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ナイルパーチの女子会
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ナイルパーチの女子会の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.91pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全11件 1~11 1/1ページ
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入りはおもしろくてスラスラ読めました。登場人物全員くそ。 途中からだらだと同じことの繰り返し。胸くそ悪いまま終わりました。 柚木さんの作品、何冊か読んでますが今後読むことないかも。 | ||||
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主人公2人もやばいけど、真織が一番怖い。女友達が1番信頼しているって。終盤の杉下の言い分はあながち嘘じゃない。友達なんていれば良いし、いなくてもこの世で生きていける。現実、本当の友達か否かは、自身の悩みを真摯に受けて助けてくれるかどうか。はっきり言ってそれは稀であろう。いつ何時もお世辞を言いながらマウントしたいのが人間でしょう。友達ってどうでもいいと思う。 | ||||
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花束は毒を読んでこの小説の真織を思い出しました。 栄利子や翔子には自分にもこんなところがあると思えますが、真織は無理です。 恐ろし過ぎて不快になりました。 | ||||
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ドラマ化されたのを見て面白かったので原作を手に取りました。 一見、恵まれた環境で充実した日々を送る主人公ら登場人物の内側に潜む、孤独、劣等感、歪みを表現する作者の力は素直にすごいと思います。狂気じみた行動へ駆り立てていく衝動の描き方もすごい。人と期待通りに繋がれないことへのもどかしさや寂しさには、共感できるところもあります。 ただ、本当にこんなにエキセントリックな人たち、そうそういませんよね…と途中で白けてきてしまったのも事実です。 特に、主人公の一人である総合商社の総合職の女性。彼女が常軌を逸した行動を取り始め、ストーカー化していくタイミング、思考の切り替えがあまりに早すぎ、これまでよくコミュ力が物を言う商社でバリバリ仕事できたな…とまず違和感を覚えました。もう少し、一見普通だったのに実は、、、な徐々に変容と恐怖を読者が実感していくテンポ感であって欲しかったです。後半、その存在にかなり違和感を覚える派遣社員の意味不明な指示に従い主人公が社内でやらかすストーリー部分が余計に思えただけに、前半をもっと膨らませて欲しかったです。 執筆された時代の問題かもしれませんが、エリート女性の像、社内で置かれる環境自体も、一昔前な気がしました。 | ||||
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小さなネタバレです。 飲食店午後8時までとなった今、栄利子の救いとなった深夜のファミレスはないんだなと思った。 そういう意味で、緊急事態宣言は、友達のできない人にはつらい。 コロナ禍だったら色々違ってたかもなんて想像しました。 | ||||
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栄利子が翔子に固執した動機に説得力を感じなかったので、物語全般が薄っぺらく感じた。 商社に勤めている美人のやり手30歳が返事のない相手に二十通のメール送るくだりは笑った。 この人物設定なら、相手に不安を感じさせないやり方をもうちょっと知っていそうなものだけど。 それと女性の本音というには露悪的すぎる文章が多いと感じ、そこも共感できない理由となった。 導入部の商社の様子などはなかなか良かった。 | ||||
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自己愛のために周りが見えなくなっている若い女性たちの苦しみと、 その苦しみから抜け出すための、蜘蛛の糸を手繰るようにかすかな、でも確実な光。 さめてはいるけれど、決して見捨ててはいないまなざしで描かれていました。 学歴やお金や仕事の内容で武装しても 結婚などの社会的安定ポジションに逃げても 何も自分を安心させてくれるものはない。 すがるものがほしくて、安心できる場所がほしくて 自分を傷つけると思うものは、先に徹底的に傷つけようとする… 逆に、自分が欲しいもの、欲しい人は、相手も自分が欲しいと思っているに違いないと 思えてしまう・・・ そんな心境からモンスターになってしまう女たちに、光はあるのか。 その光は、どこからどんな形で見えてくるのか。 一方で、こんなモンスターではないと思っている自分を支える根拠の脆弱さに 指先でそっと触れられてしまうような、そんな小説でした。 | ||||
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柚木さんは救いのないクズ人間を書く天才です。今回の主人公は東電OLのように破滅する度胸もなく、ただつまらない女です。 ただ、総合商社総合職の描き方はかなり古い印象です。今時、海外出張に行かせてもらえることぐらいで同僚の男子から嫉妬されません。 あと、東電OLを引き合いに出すと、どうしても桐野夏生の傑作『グロテスク』と比較してしまい、損をするような気がします。 | ||||
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カリスマブログが全然面白そうじゃないところからリアリティに欠けました。途中の場面でちょっと「グロテスク」を思い出しました。 | ||||
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柚木先生の本は好きで小気味いい人物像や爽快感つじつまのあった結果論など ランチのアッコちゃんを始めとして読み終わった後娘にお勧めとして 回していたのですが、今回はちょっとお勧めできないな。 共感はできないけと主人公えりこの性格こおいう思い込みの激しく人との距離感が つかめない人もいるでしょう。しかし、まおりとの対峙の時なんでもするからといって これはありえないでしょう。それをはい。と受け入れて実行する。ここからは怖くてページが 進みません。表紙の絵の様な作者の作風を期待しすぎて本を選んでしまうので、皆さんの票にもあるようにブラック柚木もありと そういう読み方を覚えるいい機会かもしれませんね。 | ||||
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大人になったら友達いなくても平気になったタチなんで、いいトシになってから友達渇望する気持ちは分からなかったけどw もっともっと年取ったらまた思春期の頃の様に、友達渇望する気持ちも蘇ってくるのかなぁ…と、それは置いときまして、 共感や「あるある」感は今回は薄かった。精神が完全に健全な人も、生い立ちに全く瑕疵がない人もそうそういないと思ってるので、「自分は歪んでるらしいけどその原因がどこにある?」の追及には意味を感じない。「二十歳過ぎたら自分のせい」主義ですw故に「誰かのせい」にするのも、「私のせい」といわれるのも嫌い。 自分が翔子なら「父」は見捨てるけどなあ…。「自分が極悪人」と罪悪感を抱かない様に精神修練するw見捨てて、なお、罪悪感を抱かず「当然である」と思う方向性に自分を鍛錬するなあ。「情なし」完遂する方向の努力。「女は男の世話をする」を当然として刷り込みされたタチなんで、そっち方向になるには相当の労力だという事は分かってますが。 共感はしないけど、お話としてはとても楽しんで読みました。 | ||||
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