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夜がどれほど暗くても



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夜がどれほど暗くてもの評価: 3.40/5点 レビュー 20件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.40pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全5件 1~5 1/1ページ
No.5:
(2pt)

メインはミステリーではないです

12か月連続出版を楽しみにしていたのですが、粗製濫造と言ったら言い過ぎでしょうか。
他の方も書いていらっしゃるように、出版社や週刊誌のあり方への批判は色濃く描かれていますが、ストーリーはかなり粗雑に感じました。

特に引っかかった点が2つ。
まず、主人公と被害者遺族の少女の交流はかなり無理があり、主人公は死んだ息子や家を出た妻のことは忘れてしまっているかのようです。希望のあるラストを意図したと思われますが、夫婦再会の後、妻が状況を受け入れられるとは到底思えません。主人公の自己満足と思い込みが強すぎます。

次に、犯罪被害者・加害者やLGBT、貧困層など様々な差別を盛り込んでおり、そこには差別を批判する視点があるはずなのですが、犯人の属性をみると、この結末自体が差別ではないかと思います。犯人の背景や心情などが丁寧に描かれていればそうはならないはずですが、わずか数行の刑事の説明だけで片付けられているため、「この属性の人間が犯罪を犯す」ことに説明は不要だと言われているようです。
後味のすっきりしない作品でした。
夜がどれほど暗くてもAmazon書評・レビュー:夜がどれほど暗くてもより
4758413479
No.4:
(2pt)

この展開では読者を納得させられません

ミステリですから、内容には触れませんが、主人公が勤務する編集部の仕事やその意味合い、そして世間からの目など、赤裸々に描いており、ミステリの要素よりも、出版社事情を描く社会派小説の趣が強く感じられました。

角川春樹事務所の発行が本書の性格を物語っています。月刊「ランティエ」での連載のようですが、実際の出版社名を髣髴とする週刊誌や月刊誌の副編集長を中心にストーリーは展開します。
出版社での内部事情を小説の題材にしているわけですから、週刊誌を発行している出版社からは発行し辛いはずです。今後もこのような小説を書いたことで中山千里さんの書く出版社が減るのではと老婆心ながら心配しました。それほど、この業界に対しての世間の目を厳しく描いていたのが印象に残っています。

SNSでの誹謗中傷もそうですし、犯罪被害者、加害者家族の置かれている心境や社会状況もつぶさに書かれていました。世の中がいかに「溺れている犬」をたたいているのかが伝わってくるエピソードが満載でした。社内事情も同様に落ち目の人への処遇や風当たりの強さが強調されています。いじめもそうですが、社会的弱者への容赦のない攻撃の激しさが印象に残る小説でした。
なお、ミステリの要素に関しては残念ながら期待外れです。このような展開でよいのか、としか書きようがありません。率直な感想です。
夜がどれほど暗くてもAmazon書評・レビュー:夜がどれほど暗くてもより
4758413479
No.3:
(1pt)

商売とあざといテクニックのにおい。

イージーに薄く作っているんでしょう。それで、売れると思っているんでしょう。作り方も、作者はどこかでエラソーに論じられてらっしゃいました。何ページ目に起承転結の転をもってくるんだとか・・・。きっと、どこかで傲慢になっているんじゃないのでしょうか。それとも作者の力量の限界か。テクニックに走って小説を書くのも、限度があるということでしょう。いずれにしても、続けて読みたくはならない作家です。
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4758413479
No.2:
(2pt)

策士策に溺れる!?

大好きな作家である中山七里さんの12ヵ月連続刊行企画第3弾を読了
夜がどれほど暗くてもAmazon書評・レビュー:夜がどれほど暗くてもより
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No.1:
(1pt)

新品なのに、帯ボロボロ さいてー

新品なのに、帯ボロボロ
さいてーだわ、マジで
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