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ツインスター・サイクロン・ランナウェイ
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ツインスター・サイクロン・ランナウェイの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.00pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全24件 1~20 1/2ページ
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生き方を強制された2人の女が、数奇な出会いを経て惹かれ合うSF ストーリー。 だが物語の根底にあるのは、船を操って漁をする漁師の矜持である! 何がなんだかよく分かりませんが、読むとすっげー面白いですよ。 | ||||
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既刊の3巻まで読んで設定の半分も理解できてない上に出てくる数字が何千万トンが普通だったりするせいで作中の船や造形物に対してふわっとしたイメージしか浮かばなかったけれど思念で動く粘土の船や宇宙を遊泳する魚なんて設定はメチャクチャ好き。 百合目的で読んだけど壮大すぎる設定に3巻にわたって見惚れた。 勿論作中の人間関係も好きなんだけどね。 個人的に主人公カップルよりも銀髪短髪メガネのマッドサイエンティストの方のカップルが好きだった。 | ||||
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百合SFとか謳われちゃっていますけど、本質は立派なハードSFです。 斬新で魅力的な世界が構築されている。 | ||||
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百合とSFって相性がな~っていう先入観を持っていたのが恥ずかしいです。めっちゃ良かったです。 百合オタクは読んでください。2巻も買います。 | ||||
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SFとしても女の子2人の関係性を描いた百合作品としても最高。 単純に話が面白いので今後も長続きして欲しい! | ||||
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NOTEの記事でこの本が紹介されていて表紙に「何か」を感じました。 調べてみると娘10歳が愛読している「世にも奇妙な商品カタログ」と同じイラストレーターさん。 普段ジャケ買いはしない私ですが、抗えない引力を感じて2冊セットで購入。 セールで買ったし積ん読でも途中で投げ出してもまあしょうがないか と思っていました。 最初はSFらしい舞台紹介とさらっとした人物紹介。ふーんと思いつつ上巻の中盤まで読み進めてからはほぼ一気読み。 以下は子供との会話。 「先日、世にも奇妙な商品カタログと同じ絵師の人が表紙書いてる小説買ったって言ったじゃない?」 「言ってた言ってた」 「控えめに言って最高だな」 「控えめに言って最高」 「そうだ控えめに言ってだ」 なんと言いますが「こういう小説が読みたかった」をガッツリ満たしてくれました。 会話と文体はライトノベル(馬鹿にしたもんじゃありません。フランスの近代文学「三銃士」の会話と文体はほぼライトノベルのそれです。)。でも作者の「語りたいこと」はしっかりと骨太で重厚。でも押しつけがましくない。そして熱い。とことんまで熱い。不完全な主人公たち。だからこそ魅力的。一人一人だと目立つ人格的な粗(もちろん計算されたもの)が、バディになるとこの上なく光り輝く。そして大事な事なので2回言います。「語りたいこと」はしっかり伝わるのに全く押しつけがましくない。性別年齢関わりなく「自分のせいではない挫折」を味わった人なら共感間違いなし。 念のための補足。私にとってSF小説は「現実世界ではありえざる状況と舞台設定にする事で、描きたいことを描きたいように書く」という認識です。だから考証とかは二の次。そのあたりは他のレビューにお任せしたいと思います。 私の結論:読みはじめるのに理屈はいらない。表紙に惹かれたら読む。それでいい! 作者の方、私は初見でしたが本作を読む限り文句なし。また買わせていただきます! 加筆:現実社会の小説の感覚で読んでると伝わりづらいのですが、この人口30万の生存圏、わずかなミスで割とあっさり滅亡するギリギリのバランスで成り立っています。恐らく作中において主人公たちが怒りを覚えるこの社会システムも「この状況に適応するため、ある程度の」必然性も有しているはず。しかしながら、それに個人が唯々諾々と従うのは絶対に「否」だ、抗え。というメッセージだと私は受け取りました。いいもの読ませてもらいましたよ。 | ||||
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最初の方は状況説明が主で、自分にとっては次のページに誘う牽引力が足りなく、なかなか読み進みませんでしたが、35%越えた辺りから面白くなってきました。同じように感じる方が居れば、そこまで読み進めてから止めるかどうか判断されても良いかと思います。あと専門用語が多発しますが、それらを知らなくても本作品の面白さが減ることはないと思います(自分は装飾品程度にしか考えてませんでした)。百合ものとしてはガチガチではないですが、少女の性格の2人がやいのやいのした挙げ句に気持ちが繋がる場面が一番面白かったです。 | ||||
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SF作品としてもいつもの小川先生らしい感じで面白いけど、この作品の魅力は話の内容がどうでもよくなるぐらい最高に可愛くてカッコいい二人の女の子の掛け合いです。 | ||||
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読み終わってからしばらく経つと、「どんな内容だったっけ?」となることが多いですが、 この作品は脳内で映像化しやすかったからか、内容をよく覚えています。 メインは少女同士の恋愛なのですが、下地となる世界設定もよく作られており、 SFと百合を同時に摂取できます。 起承転結が分かりやすく、長さもちょうどよく、 読みやすくて良かったです。 こういった作品を定期的に出していただきたいです。 | ||||
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『アステリズムに花束を』収録の同名短編が面白かったのでこちらも読んでみました。 短編に歴史的背景や諸設定を付け足してページ増量という感じですが、 ページ増のぶん物語世界が広がっているとは思えず・・・・ 短編の方が良くまとまっていて出来が良く感じました。 とはいえ長編が駄作という訳でもなく、 続編がありそうな終わり方ですごく気になります。 なんならツインスターシリーズみたいな続き物にしてしまうとか、 テラとダイの凸凹百合コンビの銀河を股に掛けた冒険譚とか! ワクワクしますね。 あとピラーボートが変形する漁のシーンとか、 前後に分かれたピットでの操縦や変形のコンビネーション、 デッキドレスもお洒落で可愛そう。 けっこう視覚(想像力・イメージ)に訴えてくる描写が多いのでアニメにしたら面白いなと思いました。 | ||||
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ちょっといまよみおわったよいんにひたってるので、「最高です」いがいのかんそうがげんごかできません | ||||
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遠い未来、ガス惑星の周回軌道上で生きる部族の中で古い慣習にぶつかりながら女の子カップルが絆を深めていくお話です。 元々は"アステロイドに花束を"という百合×SFな短編集のために書き下ろされた作品で、そこにSF的な設定や部族のはじまりの物語を強化して書き直されました。 元の短編からそうなんですが、20代前半の少し大人で自分の立場を気にしなければならない年代と才能はあるけど無鉄砲で勝気ででも弱いところが18歳という主人公2人の組み合わせが絶妙でキュンキュンします。 そして今作で短編から追加された部族の始まりに関するエピソードが2人の絆をさらに際立たせて泣けてしまいます。 欲を言えば上中下の3巻構成にして、2人が飛び出すところまで読みたかった。続編期待します。 | ||||
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読みやすい百合SF 男尊女卑、結婚至上主義と言った古い因習がある宇宙世界で女性同士で漁をする物語です。 ラストで一気に百合とSFで捲し立てられ、幸せなキスをして終了。 続編や映像化があれば嬉しいです。 | ||||
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百合SFアンソロジー「アステリズムに花束を」に集録されていた短編(中編かも)を長編化した作品。 舞台の背景が明かされたり、物語が大きく動きますが、個人的には短編版の方が締まってて面白かったように思えます。 もともと短編だけで長編化する予定とかなかったのを出来が良かったから長編になったんですかね。 | ||||
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読む前は「百合SF…?そんなものに興味なんてないよ」と考えてましたが、見事にヤラれました。 遠未来なのに前時代的ジェンダー不均衡の世界観の中、主人公たちの心が徐々に通じ合っていくストーリーと、キャラクターの描写が秀逸です。しかもそれでいて、ちゃんとSFしてる。とんでもないバランス感覚です。 読んでみた後、絶対に主人公たちにキュンキュンすること請け合いです。 続編、アニメ化、映画化…どういった展開をしてもちゃんと成功しうるだけのクオリティと内容だし、そのいずれをも強く待望してます。 | ||||
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すごく良くてすごく良い。 SF部分もしっかり作り込まれてる。 ごちそうさまでした。 | ||||
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狭く、閉じたムラ社会の中で蔓延する男尊女卑的な価値観と慣習。 そんな中、女性同士という異例のペアが横紙破りを重ねていく痛快なお話です。 SFとしても百合としても見どころがたっぷり。変に小難しいこともなく、サクサクと読み進められます。 ラストの罵りあいは必見ですよ!! 続刊に期待したいところです。 | ||||
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『アステリズムに花束を百合SFアンソロジー』の中で1番好きな作品だったので長編である本作もワクワクしながら読みました。短編では表現しきれなかった世界観の部分も補っていてテラとダイオードの関係の掘り下げも丁寧に追加されています。 女性に対する偏見や男尊女卑的、結婚至上主義な価値観の中で育ったがその事に無意識にモヤモヤしてたテラと、同じく(というよりもっと酷い)価値観に揉まれたが「うるせー知るかばか」な勢いで突っ張ってきたダイオード。 そんなテラとダイオードが出逢い徐々に心をほぐし絆を深めていく様子は言葉にできない程素晴らしかーー!!! 自分の頭では想像するのに限界があるので是非とも続編と映像化、漫画化などメディアミックスを期待しています! | ||||
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「アステリズム」に載った短編の長編化である。 ダイオードがテラの元へやってくる展開は同じだが、二人が住む世界の窮屈さが詳しく描かれているので、 少数派の主張というテーマがよりクローズアップされている。 読み応えのある百合SFだ。ガス惑星での漁業がどうやって始まったかという歴史にも言及しており、SFとしての完成度が高い。百合小説としての濡れ場?もパワーアップしている。 とは言え直接的な官能描写は無いので、そこは心配(期待)しないように。 終盤の展開には驚いた。短編版と似て非なるピンチが訪れるが、まさかこうなるとは。 完全な初読みなら最高点だが、短編で世界観を知っているのでねえ。 | ||||
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プロローグがこの世界の始まりのお話で、弦道移民船団が到着したMBB星系がショボかった。 いろいろ振れ幅が広がって面白かった。 いや~ラストはよいね、エピローグではなくてプロローグの続き的状況で、 FBB星の仕組み(?)昏魚の秘密もあきらかになった。 さて、FBBから生還したのか不明なのでこの先がありそうで楽しみ。 | ||||
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