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(短編集)

アメリカひじき・火垂るの墓



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アメリカひじき・火垂るの墓の評価: 4.25/5点 レビュー 64件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.25pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 1~20 1/3ページ
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No.54:
(5pt)

戦争は無くならないという前提を

WW2から婦女子が戦争の犠牲になるのが当たり前になった。野蛮は昔からであり兵器の進化が深刻な問題だ。
戦争は絶対に無くならないから生物のうち成人男子だけ死滅もしくは長期間仮死状態にする細菌を発明すべき。婦女子を犠牲になるなら、まるで国VS国ではなく男VS婦女子の戦争じゃないか?
日本帝国の蛮行により朝鮮、偽満州、重慶、南京、その他多くの地の人々が無残に散った。戦局がかわり南洋、本土主要都市、沖縄、ヒロシマ、ナガサキ、北海道、偽満州で婦女子の悲劇は量産された。
責任の殆どは無謀な関東軍にあった。政治家も天皇も止められなかった。
あぁ、世界はいまだ混迷の中。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.53:
(5pt)

戦争はだめだ

買った順に小説を読んでいたら、思いがけずロシア・ウクライナ戦争開戦のタイミングで読むことになった。多くは語るまい。戦争はだめだ。
アメリカひじき・火垂るの墓 (1968年)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (1968年)より
B000JA55JC
No.52:
(5pt)

今、この悲惨をウクライナで再現している。

野坂昭如さんの本は大昔に何冊か読んだ記憶がある。
 記憶にあるのは何年か前に読んだ『人称代名詞』と『文壇』だった。
 鮮明な記憶にあるのは、『毎日新聞』に隔週で掲載されていた「七転び八起き」というコラムを毎回楽しみに読んでいたことである。
 氏はこのコラムで日本の誤った農業政策や食料自給率について何度か危惧することを書いていたのは、この小説のなかで知ることができるだろう。
 アマゾンの本の紹介で本書の可愛い女の子の表紙に惹かれ『火垂るの墓』を入手してしまいまった。
 「火垂るの墓」も「アメリカひじき」も何十年も昔に読んだのだが、あらためて再読してみてさすが
直木賞を獲得した小説だと思いながら読んでしまいました。
 個性ある文体で自身の体験したことをもとにして戦争の悲惨さを見事な物語に仕上げています。
 本書のなかにある『火垂るの墓』と『アメリカひじき』以外の短編は評者もかって読んだ記憶がなかった。
 「焼土層」は、戦後間もないころ養母の勧めで生家へ帰されて20年過ぎた男の話である。
 養父母は神戸の震災で失ったというエピソードを、著者は後に否定して養母は生きていると延べていたからこの物語は実体験をもとにして脚色して書かれた小説だと想像することができる。
 「死児を育てる」は、戦火のなかで妹を見捨てて逃げた少女のトラウマが後に自身が母親になったときに狂気として再現して終える救いのない物語である。
 「ラ・クンパルシータ」は、やはり戦後に著者が実体験した少年院の物語である。 
 戦後の食糧難の少年院の悲惨な実態をリアルに描写している。
 「プアボーイ」は、「ラ・クンパルシータ」の続編と思える内容であるが、主人公を入れ替えているが、著者の履歴を考えると二つの物語とも自身の体験をもとにしていることが想像できた。
 もちろん小説だから、フィクションの物語であるが・・・。
 本書のなかでのメインテーマは、戦争の悲惨と飢餓である。
 戦後77年過ぎた今、本書を読んで、この短編集のすべてを理解できる読者が少なくなっただろう。
 身につまされて読了した評者などの世代が少なくなったから仕方のないことと思いながら本書を読み終えたのです。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.51:
(4pt)

悲しいというより辛い

『火垂るの墓』は、何度もアニメで観ては、その度に、救いのなさに胸が締め付けられるような思いをした。

あの個性の強い野坂昭如と、作品の世界観がマッチせず、いつか読んでみようと思いつつ、今日に至る。ストーリーは、アニメの通りだ。文字として読むと悲しいより辛いという印象が強い。

読点が殆どないクセの強い文章で、慣れるまで苦戦を強いられたが、読み進めるうちに作品のトーンと絶妙にマッチしていることが分かる。

蛍を集めて明かりにし、翌日、節子が死んだ蛍の墓を作る、有名なシーンはぐっとくる。【直木賞】
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.50:
(5pt)

素晴らしいです

とても戦時の実情が分かり、心が苦しくなる。
でもすごく勉強になるお話でした。
火垂るの墓だけでなく色々な話も読め、とても濃厚でお得な本でした。
表現が難しい所があるので、子供が大きくなった時、渡してみたいと思います。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.49:
(4pt)

火垂るの墓は、悲しすぎる。

著者が直木賞を受賞された時に読みました。
火垂るの墓は、悲しすぎて二度と読めません。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.48:
(5pt)

期待どうり

満足しています
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.47:
(5pt)

ジブリ「火垂るの墓」の原作。

「火垂るの墓」はジブリ映画で何度も観ていますが、こちらが原作と知って、原作も読みたく購入しました。映画でも切ないですが、こちらの原作で読むと、ある意味映画以上に生々しい感じがして、現実味が増した様な感じを受けました。
これを読み、映画はこちらの原作に忠実だと思います。活字で読みながら、 映画のシーンが浮かんできます。でも、これを読むまで、あの映画の原作が「短編」だったとは驚きでした。現実に起きた壮絶な戦争。当時の体験がない私は、映画と共に、この原作も読めて良かったと思います。本当に本当に戦争とは、改めて悲惨なものだと感じました。。。
一緒に収録されてる他の短編も、じっくり読みました。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.46:
(4pt)

とても悲しい

映画を見た後にこの小説を読みました。短編だったことに驚きました。しかし一文一文に引き込まれ、戦争の悲惨さを改めて感じました。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.45:
(5pt)

戦争を考える

清田と節子が亡くなって2人は西宮の遠縁の親戚に行くことになった。最初は優しく迎え入れられたが、それは2人の母の着物や米など価値が高いものがあったからでおばさんの態度は変わってゆき2人のことを疫病神と呼ぶようになる。この家で清田は節子のためにオルガンを弾いてあげたり節子が食べたいものとして天ぷらを上げていた。2人の父は軍人だったので家にいたときは贅沢していて親戚のおばさんからしたら本人に悪意はなくてもわがままだと感じてしまうのかなと思った。
この本を読む以前に映画版を見たことがあり内容は一通り知っていたが北朝鮮問題などで戦争を身近に感じるようになり読んでみたがやはり戦時中の生活は大変なのだなと感じた。清田と節子は軍人の過程だったため、2人が普通だと思っていることが親戚からしたら非常識な行為で迷惑だったんだろうと感じた。2人はおばさんの家を出てしまったが働くことができない時代で子供だけで生活し始めた時点で2人が死んでしまうのは時間の問題だったんだろうと思う。小さなころは子供がかわいそうという見方しかできなかったが、他視点で見れるようになり原作を読むと、戦争は悲しみしか生まないし国民あっての国であるが世界に人間がいる限り争いはなくならないのかなと思った。しかし自分の国が戦争に巻き込まれそうになっている中議会では今一番話し合わなければならないことを話せてない気がする。某学園の話をする前にもっと話し合うことがあるのでは?と思った
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.44:
(5pt)

エロ親父のくせに

野坂昭如といえば、情緒のないエロ小説で若いころの我々の好奇心に答えてくれた作家だった。もちろん彼が何か変にシリアスなな小品を書いた作家だということも知っていた。初めてじっくりと「火垂るの墓」を読んでみると、これはとてつもない作品だと感動した。彼はこの小説を書いている時だけ、天才作家になった。「アメリカひじき」とペアで直木賞なんて、その評価の仕方を理解するためにどんな文学的素養が必要なんだ? 「火垂るの墓」はそれ単独で、世界文学に名を連ねるべき名作だ。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.43:
(5pt)

全世界の指導者に読ませたいですね

アニメの印象は強いけれど、やはり名作は活字でも残したい為、購入しました。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.42:
(5pt)

プレゼント用に購入

原作本が読みたいと聞き、こちらで見つけたのでプレゼント用にラッピングもしていただき購入しました。
とても喜ばれました。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.41:
(4pt)

飢えだけは絶対に懲り懲り

野坂氏が亡くなった時に購入したものの、つらくなりそうでなかなか読めなかった。
ようやく読み始めたが、一編目の「アメリカひじき」がコミカルな他は、戦中から終戦直後にかけてのつらい話が続く。野坂氏の実体験から来る、「飢えだけは絶対に懲り懲り」という反戦メッセージがひしひしと伝わってくる。国民に飢えを強いるから戦争は絶対に反対、なんと分かりやすく説得力があることか。
親子の愛情、特に子から親への愛情が極端に薄い登場人物が多いのは、やはり作者自身の生い立ちによるものか。
独特の文体が最初は読みにくいが、慣れるとそのリズムが心地よくなってくる。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.40:
(5pt)

この短編集は、読まなくてはならないと思う。

戦争を描いた本は、戦闘での悲惨さを描いたものが多いと思う。私の場合も戦争に行った人の戦闘の悲惨さを描いた本を多く読んできた。でもこのように戦闘員以外の子供が悲惨な目に遭っていることを描いた本は、あまり読んだことがなかった。野坂昭如の本で初めてその悲惨さを知った。淡々とした語り口がよけいにその情景を伝えてくる。私は、特に「死児を育てる」が心にしみた。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.39:
(5pt)

はしもとがちゃこ

戦争は絶対悪です  子や孫には 味わえさせたくありません。
本は綺麗です。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.38:
(5pt)

「火垂るの墓」を一気に通読

著者逝去の報に接し、以前アニメで見ただけだった「火垂るの墓」を一気に通読しました。彼のテレビ(朝生など)を通じてのパフォーマンスしか頭になかったので、この作品に込められている原体験がその後の反戦・反体制的メッセージの礎にあることをちらりと感じました。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.37:
(5pt)

映画では分からないリアリティが書籍に詰まってます。

火垂るの墓は映画だけで見るのではなく、美化されまくった映画とは異なる書籍も読むべきだと思います。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.36:
(5pt)

いつまでも心に残る

今はきれいで賑やかな神戸の町ですが、数十年前はこんな悲しい時代だったのだ。
いつまでも心に残ります。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037
No.35:
(4pt)

映画は,何度も見ましたが,原作は初めてです。

となりのトトロと同時上映だった本作品をビデオ等では何回も見たのですが,果たして原作はといわれるとなかなかその機会がなかった。原作を読んであらためて,映像化された物の素晴らしさを再確認で組ました。
アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:アメリカひじき・火垂るの墓 (新潮文庫)より
4101112037

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