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ビアンカ・オーバーステップ
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ビアンカ・オーバーステップの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.43pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全7件 1~7 1/1ページ
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筒井先生の意外性を凌ぐところまでは行っていないと思いますが、意図としてはなかなか面白いところを狙っていますね。 | ||||
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筒井先生の意外性を凌ぐところまではいっていないと思いますが、意図としてはなかなか面白いところを狙っていると思います。 | ||||
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これは本当に新人の作品なのかと思いました。知らないうちに彗星のごとき登場をしていたなんて。 抱腹絶倒!面白すぎて(私的)。今度また読む前には腹筋を鍛えとこう。 もしかして筒井先生がゴーストライターじゃないのかな、とも考えたりもしましたけどやっぱり別人なんでしょうね。2年前に書いていたなんてまったく全然知らなかった。 ビアンカ・オーバーバランスはどうなるんだろう。 まったく関係ない80年代SF作家御三家による好きな作品、地球物語(の宇宙船スタージェス号がウィルのESPに因り時間を遡り、そのマザーComputer(確か)” アリシア ”が(地球か月の)巨大Computer” レックス ”に呑み込まれる?形で融合した、Computer” アレックス ”は豪田篤胤科学研究所のエプロン姿のROBOT・アレックスと同じな(わけはないばってん)のか)掲載の本棚で埃に塗れているSFmagazineをもう一度読もうと思うけど遅読過ぎるから一日で読むのは無理(なのでAnime版のラストシーン(の作画)を観・・・てもstoryは原作とは違うしβTapeの重ね録画でTrackingが合わず観辛いだけ)。などと、どうでもいいまったくお呼びでない筈のコメントはTheEndにするに限る。 | ||||
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まず私はSF作品は滅多に読まない百合厨であることを断っておきます。 上巻の説明文につられて百合要素目当てに上下巻購入しました。 下巻と分けてレビューする意味は特に感じないので、まとめて書かせていただきます。 さてこの作品、恐らくSF作品としては傑作であろうと素人目にも感じました。 頻出する用語やオマージュ要素と思しき表現など、慣れない身には多少の読みにくさがあり、また読んでいる中で首を傾げたくなるような展開も散見されるのですが、終盤の展開は凄まじく、強引さを感じつつも、途中の展開はそういうことだったのか、なるほど面白いと納得させられます。 構成に関しては文句を探す方が難しいくらいのレベルではないでしょうか。 一方でこの作品を百合作品として過度に期待した人は肩透かしを喰らうかもしれません。 個人的には百合的な心理描写・シチュエーションにはさほど深入りしていない点が残念でした。基本主人公が偏執的に姉を求める描写しかなく、 最後まで読んでやっと姉妹百合の多様な解釈が可能になるという大変高度な作りになっているのですが、姉の方は直接描写がほぼないので、百合作品として見るには正直読者の妄想力が問われそうな感じです。また主人公が姉に執着する理由もあんまり描写されていなかったように思います。 もっとも、私はあまり読解力や想像力がないので、読み手によって全然違う感想になるかと。 長々書きましたが、値段さえ許容できるなら読む価値は大いにあります。SFか百合かどちらかに興味があればどうぞ。 | ||||
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小保方さんの「あの日」以来、紙でできた本は買っておりませんでした。 「あの日」以来、私の本はすべてKindle版なのであります。 したがって本に巻いてある帯とか腰巻とかいうものもしばらく目にしていませんでした。 (帯に書いてあることは概ね嘘なのでなくても困りません) 先々週の金曜日、筒井康隆さんがツイッターで炎上騒ぎを起こされた日のことです。 久しぶりに紙でできた本を買いました。それがこの本です。 帯などろくすぽ読まずに読み始め、さきほど読み終え、あらためて帯をじっくりと読んでみたところです。 帯に書いてあることは嘘ではありません。ぜんぶ本当のことです。 この本は確かに高いですが、お買い得です。 「風の歌を聴け 初版」の平均価格は5,075円らしいので、私のこの本は将来いくらになるのか想像し、ほくそ笑んでおります。 トップレビュアーさま 貴方のレビューに惹かれてこの本を買いました。お礼申し上げます。ありがとうございました。 | ||||
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上巻のレビュアーのFM(投稿日 2017/4/16)です。 レビュアーとしての自己紹介をいたします。 ラノベというのは今までに一度も読んだことがありません。 涼宮ハルヒも読んだことがありません。涼宮という名前が読めません。 筒井康隆さんのビアンカ・オーバースタディも読んでいません。 SFは昔よく読みましたが、一番最近読んだのは火星の人です。 スティーブン・キングの回想のビュイック8を下巻から先に読んでしばらく気づきませんでした。 そんな私の感想文でございます。 上巻の90ページまではジェットコースターが位置エネルギーを溜め込む過程なので、そっから先は楽しく乗っていればいいです。 下巻の最初のほうで少し違和感がありますが、すぐにハチャハチャになるのでご安心ください。 その後は脱線したジェットコースターがレール無き野山を壊れながら下り降り奇跡のフィニッシュ~となります。 つまりこの本はラノベやビアンカ・オーバースタディを読んだことがない人でも楽しめる作品です。 みなさま是非ご賞味くださいませ。 私はこれからビアンカ・オーバースタディを頂くといたします。 | ||||
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本屋で新刊コーナーを眺めていて、この作品を発見。そういえば3月初め頃にネットで少し話題になってたなあと思い出す。私は前作のビアンカ・オーバースタディを凡作としか思っていなかったので、その記事を読んだとき、「新人なのにオリジナルじゃなくて続編を書くとは世の中には色々な人がいるものだ」と感じたのだった。とはいえ、星海社の新人賞座談会では評価が高かったし、新人賞を与えて出版するくらいだから、たぶん面白いんだろうと手に取ってみる。裏返して値段を見る。た、高いっすね…。上下巻で3000円か。いやー、中身もわからない新人作家のデビュー作に3000円はかなりためらうなあ。よし、こういうときはamazonだ。レビューを見て評価が高かったら買う気も出てくるだろうとamazonを確認してみる。残念ながらレビューは1件もなかった。twitterで全文検索して読書メーターも見てみたが、感想の件数が少なく、短文感想がほとんどで参考にはならなかった。 しかたないので、パラ読みしてみて面白そうだったら買ってみるかと決意する。上巻をパラパラとめくって重要なことに気づく。挿絵が1枚も無い。下巻も確認するがこちらも挿絵がない。えー、マジですか。のいぢの挿絵がなくてどうするの。「星海社FICTIONSは挿絵をつけないレーベルだったっけ?」と他作品をいくつか確認してみたが、挿絵ありの作品がほとんどだ。うーむ、買う気が一気に減退してしまった。なんで挿絵が無いんだろう。なにかこだわりでもあるのか。前作は一応ライトノベルなんだから挿絵があって当然と思っていたので、ダメージが大きい。ま、まあ、小説は中身だよねと思い直して、最初の50ページ弱を数分でパラ読みする。うむ、なかなか面白そうだ。新人の水準は明らかに満たしていると判断して本屋のレジに持っていき購入。なんだかんだで、知らない作家の本を買うときはいつもわくわくするなあ。 さて、家に帰って、改めて上巻をじっくりと読んでみる。半分ほど読んだところで、筒井康隆の前作からよくもまあここまで話を広げられるなあと感心する。しかし、なんですね。これ、ライトノベルじゃなくて完全にSF寄りの作品ですね。ハードSFとまではいかないが、そこそこSF作品読んでることを前提にしているところはあまり頂けない。よく出来た作品は前知識なくても何となく面白いものですが、この作品はその辺のさじ加減は今のところ上手くない。まあ新人作家だしな、と思い直して読み進める。上巻を読み終えるところまで来た。上巻だけで321ページあるので、かなりの分量だ。ここまで読んできて感じるのは、構成が上手いなあということだ。確かに新人離れしている。それだけで十分にすごいんだが、うーん、でもなあ。読めば読むほど「なんでオリジナル作品を書かなかったの?」という気がしてくる。筒井康隆のビアンカ・オーバースタディを意識せざるを得ないせいで、文体に作者自身のリズムが無い。文章や設定に破綻はなくストーリーもちゃんとしているんだが、そのせいでテンポがいまいち悪くて読みにくい。わかりやすくいうと、漫画の作画がページによってコロコロ違う感じ。読みにくそうでしょ? 下巻に入る。本来、下巻のレビューは下巻の商品ページに書くべきとは思う。ただ、この作品は上巻で話のキリがいいところで終わるわけではなく、そのまま連続して続いているのでレビューは併せて書いている。上下巻で出すより合本して出せばいいのに。このあたりは出版社の問題だと思うので少々気の毒だ。カドカワのレーベルで分厚いライトノベル系の書籍が1000円で売ってるのを見てると、なおさらそう思う。のいぢの挿絵もないし…。まあ、下巻の内容に戻ろう。ページ数的にはここからが中盤である。上巻でもメタネタやパロディネタは多かったが、下巻では更にゼロ年代のライトノベルやSFネタが色々満載で面白い。あとがきによるとこの作者、3年かけて26歳でこの作品書き終えたそうだ。世代的にはかなりずれているのだが、このあたりの作風が好きなんだろうか。私みたいなおっさんはネタがそれなりにわかって面白いのだが、今の売れ筋からはかなり外れているので、他人事ながら心配になってくる。おっさんの傾向として、歳をとってくると自分が知っている作家の本しか買わなくなるのだ。けっこうな本好きでもその傾向は強い。 さて、下巻も読み進めてラストまで来た。ほう、こういう風にまとめるのか。上手く着地させるなあと感心する。あとがきを読む。いやー、別にあとがきでも筒井のネタを同じように使わなくてもいいんじゃないかと思う。まあ、求められる役割を演じているのかな。最後まで読み終えて、改めてこの作品を考えてみる。総じて満足はしたが「オリジナル作品で投稿すればよかったのになー」と思う。なんだろうな、作者の中では自由に書いているのかもしれないけど、読者としては、無理に枠をはめているなあと感じた。下巻のエログロの文章なんてその典型で、私には無理に文章を作ってるなあとしか感じなかった。まあ、新人作家でこれだけの作品を書ければ十分だと思うし、こんな長々としたレビューを書くほどには面白かったです。 | ||||
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