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(短編集)
伯母殺人事件伯母殺人事件伯母殺人事件伯母殺人事件伯母殺人事件伯母殺人事件伯母殺人事件伯母殺人事件伯母殺人事件
伯母殺人事件
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【この小説が収録されている参考書籍】
伯母殺人事件の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.04pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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※ネタバレ 自己中でワガママ放題の甥が、同居している伯母が気に入らなくて、あれこれ陰謀をめぐらせて殺そうとするが、なかなか成功せず、最後は……という話。勧善懲悪のつもりかと思うけど、そもそもこの伯母の方も、周りの召使いやらなんやらとグルになって、甥を罠にはめて嘲笑ったり、甥の日記を盗み見たりして、こんなやつは殺したいと思われても仕方ないんじゃないかという気がする。 ……しかも伯母の方だって、服にアイロンをかけたり、庭いじりするか、地域の集会に出るくらいしかすることもないくせに、仕事をしないからって、甥をダメ人間扱いするのはどうかと思う。 ……それに、伯母がすんでのところで落ちそうになった崖までの経路を、安全のために生け垣を補強して、事故が起きないようにしたはずなのに、同じ場所で甥が事故に遭うのも、辻褄が合わない。 ……いろんな意味で、読後感が悪い。 | ||||
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本書は、フランシス・アイルズの「殺意」、 フリーマン・ウィルズ・クロフツの「クロイドン発12時30分」とともに、 「三大倒叙推理小説」の一つとされている作品ですが、 3作品の中では一番読まれていないようです。 何しろ、この作品だけ、絶版になっていますし・・・。 ミルドレッド伯母の家に暮らす「ぼく」(エドワード)は、 父母の遺産を管理する伯母の言動に嫌気が差し、 伯母がいなくなれば、遺産を自分で管理できるようになり、 町を出て自由に暮らせるようになると考え、 伯母の殺害を計画します。 果たして殺人計画はうまくいくのか・・・。 エドワードは、現代ならさしずめ、 ニートと呼ばれる青年でしょう。 就職はせず、家に引きこもりがちで、 狭い世界に住んでいます。 しかも、あまり緻密ではないようで、 殺人計画も杜撰な感じ・・・。 不思議な作品です。 「殺意」のような緻密な犯人の計画が どう暴かれていくのかという興味を誘う作品とも、 「クロイドン−−」のように犯人に同情してしまい、 犯行が暴露しないかと 一緒にハラハラしてしまうのとも違います。 特徴的なのは、全編を覆うユーモアでしょうか。 浮き世離れしたような「ぼく」の殺人計画は、 何となく、笑いを誘ってしまいます。 ラストには、一応意外な結末が待っていますが、 今ではありきたりな感じのするオチだったのが、 ちょっと残念。 本作品は、古典を楽しむという気持ちで読むのが よいのではないでしょうか。 最後にひとこと注意を。 「解説」には、最終章で明かされる ある事柄が明らかになっていますので、 本編読後に読まれることをお薦めします。 | ||||
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本書は、フランシス・アイルズの「殺意」、 フリーマン・ウィルズ・クロフツの「クロイドン発12時30分」とともに、 「三大倒叙推理小説」の一つとされている作品ですが、 3作品の中では一番読まれていないようです。 何しろ、この作品だけ、絶版になっていますし・・・。 ミルドレッド伯母の家に暮らす「ぼく」(エドワード)は、 父母の遺産を管理する伯母の言動に嫌気が差し、 伯母がいなくなれば、遺産を自分で管理できるようになり、 町を出て自由に暮らせるようになると考え、 伯母の殺害を計画します。 果たして殺人計画はうまくいくのか・・・。 エドワードは、現代ならさしずめ、 ニートと呼ばれる青年でしょう。 就職はせず、家に引きこもりがちで、 狭い世界に住んでいます。 しかも、あまり緻密ではないようで、 殺人計画も杜撰な感じ・・・。 不思議な作品です。 「殺意」のような緻密な犯人の計画が どう暴かれていくのかという興味を誘う作品とも、 「クロイドン−−」のように犯人に同情してしまい、 犯行が暴露しないかと 一緒にハラハラしてしまうのとも違います。 特徴的なのは、全編を覆うユーモアでしょうか。 浮き世離れしたような「ぼく」の殺人計画は、 何となく、笑いを誘ってしまいます。 ラストには、一応意外な結末が待っていますが、 今ではありきたりな感じのするオチだったのが、 ちょっと残念。 本作品は、古典を楽しむという気持ちで読むのが よいのではないでしょうか。 最後にひとこと注意を。 「解説」には、最終章で明かされる ある事柄が明らかになっていますので、 本編読後に読まれることをお薦めします。 | ||||
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アイルズの「殺意」、クロフツの「クロイドン発12時30分」と並び称される三大倒叙推理の一つ。 エドワードは伯母の言動に我慢がならなくなり、殺人を計画する。というもの。 主人公、エドワードの日記で主観的に物語は進んでいく。その筆致が読み手にユーモアを感じさせます。 人殺しの計画であるのに、主人公が懊悩する様は一種の同情を読み手によっては感じさせるかも知れません。 | ||||
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アイルズの「殺意」、クロフツの「クロイドン発12時30分」と並び称される三大倒叙推理の一つ。 エドワードは伯母の言動に我慢がならなくなり、殺人を計画する。というもの。 主人公、エドワードの日記で主観的に物語は進んでいく。その筆致が読み手にユーモアを感じさせます。 人殺しの計画であるのに、主人公が懊悩する様は一種の同情を読み手によっては感じさせるかも知れません。 | ||||
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