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荒城に白百合ありて
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荒城に白百合ありての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.30pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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あらすじを見て興味をもって購入した。 はじめの十数ページの序章があらすじの内容全てで、これがこの読書のクライマックスだった。 主人公の心の空虚とはなんだろうか?なにがこの人の過去にあるんだろうか? そんな興味をもって読み進めてすぐにその秘密が明らかになり、「なんだ、そんなことか・・・」。 以後、大半の物語自体が、それこそ読者であるこちらにとって空虚となり、それでもとラストに期待して読み終えて、ああ予想通りの結果だったで落胆、これが読後感想となった。 解説文ではラストの切れ味が凄まじいと書いているが、とんだなまくら刀だと思う。 すぐブッ○○フに売ります。 この作者の作品を初めて読んだが、人物描写が陳腐で、共感できず、今後読まないと思う。 | ||||
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私は歴史的な話が苦手なのですが、この作品は吸い込まれるように読んでしまいました。そして、読み終わったらまた読み返したくなる、そんな本です。 好きとか嫌いとか、そんな簡単な感情では生きられない時代の、身分の、生き様が描かれています。 | ||||
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はじめましての作家の作品を読了。会津藩からの視点、それも女性の側から幕末を描いたような作品。いまいち、のめり込めずに終わった。 | ||||
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男の優柔不断と会津の時代錯誤 | ||||
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何を読まされたんだ 主人公の序盤の動きからして嫌悪感しかない 娘の幸子が可哀想 誉れ高き会津婦人が死に際して女に堕ちて台無しにした話にしか思えないが、それならそれで話の組み方があるだろう この人の恋愛ものは消化不良というか、逃げてしまって、ええーっというものが多いです 男同士の友情ものは上手いですが 荒城はどこにあるのか? 荒城出てないよね? 荒城に白百合なかったよね? もうちょっとなんとかならんかったん? 改題してよかったんよ? 会津の人は怒っていいよ | ||||
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同じ作者の「革命前夜」に感銘を受けて買いました。実は私の地元の話なので、期待しておりました。 結論。私の地元のせいか、この主人公(女性)にまったく共感できない、拒絶反応すらあります。 こんな女大嫌い。 すぐに古本屋いきどころか、この本が地元で読まれては嫌だからゴミの日に出します。 この作家は作品によって出来不出来がかなり違うと知人から聞いてましたが、ほんとうにそうだと思いました。 革命前夜はよかったのになあ | ||||
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交わることのない二人がお互いに抱えている「何か」が同じであることに気付き、何年もかけてそこに行きつき結ばれることのない想いを確認する......ざっくり言うとそういう話なのですが、幕末の会津と薩摩です。激動しかないのです。歴史ものながら、その読後感は歴史ではない、生身の人間の「何か」です。とても良かった。 | ||||
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かなり異様なキャラクタの登場する歴史・時代小説です。 それなりに面白いし、最期のシーンでは胸打たれるものがあります。 ひとえに著者の筆力によるものでしょう。 ただ、主人公の特異なキャラクタをどれだけの人が受け入れられるのだろうか、と疑問に感じます。 そこで評価が分かれるような気がします。 | ||||
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本書の内容を簡単にご説明すると、サイコパスとサイコパスが出会って、惹かれ合う話です。 宣伝では、『幕末のロミオとジュリエット』とコピーが付き、KADOKAWA文芸編集部のツイートでは、「号泣したい。エモさに叫びたい」人におすすめ、とありましたが どうも違うんですよ。そういう「泣ける」系ではなく、もっと死の匂いの濃い静かな話だと思います。 エロスとタナトス?幕末を舞台に、死と終末の雰囲気が横溢しているのですが、その事で逆に、生が鮮烈になる様が描かれています。 また、この小説の一面として、自分の事を分かっていない者同士が双方の出会いを機に、初めて自分自身に出会うという主題が描かれています。 そう、つくづく思うのは、自分を客観視する事はいい年になっても中々できず、他者との関わりがあってこそ可能となるのだという事です。 そしてそれは心楽しい関係だけとは限らない、むしろ葛藤していく事が自身の分析につながるのではと実感していたのでこの辺りの描写は刺さりました。 しかし、知らず知らずの内に、時代や共同体の価値観に飲まれて、自分が何を本当に望んでいるか分からなくなるものですかね、それも「自分」なのだとは思いますが。 ↓ ↓ (以下一部ネタバレ) ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ロミジュリというより、『トリスタンとイゾルデ』だったんですね。(著者インタビューを読んで) お蔭でそれから読んでいて、ワーグナーの旋律が頭の中で響き渡っていました。 またドイツですか!(笑)二本松少年隊が、敗戦を前にしたヒットラー・ユーゲントとかに見えてきましたよ。 そして、著者のツイートで拝見した、編集者さんが某キャラをロイエンタールに例えたのはこの話のあのキャラかな?もしかして。そうしたら益々ドイツです。 なら、結末は「遅いじゃないか、ミッターマイヤー」という事?以上妄想でした。 | ||||
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ストーリーの内容については、ネタバレになるので敢えて書きませんが、歴史物小説では有りますけど、描かれているのは激動の時代に翻弄される人々と男女です。 もう少し突き詰めれば...敵対関係に有った薩摩藩と会津藩の男女の話ですね。これだけでも歴史物小説好きな方は『面白そう!』と思うでしょう?実際、面白いです...はい。 ハードカバーの単行本で、360ページの小説本です。歴史物小説ですが、小難しく無く読みやすいのは、若い方々にも受け入れやすいと思います。 | ||||
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