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告解
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告解の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.85pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全6件 1~6 1/1ページ
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登場人物の印象が薄くて覚えづらいし ただ出してる感じで深みがない。 全体的に軽くて説明で補おうとしている のだがどうにも稚拙に感じてしまう。 この作家さんの本は初めてだと思いますが 次はないかもしれません。 | ||||
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ネタバレになるかもわかりませんので初見の方は読み飛ばしてください あまりにもご都合で、若さゆえとはいえあまりにも罪の意識が軽いなぁと感じました。 だってだっての自己憐憫、自己正当化から、遺族に対する申し訳なさの気持ちは芽生えたものの、被害者本人に対する思いは…?とずっと後味悪かったです。 登場人物それぞれが全くイメージしづらく、表現の稚拙さを感じてしまいました。 特徴が全く描かれてない。 40代の男性…とか。 あと登場する人物の苗字が入るだけで混乱します。 荒川が、とか名前ではなくグループホームのスタッフ、だけでよくないでしょうか… 心理描写もありきたりな表現ばかりで途中だるくなってしまいました。 他の方のレビューにもありますが、シングルで恐らくフルで仕事して育児をすること、舐めてませんか? 従姉妹の協力が多少あるのかも?分かりませんが、よその家の食事の支度をする余裕なんてありませんよ… 子供とご飯食べるの21時過ぎですか?とリアリティのなさが随所にあり、残念でした。 どの登場人物にも感情移入できずに終わってしまいました… | ||||
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登場人物全てにおいて人物描写に深みがなく、上部の事象を幼稚に書き綴っただけのような文章であった。シリアスなテーマを掲げて、収集がつかなくなった感がある。作者の思考の浅さと、文章表現の技量が低いと感じた。 | ||||
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翔太は飲酒運転で老女を轢き逃げ、死亡させる。信号無視、スピード違反、救護義務違反、これは悪質な犯罪。 後の裁判で明らかになるが、救護していれば救われたかもしれない命なのに、「あんなことさえ起こらなければ」「運が悪かった」と言う翔太。 「飲酒運転をしていたのは十分責められるべきことだと思うが、それでも翔太は故意で法輪の妻を死なせたのではない」と言う綾香も然り。飲酒運転厳罰化に逆行している設定に呆れた。 ー ネタバレ注意。 被害者遺族の慟哭が全く伝わってこないどころか、刑期を終えた翔太と遺族の関係は、まるでご近所付き合いのようで笑える。 遺族は加害者に対してどうしてあんなに冷静なの?一度や二度は感情をぶつけて罵倒するのでは? 翔太の子どもを出産した綾香は、翔太服役中、従姉妹の助けを借りたとはいえ、育児と仕事とスキルアップのための勉学をして管理栄養士になった!? 栄養士の資格と実務経験があれば、管理栄養士国家試験を受験できる。ただし新卒者以外の合格率はそれほど高くない。 シングルマザーとして育児、仕事、勉学の両立はさすがに無理があるのではないだろうか。著者は男性。乳幼児期の育児の大変さを分かっていないのか? 禁止されてるのに、ボイスレコーダーを持ち込み、裁判を録音する遺族。違反行為と分かっていてやるのか?アーティストのライブ会場じゃない。裁判所だ。 リアリティに乏しく、主要人物全てに共感できなかった。被害者の夫が許す理由にも無理がある。戦争と犯罪は違うと思う。 加害者を救済したいという著者の目的は分かるが、重いテーマだからこそ、リアリティある作品を書いて頂きたい。 | ||||
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次々にスポットが当てられる登場人物が切り替わり、その人物の周りの人間関係等も描写されるがあまりの人数にまともにイメージ出来ないし、する必要も無いと感じた。 ぼんやりと群像劇を読んでいるとあぁ、この人物は無理があるとか、人間味がないなとか、ちょっと出来事が稚拙だなとか冷静に見えてしまう。 そう、誰にも感情移入できない。ノンフィクションルポでも読んでいる様な本だった。 飲酒、信号無視、速度違反、救護義務違反で人を轢き、引き摺り殺した上、虚偽証言を繰り返し、拘留されている人物の描写で「ほとんどご飯を食べていない」と地の文で出てきて、随分可愛らしい表現するんだと気が抜けた。 いきなり裁判が始まってしまったけど?実況見分等は省略? 判決後、入所すると次の瞬間には出所。その後の生活、思想は五年の懲役が無意味だったのかと思うほど何の成長も意識改革も思慮深さも無く、轢き殺した事を隠そうとした時から何の成長も無い。 元カノが子供を産んでいたので結婚したのかと思ったら、事件前に孕ませてたのかよ。。。しかも女の方から会いに来た。 読み続けるのキツイなとこの辺で思った。。。 轢き殺された女性の伴侶が犯人と同じアパートに引っ越す。年齢的に復讐という訳ではなさそうだが認知症のせいでとことんまどろっこしい、何度も犯人の事も事件の事も忘れて何となく思い出して、その繰り返し。 元カノがアパートに訪ねて来るようになり、犯人と遺族を絡めて近所付き合いみたいな状態になるが、めちゃくちゃ違和感。元カノが夕食を作りに来て、老人に差し入れしたりするんだけど、こども放置して何やってんだ?保育園に迎えに行って?うちに連れ帰って?一人残して飯作りにきてんの? 老人がナイフを持ち出したり、過去に対して贖罪の意識があるような描写。でもまどろっこしさが勝る。老人がインフルエンザになったりとか。。。 この辺りで安っぽいヒューマンドラマ臭がキツくなる。「老人は復讐を考えてはいない、目に怒りや憎しみが全く感じない」と元カノがぼんやりした事を言う。 想像していたよりよっぽど安っぽい、粗末な終わり方だった。 老人に許され、その息子に許され、亡き父から手紙で励まされ、元カノとよりを戻し、しかる後、被害者を轢き引き摺り殺した直後から今の今までの欺いてきた真実を打ち明け、泣いて、スッキリ! マジか。。。 ここまでご都合で生暖かく救われるなら人轢き殺して嘘吐きまくっても平気だろうな。 | ||||
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栗山綾香が小学校で栄養士の仕事をしながら管理栄養士の資格を取ったとなっているが、資格のない者が栄養士として働けるわけがない。残念ながらこのような致命的な誤謬が一箇所あるだけで作品全体のリアリティーが著しく無くなってしまう。率直に言うと、読む気が失せた。リアリティーの担保されてない社会派小説にどのような価値があるのだろうか。この小説は誰にでも起こり得るような現実味があるからこそ読んでいて楽しめるのに。残念でした。 | ||||
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