■スポンサードリンク
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.90pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
知人にお勧めされて読んで見ました。今までにない新鮮な面白さでした。第2弾も読もうと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紙鑑定士の探偵か、これは新しいと思っていたら、紙鑑定士はワトソンポジで、探偵はまさかのモデラー。 タレーランやビブリア等々、特殊職業うんちくミステリーは最近人気だが、今作は紙とプラモデルのWうんちくミステリー。 これは地味に新しいと感心した。 ミステリーとしては、基本的にはジオラマの謎を解く暗号ミステリーだが、フーダニットやハウダニットとしても十分なクオリティ。 キャラはちょっとステレオタイプな気もするし、ストーリーも後半はベタというかクサすぎる気もしたが、まぁハリウッドライクで王道に面白い話とも言える。 映像化にも向いてそう。 単行本で読んだんだけど、紙モノなだけあって、装丁が凝ってて楽しかった。続編も楽しみ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
本本体ならびに帯も綺麗な状態でとても満足しています。また、配達日よりも早く配達されたことにもとても良かった点です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
鑑定士シリーズが好きなので、題名に飛びつきました。まだ、途中ですが、紙に関する専門用語も多くて、勉強になるし、展開が楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大好き!ただひたすら大好き!すぐに続編を読みたいのだ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ひとことでミステリーといいますが、様々な分野があります。純粋推理だけでなくバードボイルドやアクションミステリーもそうした分類の中にはいります。そうした一連の古典的分野に加えて、最近は「特殊設定ミステリー」といってあり得ないような現実や能力を設定して謎解きを展開していくものも流行っています。そうした中に(まだ特定の名称は付けられていないようですが)「専門知識ミステリー」とでも名付けるべき分野が最近になって伸びてきました。『このミステリーがすごい!』の大賞受賞作である『元彼の遺言状』や『特許やぶりの女王』などいずれも法律や特許に関する専門的な知識がなければ書けない小説です。実はこうした「専門知識ミステリー」にはある危うさもあるのですが、これは別の評で論じましたので、ここでは論じません。 さて本作は一見オーソドックスなハードボイルドなのかという始まり方をします。最初の依頼主が「渡辺探偵事務所」捜していたなどという下りは、往年のハードボイルドファンならニヤリとするところではなかったでしょうか。ところが作品は別の方向に走り出します。いわば先程述べた「専門知識型」とでも云うべき分野です。紙と模型製作に関する知識です。括弧の中にミステリーと入れなかったのは作者は専門知識をトリックとしては使用していないからです。主人公や主要な登場人物たちの性格付けにうまく利用していすのですが、それより舞台装置としての利用の仕方は秀逸というべきでしょう。方向転換は残念に思う方もいらっしゃるかと思いますが、この作者は「専門知識型」の危うさをよく心得ていて、謎解きの切っ掛けとしては利用しても主軸には据えなかったのだと思います。これは見識だと思います。 最後はまさにドタバタアクションですよね。すこしやり過ぎの感もありますが、楽しければいいじゃないかという考え方もあります。こうして本作は様々な分野のいいとこ取りをしたような体裁になっています。文庫本の解説者は作者のことを「ハードボイルド系、期待の即戦力新人」と書いていますが、わたしはこういうスプラッシュものはそう何回も続けられるものではないので、次回作には期待しつつも、実は少し心配しているところです。でもとにかく本作は楽しめますよ。ご一読を。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
地味な趣味とも取れるジオラマ模型から大量殺人事件に繋がる静かで壮大なミステリーでした。見えない敵との攻防にヤキモキしながら読み進めるとしっぽを掴めそうで掴めない展開になり、自然と主人公たちを応援している自分がいました。とてもハラハラしながら読めるTheミステリーと言った感じで面白かったです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
題名で興味をもち購入しました 知らなかった世界を知ることのワクワクと物語のワクワクとを味わえました | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
主人公は二人いて、一人が紙鑑定士でもう一人がプロモデラーです。二つとも馴染みのない職業なので、その仕事内容が書いてあるだけで面白く読めました。特にプラモデルを本格的に作るプロモデラーのほうのキャラと推理が光っていました。シリーズ化されたら続編を読みたいですが、どうやって事件と模型を絡めるか難しそうですね。ダイイングメッセージにガンプラを握っているとか(笑)。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
このミスで気になっていたものが電子化されたので読みました。 なかなか読み応えありました。 紙鑑定士の事件ファイルなんですが、紙関係の鑑定で事件を解決するというよりは紙鑑定士が知り合った模型作家とタッグを組んで解決。どちらかというとネタは模型寄りというかんじですが、各々の個性が良かったです。また依頼人やら元恋人などの脇を固めるキャラにも好感が持てます。 続編を期待します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
面白い!久しぶりに途中でやめられずに一気に読んでしまった。紙鑑定が神探偵と間違えられた所から始まるお話。伝説のモデラーの推理力がすごい。厚木の地理に詳しいので面白さに拍車がかかった。 とても読みやすかったので、この作者のほかの作品も読みたいと思った。 作中に出てくる紙が本に実際使われている所も良い | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
単行本は『このミス』大賞受賞作だけあり、紙のプロと模型のプロがその知識を駆使して事件に挑むという、これまでに無い新鮮な発見と驚きがある異色作になっているのですが、賞への応募作品ゆえのページ制限か、謎解きの過程に少々強引な部分があったり、クライマックスの展開が性急過ぎる点が気になっていました。しかし文庫版では、大幅な加筆修正によってこれらの弱点が改善されており、文句なく楽しめる仕上がりになっています。未読の方は文庫版から、単行本版を読んだ方も文庫版と読み比べてみることをお勧めします。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
受賞作としてはまずまずです しかし 文庫版は加筆が多いらしいですが 書籍も紙がいろいろ使われて面白いので、両方所蔵もありかもしれません | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
大外れ5割、ハズレ3割、当たり2割の「このミス」大賞にしては珍しく当たりの作品 何でかなと思って、解説読んで腑に落ちました 「ミステリー」というより「ハードボイルド」 似た作品でいうと、『テロリストのパラソル』でしょうか、あの作品が好きな人にはお勧めできます 「このミス」大賞にひかれて謎解きをしたい人はガッカリするでしょう 推理ポイントは犯人が○○と、おまけで場所を特定するくらい 単行本には紙が入っていましたが文庫本にはないです、が別に不便はないですね(××で特定するのかも) ハードボイルドとしては期待の新人と言っていいでしょう、面白いです | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
なかなか斬新な設定で始まり、かなり強引な感じもしますが、それでも十分に面白い推理展開。 ネタばれになるので、内容は割愛しますが、プラモデルあり、スーパーカーあり、もちろん、紙素材あり、となかなか珍しい面白さです。 著者は、元編集者だそうです。 初めに発売された”単行本”は、その本に使用した”紙”も、作品の内容に沿って、凝った素材を使っていたことが、巻末「解説」に書かれています。 ※本書は、2020年1月に小社(宝島社)より単行本として刊行した「紙鑑定士の事件ファイル 模型の家の殺人」を加筆修正し、文庫化したものです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
無事何事もなく早々に到着、まだ読んでいませんが楽しみです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
紙鑑定士ってどうも本当にはいないようだ。製紙会社や紙問屋などには紙のことに詳しい専門家がいてもよさそうだが。 「紙鑑定士」を「神探偵」と勘違いして、若い女性が彼氏の浮気調査を依頼してくる。まあ何だか冗談みたいだが、成り行きで引き受けてしまうというのも冗談みたいで、大丈夫かと思う。ところが、紙鑑定士の主人公渡部圭は女性がスマホに写したジオラマを調べるため、「伝説のモデラー」と呼ばれる土生井と会うことによって、意外とするすると解決してしまう。実はこれは導入みたいなもので、この女性に紹介されてやってきた女性の失踪した妹を探すというのが、この小説の本編なのだ。第2の事件でも、やはり手掛かりとなるのはジオラマで、主人公は土生井と協力しながら、妹を探していくことになる。スマホの検索やストリートヴューを大いに駆使するが、紙鑑定士の能力の方はほとんど役に立ってないのが面白いところ。それよりも趣味のトランプの技の方が結局は役に立ったかな。 ジオラマからいろいろ読み取り、足も使って探っていくところがなかなかいい。引き込まれる。どうも妹はとんでもない事件に巻き込まれているかもしれないことが分かってくる。 最後の方は急展開で結末へなだれ込むが、これも割と好みの展開だった。次回作は、紙鑑定が事件解決の中心になるものを期待したいが、なかなか大変かな。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
帯にもありますが、紙鑑定やジオラマなどの蘊蓄が推理にうまく噛み合っています。蘊蓄だけに偏りすぎたミステリーも見かけますが、スラスラと読めます。今後もこの作者も注目していきたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
何か少しだけ物足りない気がしましたが、私の日本小説好みの時期の始まりとしては、とても良いスタートを切るご本でした。 次に進んだのは、人質たちの朗読会。皆さんも、是非!なんとなく雰囲気が似ていて!スムースに読み進められます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
この本そのものが仕掛けになっているから面白い。 いろいろなアイデアを仕掛けてくる宝島社という出版社も面白い。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!