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紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人



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紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人の評価: 3.90/5点 レビュー 40件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.90pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全6件 1~6 1/1ページ
No.6:
(2pt)

素晴らしいのは装丁のみ。

タイトルにちなんで、中の紙も複数使った贅沢な装丁。
ただ、本の内容はお粗末。模型の描写等非常に細かいが、ストーリーはちょっと…何の脈絡もなく、突如現れた元彼女が大活躍…
この小説が賞をとるというのも、また何だかな、という感じ。いい
【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)より
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No.5:
(1pt)

ゴミ作品。ふざけるな。

くそ面白くない。
最後まで苦痛しかない。
紙に詳しいとか非常につまらない。

必要なない言い回しが多い。
わざわざ描写することもないシーンも多い。
主人公も魅力ない。登場人物もそう。
スマホ使えないキャラとか出してなにが面白い??

プラモデルから鑑定するとか言うけど、ストーリーとして、破綻してる。
「ここから読み解くって凄くね?」
みたいな話だが無理があり過ぎる。

こんなのが大賞とるとか、審査員は馬鹿か。
一昔前ならあるかもしれないけど時代が違う。
評価良いから買ったけど、お金と時間の典型的な無駄でした。

こんなの買う金と時間あればブックオフで我孫子丸さんとかの名作を読んだ方がいい。
【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)より
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No.4:
(1pt)

紙でなく模型謎解きのライトノベル

文庫最後の解説でも触れていましたが、紙の知識で謎解きをする話ではなく、模型の話がほとんど。推理や謎解きの中身はといえば、行き先に偶然通りかかったり遭遇したりする超絶ラッキーの連続。文体と世界観はライトノベル。終盤出てくるスポーツカーをかっとばすゴージャスな社長令嬢とか、これが少年漫画の原作で北条司っぽく仕立てるとかなら成立しそうですが、本格ミステリーや謎解きを期待すると、あっちょっと違う騙された…という不満足感が強く、編集宣伝が売り方を完全に間違えていると思います。筆者の味方、リピーターを増やす売り方をどうしてしないんだろう?

紙の話は面白いと思ったけれど、彩りとしてのウンチク程度でがっかり。紙の知識がある人なら自分の中の引き出しがあるから面白いかもしれないけど、そうでない人これ面白いかな? 唯一謎解きにからんだレターパッドも、社員個人のつながりで顧客情報しゃべる竹尾の社員さん?とか、実在する社名とか色々出てくるけど大丈夫なの?どうも後味が悪い。石巻工場の話もウンチクに使われただけだし、ネタバレなので書きませんが震災の話をストーリーに利用する内容がちょっとこれってかなり無神経なんじゃないのかなー大丈夫なの?とも思う。

核心部が紙でもミステリーでもなかったというところで、売るためには読者を騙して平気な人たちなんだなーという嫌な気持ちが残ったので、この筆者の本はもう買いません。
【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)より
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No.3:
(1pt)

「紙鑑定士」ならぬ「ジオラマ鑑定士」で、これだけ"ご都合主義"の連鎖と論理の飛躍を使っているのにスリルもサスペンスもない愚作

どんな紙でも見分けられる「紙鑑定士」の渡部を探偵役としたミステリ。「紙鑑定士」とは初めて聞いたので、着眼点がまず新規である。

しかし、最初の依頼人の女性が、彼氏が送った"戦車のプラモデル"を中心としたジオラマの送り先を探して欲しい、というのは唐突(強引)の感が否めないし、相手がイスラエル人女性と簡単に分かってしまうのも安直。浮ついた文体はユーモアを意識してのものなのか作者の未熟(あるいはマニアックさ)に依るものなのかも不明。次の依頼も、家のジオラマを残して行方不明になった妹の行方を捜して欲しいという姉のもので、「紙鑑定士」は何処へ行ったのか。とにかく、ジオラマの中には妹の人形の他に、沢山の兵隊や銃器の模型があった。ジオラマの基になった屋敷に妹が監禁されている可能性もある。更に、姉妹は義父に性的虐待を受けていた(妹はPTSD)と言うし、ジオラマに使った葉から屋敷が簡単に特定されてしまうのは展開が巧み(テンポが良い)というよりは"ご都合主義"の連鎖。その義父の遺体が渡部によって発見されるのも偶然。そして、送られて来たジオラマから妹は暁海苑という所へ居て、当日中に園児20名と共に生き埋めになると推理するのも飛躍している。「ジオラマ鑑定士」なのか ?(実は土生井というモデル・マニアの師匠が居て、渡部はその教えを乞うているだけ) しかも、その目的が東日本大震災の人柱というから不謹慎かつ常軌を逸している。そして、作中、関係の分らなかった2人を"解離性同一性傷害"で結び付けるのは阿漕と言う他はない。

これだけ"ご都合主義"の連鎖と論理の飛躍を使っているのにスリルもサスペンスもない愚作。「紙鑑定士」という設定がまるで活きておらず、いっそ、「ジオラマ鑑定士」とするべきだったと思う。
【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)Amazon書評・レビュー:【2020年・第18回「このミステリーがすごい! 大賞」大賞受賞作】紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人 (『このミス』大賞シリーズ)より
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No.2:
(2pt)

いまいち犯人像がわからない。

紙やプラモデル造形のうんちくは面白いし新鮮であるのだが、犯罪自体にリアリティがない。
東北大震災の関連や建造物に対するこだわりが理解できるように描かれていないし、大量殺人に至る心理過程がわからない。途中までは、ベッド・ディテクティブと化す変人モデラ―のキャラクターも面白く読み進めるのだが、(前半は全く別のエピソードから始まる)メイン犯罪解決篇の後半はなぜ人柱なるのか、児童養護施設と犯人の関わり方やなぜ一連の犯行予告がなぜモデル造形に行きつくのかも理解できなかった。真犯人のキャラクターがほとんど描かれないせいでもある。
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No.1:
(2pt)

知らないことが多く、勉強になったが・・・

小生は紙の探偵ではないが、似たような仕事をしているので興味深く読んだ。紙に関することはイマイチ感が拭えない。なぜなら小生も負けず劣らず紙については詳しいからだ。しかし模型の話になると俄然知らないことばかりで、作者の博学ぶりに感心した。その点では星五つ、紙の部分では星一つ、だから全体の評価は星三つである。全体としてストーリーにやや無理のある設定のような気がした。読み易く退屈せずに一気に読んだが、読み応えという部分ではやや物足らないので最終的に評価を星二つとした。
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