレビューに間違った情報あるので訂正

評価1にしてる人が誤った情報を出してるので訂正させてもらいます
栄養士は病院などに勤めながら管理栄養士を目指して勉強することは可能です
管理栄養士のほうが資格としては上ですが、栄養士も資格を活かして働けます
本著では全く間違ったことなど載せてないです
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.6:
(4pt)

屈折した犯罪者ではなかった

薬丸岳は、社会の犯罪をテーマにしている。殆どは読んでいる。友罪は映画に。面白かった。残酷なことから最近、少し、、救いの手を述べるようは兆しがあるように思う。犯罪者もひとで、更生はかなり困難で、そして又レールに乗り犯罪という列車に乗る。この本は、更生する。暖かくなる最後に、心から良かったと思った朝方。人は屈折したら、そのまま坂道を転げ落ちる。どんな過ちもおんぶして、、とりあえず登らなければ陽のめは見れない。今までは残酷に殺される復讐者が多かったが、これからも社会視点と、犯罪と被害者である視点から、又このような本を望む。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.5:
(5pt)

作家-,,Aではない君,,を読み直した

作家さん,どくどくの視点で,,Aではない君と,,と同じ考えられました。
ファンの,1人として,作家さんへの応援で,購入,大満足です。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.4:
(4pt)

加害者と被害者の関係

書店で食指が動いたので帯を見て購入しました。

本編の加害者は老女を轢死してしまい、出所してからの心情が描かれています。
もう一人の主人公は妻を失った夫で、加害者の男に妻を奪われてしまった心情が描かれています。

現実の犯罪者と同じく、加害者の男も「轢いたのは小動物だ」「人間じゃなかった」「80代の老人を殺してしまったのは悪いが、若い20代のうち4年も服役したから罪は償った」などと自己正当化していきます。
そこから被害者の夫と出会い、二人の慟哭が描かれています。
一方的に家族を奪われた被害者側の心情は簡単に察することはできますが、私は加害者側の家族が苦しんでいる描写がとても好きです。
やっぱり飲酒運転はだめなんだなぁと思う作品です。
みんなもやめましょう。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.3:
(5pt)

もし自分だったら…と引き込まれる!

ひき逃げ事件を加害者と被害者の両サイドから丁寧にリアルに描いた作品で、とっても引き込まれました! 車や自転車っていつ自分が加害者になるかわからないし、その分、もし自分や自分の家族が加害者になってしまったら…と自分ごとのように考えてしまいました。

余談なのですが、既にあるコメントに、資格のない者が栄養士として働けるわけがないという指摘がありましたが、確か綾香は専門学校を卒業しているのだから資格は持っているし、気になって調べたのですが、専門学校卒業後に病院などで実務経験を積んで管理栄養士の資格を取るのは普通のようですし、別に間違っていないのではないかと思いました。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.2:
(5pt)

人はひとりでは生きていけない

薬丸岳はデビュー作の『天使のナイフ』以来、「罪と人」「罪と償い」「罪と罰」という過酷なテーマを逃げずに正面から向き合って書いてきた作家だと思う。
その真摯な姿勢があるからこそ、どの作品も殺人や殺人者を描きながらも「生きる」ということを考えずにはいられない読後感がある。

今作『告解』の主人公は、轢き逃げ犯。つまり、犯罪加害者である。
薬丸作品で主人公が犯罪加害者であったことは初めてな気がする(思い違いならすいません)。
この主人公・翔太は、酒を飲んだ夜、恋人からのメールがきっかけで雨の中を車で外出し、老婆を轢いてしまう。
その生々しい心理描写には、思わず自分が加害者だったらと思わずにはいられない。

第一章では事件発生から収監、第二章では刑期を終えて、そして第三章では新たな生活が描かれる。
自分は不運だった、轢いたのは人間だとは思わなかった……物語の随所に描かれる翔太の弱さ、狡さ、自分勝手さに閉口しそうにもなるが、やはり自分だったらそう思うのではないかと感じてしまう人も多いのではないか。
この「感情移入度」の高さが薬丸作品の魅力だと思う。

一方、この物語には翔太とは違う主人公もいる。轢き殺された老婆の夫・二三久である。
彼は翔太の裁判には一切顔を出さず、家族にこう告げる。「やらなければならないことがある」と。
第一章で提示されたこの謎が物語のひとつの柱ではあるが、第二章でなんと二三久は認知症を発症しているのである。
離れて暮らす息子・昌輝はなんとか同居して面倒を見ようとするのだが、二三久はそれを拒否する。今にも忘れてしまいそうだが、「やらなければならないこと」があるから。
個人的にはこの「被害者の息子」であり、「年老いた父親を抱える息子」である昌輝にもひどく感情移入してしまった。
二三久が何か行動を起こす度に心がザワザワする感覚は、現代社会が抱えるまたひとつ大きな問題の切れ端を握らされているような、すごく不思議な読み心地だった。

翔太が父親からの手紙を読むシーンがあるのだが(これがすごくいい!)、二三久のことを常に気にかける昌輝の思いや行動も含めて、この小説は「罪と人」を描きながら「父と息子」を描いた小説でもあると感じた。
親だったり、恋人だったり、親友だったり、人が生きていく上で「信じられる人」や「信じてくれる人」の存在はとても大切だ。
人はひとりでは生きていけない。
そんな当たり前のことがすごく尊く感じられる小説だった。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069
No.1:
(4pt)

心の底から罪を償える人間と反省ない人間。人を許すのは果たして可能か?

薬丸岳氏の待望の新作である。今回は20歳の若者が81歳の老女を飲酒の上、轢き殺してしまうと言うテーマだ。さすがに読みやすいので、一気に読める。だが、薬丸岳氏は少年犯罪をテーマにする事が多いが、現実的と非現実的な部分が混在して考える。現実的なのは淡々と裁判が起こり淡々と出所し自分が犯した罪から逃げ続け自己憐憫しかない少年の気持ちは現実的だと思う。身勝手で自分に甘い。ネタバレしていけないので詳細は記載できないが、被害者家族の苦悩は描いていない。人の命に重いも軽いもないが、これが81歳の老女が轢き殺され200m引きずられ遺体が損傷しており、普通のお葬式ではない。でも仮にこの被害者年齢が小学生だったら、被害者の夫にとって孫であったら、被害者遺族の感覚、世論は違うのではないだろうか?判決も4年強の実刑ですむだろうか?危険運転罪は大きいし、こんな軽い刑で済むのか?年齢を重ねると色んな経験もするし、とんでもなく利己的な人間にも出会す事がある。罪悪感の欠片もない、言い訳ばかりの人間に出会した事があり、正直、性善説で生きてきた自分には理解できなかったが、人間が罪を犯すとしても、やはりここにも出てくるが自分がした事より、受け入れてくれない社会を恨み悪事を働き楽ばかりの人間も多いのではないだろうか?1番のポイントは加害者遺族が許すポイントだ。私はここがどうもしっくりこない。正直、そのテーマとこの事件では土台が根本的に違う。となる。ラストまで一気に読ませる力は凄いと思うが、年齢や思想など読者の層で大幅に異なる感想になると思う。
告解Amazon書評・レビュー:告解より
4065147069

スポンサードリンク

  



<<12
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!