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(短編集)

あひる



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【この小説が収録されている参考書籍】
あひる
あひる (角川文庫)

あひるの評価: 4.05/5点 レビュー 65件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.05pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全65件 61~65 4/4ページ
No.5:
(3pt)

好みの問題です。

好みの問題です。

前評判的なもので、惹かれて買いました。

もっとザワザワするかと思ったら、そうでもないし
すっきり終わるかと思っても、そうでもないし

好みの問題です。
あひる (角川文庫)Amazon書評・レビュー:あひる (角川文庫)より
4041074436
No.4:
(5pt)

視点が面白くて文章が上手い!

文章が上手くて嫌味がなく、スラスラ読んでしまうけれど、内容はなかなか濃くて深いです。表題作の"あひる"は、出てくる人がみんなどこかゆがんでいてそれぞれの関係も何かおかしい中、あひるだけは屈託がなく愛らしいのに、その無邪気な生きものが周りのいびつな人たちのせいで可哀想なことになっていくのがなんとも悲しい気分になります。
他の2編はもっとほのぼのした話で、何が起こるわけでもないけれど、文章のうまさでどんどん引き込まれていきます。
他の作品もぜひ読んでみたい作家さんでした。
あひる (角川文庫)Amazon書評・レビュー:あひる (角川文庫)より
4041074436
No.3:
(5pt)

誰もがこの家庭の一員である

表題作「アヒル」は家にアヒルが来たことから始まる数ヶ月の日常の物語であるが、並行的に日本の家庭のもつ歪さを生々しく描いている。

この居心地の悪さは誰の立場かは別にして、確かに皆が経験したことのあるものだと思う。

その居心地の悪さの根源を追求してしまえば
自分の存在全てが瓦解してしまうので
不気味さを押し殺し、日々を淡々と進めていく。

この小説全体から伝わる無気力感、
そのさらに奥から発せられる叫び
身に覚えがあるからこそ
心がざわつくのだと思う。
あひる (角川文庫)Amazon書評・レビュー:あひる (角川文庫)より
4041074436
No.2:
(3pt)

パワー不足

これに尽きる。

表題作は独特のおかしみがあってみせるが、いかんせん、ふーん、というレベル以上ではない。
あとの二作も、悪くはないし、田舎の家族のかたちを文学的に記述しているものの、やはり既視感がある。

一時間もあれば読み切れる。悪くはないが、とくにおススメというほどでもない。
あひる (角川文庫)Amazon書評・レビュー:あひる (角川文庫)より
4041074436
No.1:
(4pt)

平易な文章なのに、奥が深い

この表紙と題名を見て、「ほっこり」した作品だと思って手に取った人、
どんな感想を持つんだろうか。短い。短いが、何回か読み返さないと、本当の意味がくみ取れない。
すごい、今村夏子。新作がいまから楽しみ。どんどん書いてほしいです。
あひる (角川文庫)Amazon書評・レビュー:あひる (角川文庫)より
4041074436

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