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スカイ・クロラ
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スカイ・クロラの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.05pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全95件 21~40 2/5ページ
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《僕はまだ子供で、ときどき、右手が人を殺す。その代わり、誰かの右手が、僕を殺してくれるだろう。》 初の森博嗣に、この一冊を選んでみた。ミステリーではなく、かといってどんなカテゴリーに入れたらいいかといえば、僕は、これは青春小説だと思う。 戦闘機のパイロットとしてカンナミ・ユーヒチは日々空を飛ぶ。人を殺した右手でコーヒーを飲み、ミート・パイを食べ、ボウリングをする。カンナミにとってはそれが仕事であり、生きるということだ。なぜなら彼は、「キルドレ」だからだ。 この小説の世界では「戦争」はショーとして扱われていて、なんらかの企業体がそれをコントロールしている。その中で戦う「子供たち」が「キルドレ」と呼ばれている。そして、彼らには寿命がない。永遠に生きる。だから彼らは戦いの中でしか死ぬことが出来ない。 上手いな、と思ったのは会話。とにかく、質問と答えがちぐはぐな感じがするし、聞き返すことが多い。これが、上に書いたような「キルドレ」のミステリアスさ、普通とは違う感覚をうまく表現しているような気がする。作品全体に、プラスチックのような透明で人工的な雰囲気が漂っている。戦闘描写がやけに淡々としているのもポイントだろうか。 「キルドレ」は閉ざされた運命を生きる。寿命をもたず、ただ戦闘の中で生きることしかできない。それを嬉しいとも悲しいとも思わず、あくまで当然のこととして、「キルドレ」は戦闘機に乗り込んでゆく。小説は、こうした「閉じた運命」をどのように受容するか、という問題を追求している。 僕らは、働いたり、勉強したり、料理をしたり、なにもせず横になったり、ぶらぶらしたりして生きる。僕らは、自分の運命をどれぐらいコントロールできるだろう? 青春とは運命との戦いであり、だから、この小説はまぎれもない青春小説だ。各話の冒頭にサリンジャーが引用されているけれど、サリンジャーこそ、閉じた運命としての青春を描き続けた作家ではなかったか。 「キルドレ」とは、僕たち自身である。 《「思い出したっていう程度ね」草薙は天井を見上げる。「ずっとまえに、この日が自分の死ぬ日だとスケジュールを立ててあって、それをすっかり忘れていて、今日になって思い出した。だから、何ていうのか、思い出して、あぁ良かったなあ、という気がする」 「ふうん」僕は頷く。「そういうのは、あまりないかも」 「そう?」草薙は僕を見た。「たとえば、将来の計画は?」 「計画って?」 「いつまで生きるつもり?」 「考えてない」 「どうして、考えない?」 「考えてもしかたがない。どうせ、いつか、誰かに撃たれて死ぬんだし。それは僕には想像もできない」 「でも、君の人生なんだよ」 「そうかな……」僕は肩を竦める。「それ、よくそういうふうに言うけれど、僕の人生なの? これって」 「じゃあ、誰の人生?」 「誰の人生でもないんじゃないかな」》 淡々とした語り口の小説だが、読後にずっしりと重たいものが残る、なかなかの力作だ。シリーズものらしいので続巻にも期待している。 | ||||
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繊細で物悲しい話でありました。 紗のようで、翳りのあるガラスのようでした。 この手の「希薄で味気のない生と死」が描かれること自体は近年では珍しいことではありませんが、 この作品のように美しく透明に描かれることは少ないのではないでしょうか。 文体における明晰さと詩情の融合は完璧でありました。 緻密な飛行機の描写に関しては流石、と申し上げるほかありません。 少し惜しく感じるのは、戦闘機や爆撃機の絵が付いていない点です。 勿論、丹念に文字を追っていけば想像はできるのでしょうが、 ここで挿絵の一枚か二枚でも付いていれば、 作り手と読み手がより近い像を共有できたのでは、と思います。 文字でしか表現し得ないモノというのもありますが、飛行機の姿はそれには該当しますまい。 推理小説だって部屋の間取り図くらいは紙面に載せるでしょう? ともあれ、素晴しい文学であると思います。次の巻を読むのが楽しみです。 | ||||
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小説っていうものは漫画と違って文字しか書かれていません。 だから読者は筆者が書いた文字から読み取るしかありません。 何が言いたいのかわからないとレビューしている方がいらっしゃいますが、 筆者が何を言いたいのかを考えるのです。 確かに、この物語は単調です。登場人物も無気力です。 しかし筆者によって紡がれる言葉から心情の機微を読み取ったりすることに この本の醍醐味があると思います。 例え文字になっていない事でも創造して自分で補って物語を完成させる。 だから時間を置いてもう一回読み直せば、 違う物語になって僕らの前に広がるかもしれません。 そういった意味では、想像力豊かな同じ十代後半の男子にお勧めしたい一作です。 自分的には巻数を増すごとに好きになっていくシリーズでした。 | ||||
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森博嗣による、とあるパイロットを主人公にしたSF小説。 卓越した文章力と創造力で主人公の内面や描写を 上手く表現している。 どこか深いメッセージも隠されていそうで また、シンプルに話も面白く引き込まれてしまう。 しっかりと意味をかみ締めながら また、続編も機会があれば読んでみたいと思える作品。 | ||||
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この本で恐怖を感じたのは俺だけかな・・・。 | ||||
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他の人のレビューを見ていて気になったので。スカイ・クロラは最終巻ではない、というレビューがありますが、原作者の森博嗣は、自身のホームページにて「第1巻は「『ナ・バ・テア』ですので、これから読むのが普通です」とはっきり述べておられます。まぁ、それに続けて「しかし、どれから読んでいただいても支障はない」とも述べておられるのですが。「『スカイ・クロラ』を最後に読むのは誤りだ」みたいな言い方をされては、作者の言うことがまるで無視されているようで、流石に悲しくなったのでレビューの代わりに書かせていただきました。もし、刊行順に読むならば次の順番です。1.「スカイ・クロラ」2.「ナ・バ・テア」3.「ダウン・ツ・ヘヴン」4.「フラッタ・リンツ・ライフ」5.「クレィドゥ・ザ・スカイ」もし、時系列順に読むならば次の順番です。1.「ナ・バ・テア」2.「ダウン・ツ・ヘヴン」3.「フラッタ・リンツ・ライフ」4.「クレィドゥ・ザ・スカイ」5.「スカイ・クロラ」私は、刊行順に読んでしまったので、謎を解く時点で相当混乱してしまいました…。ちなみに、「スカイ・クロラ」シリーズは、読書暦24年の私が一番好きな作品です。 | ||||
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映画を観てから興味がわき原作を読ませてもらいました。映画とは違うラストに驚きました。話自体は淡々と日常を描いており特別な山場があるわけでもないのですが、なぜか引き付けられるというか、ずっとこの世界にいたいという感覚になりました。空中での描写と地上での描写のギャップは非常に面白いと感じました。時系列でいうと本巻が最終ということですが次巻以降どういう展開になるのか非常に楽しみです。一気に読むのはもったいないけど、ちょっとづつでは物足りない・・・難しいところです。 | ||||
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パラレルワールドの戦後、みたいな世界観がほのめかされていますが、シリーズをすべて読んでも全体像ははっきりしません。設定マニアみたいな人には考察する楽しみがあるでしょうが、展開が遅いので、じれったいかもしれません。 本作は時系列上は最後にあたりますが、単品で読んでも問題ないと思います。シリーズ全体では草薙水素という女性の青春と終焉を描いた、という感じでしょうか。 映画が公開されたので、この本から、森先生の著作を知りました。 映画と比較すると、押井監督と森先生の人間に対する見方の違いがわかり、興味深いです。押井監督は子供にとくに愛着があるわけでないようですが、人間の描きかたは森先生よりだいぶ優しいようです。一方で森先生の人間観は引用された著作の文章と併せて読むと全く優しくありません。人間の成熟などに価値はない。それだけです。 三島由紀夫の『午後の曳航』、あるいは『星の王子様』をとことんダークしたような感じでしょうか。 | ||||
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きっかけは知人の奨めで映画を観た事から。映画を観てから読んだので、読み始めは映画のイメージが影響して函南の視線からの追体験をしてる様でした。結末が映画とは異なるので、ここで草薙水素に興味を持つか持たないかで次作「ナ・バ・テア」に読み進むヒトとそうでないヒトに別れると思います。 本作が刊行順では最初とゆうこと、映画と同じタイトルであるとゆうこと、なにより刊行当時のリアルタイムの読み進め方を知るなら、やっぱり「スカイ・クロラ」をまず読んでみないと。そう思って手にしたワケなんですが、結末やササクラの設定、クサナギとカンナミの展開、言葉のニュアンス等‥。映画とは似てるものの、多少の相違点も踏まえての追体験でした。 読み進めていくに従って、多少の相違点の積み重なりが、映画との根本的な違いを際立たせてゆきます。一言で云うなら、物語の奥行きとか背景の拡がりの様な‥。語られていない何かを巧みに行間に忍び込ませて、表面上は淡々と進んで行く様にして‥‥。 エンディングに対する反応はヒトによって分かれるかも。この時点で原作のクサナギに惹かれていた私は過去のクサナギを知りたくて仕方がありませんでした。時系列順では最終話ですが、始まりの物語でもあると思います。シリーズを通して読み返したとき、本当の意味での終わりを知る事が出来る筈。「スカイ・クロラ」の醍醐味はそこにこそ在ると思うのです‥‥。 | ||||
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戦闘機のパイロットである主人公。飛行機に乗るのが日時。人を殺すのが仕事。2人の人間を殺めた手でボウリングもすれば、ハンバーガーも食べる。死は生の対局ではなく、生は死の一部として存在しているのではないのでしょうか。 「自分の人生とか、運命とかに、多少は干渉してみたい。月並みだけれど、それが、つまり、人並み。わかる?人並みだよ。私たちって何?人間だよね?違う?自分の死に方について考えるのが、人並みなんだって、そう思わない?」 | ||||
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すごいですね。 友人に勧められて購入しましたが、ハマりました。 情景が脳裏に浮かびます。リアルな表現が何とも奥深いというか、読まないとわからない“コク”のような味あります。 最後はショッキングですが、それもハッピーエンドに慣れている私には新鮮でした。 映画も見たいと思います。 まずは飛行機の模型でも買おうかな。。。笑 | ||||
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私は出版順に*スカイ・クロラ*ナ・バ・テア*ダウン・ツ・ヘヴン*フラッタ・リンツ・ライフ*クレィドゥ・ザ・スカイと、全巻を読ませて頂きました。初めは、一体この作品は何なのだろうか? と疑問を抱きました。 何の説明も為されないまま、テンポ良く進んで行くこの作品。 面白くはありましたが、なんとも煮え切らない感が残りました。それが嫌だったので、続きを買ったのですが、クレィドゥ・ザ・スカイまで読み終えた時、私は大きな感動と森博嗣氏に対する戦慄が胸に湧き上がってくるのを感じました。バラバラのピースが一つに纏まり、完成したのは圧倒される人間ドラマ。 一つの確信と共に再びスカイ・クロラを手にした私は、最後まで読み終えた時、涙が止まらなくなりました。 ああ……こういう感動もあるんだ、と必ず思い知らされます。このレビューを読んで下さった皆さんには、是非ともスカイ・クロラを全巻読んで頂きたいと思います。 草薙水素の人生に、思いに、苦悩に、触れて下さい。 | ||||
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ストーリーは主人公のカンナミユーヒチの一人称僕で進められ、全てカンナミユーヒチの主観をもってして語られる。その面でかなり感情移入しやすく僕という存在に自分を近づけることができた。 全体としては極めて虚無的で淡白。そして時々洒落た表現が入る。食べ物で例えるなら白身魚のムニエルといった所だろうか。ただ、飛行機などの横文字の専門用語が解らない点が多々あり、本格的だなと意味も解らず納得した所もある。そこにはふせんを貼り後から調べた。そうすれば二作目からはもっと楽しめる気がした。 主人公を含め複数のキルドレの子供達が喫煙し、飲酒するシーンがあるが、かえってその行為が余計に子供である事を顕著にしているように思えた。実年齢精神共に大人なのだから問題は無いのですが、なんと言うかティーンエイジャー特有の煙草を吸いたい。お酒を飲みたいという。妙に大人に成りたがる姿が私には垣間見え、印象深かった。 世界観としては平和な世界を保つ為にショウとしての戦争を行うと言う発想にも感服したし、永遠に子供のままという発想は、誰しも子供の時に思った事があるのではないかとも思った。事実私もそうだった。大人になんか成りたくないずっと子供のままで、世界もこのままでと。この作品はそんな甘ったれた思考に対するアンチテーゼのようにも思える。是非アニメも見たいものだ。 この作品群は全六部作で完結している。これだけ良い作品群の第一作を読みえ、残りの五作品の事を思うと何だか躊躇してしまう。一気に読みほすか、それとも少しずつ消化するか。私はもったいないので後者を選択する。だが途中で先が早く知りたくて我慢できなくなるかもしれない程の作品群に思える。 | ||||
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僕(カンナミ)が感じているであろう感覚を文章を読みながら追体験できる。そんな本です。 映像が脳裏に広がり、浮遊感も降下するときの何ともいえない開放感もしっかり味わいました。 去年映画化されたときは前宣伝を見ただけで「興味なし」と思ったのですが、とんでもない。これは本を読むべきでした。こんな感覚で読める文章はなかなかありません。 好き嫌いでいったら絶対に好き。表紙も綺麗です。 今はナ・バ・テアを読んでいますが、一気に読むのはもったいなくて我慢しながらゆっくりと読んでいます。 | ||||
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あえて、出版順に読まず、時系列で読んでみました。 でも、5冊の読後感という観点からは、どこから読んでも良いのではないか? と感じました。 金太郎飴みたいな感じです。 ただ、細かいけれど、重要な伏線は、出版順に読んだ方が味わえるかもしれません。 とにかく楽しめます。 | ||||
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実は、映画を見てから読みました。 飛行機に詳しくない私には、専門用語はさっぱり解りません。 映像を見た分想像しやすくなったので、正解でした。 読み始めると想像以上に面白く、シリーズを一気に読んでしまいました。 無限ループの軌道に乗ってしまって現在三週目です。 刊行順第一作目の「スカイクロラ」。 淡々と、時に詩のように語られるキルドレの生と死。 その向こうに何が見えるのか。 自分の命を懸ける自由も勇気も持ち得ない大人の私は、例えそれが大人にならない子供達に与えられた数少ない選択肢の一つであったとしても、自分の思うままに、機体に自らの命一つを載せて空へと駆け上がって行く彼らの姿を、羨ましく眺めてしまうのです。 最後の数行、母に甘える幼子のような純粋で愛らしくすらある言葉が、心に響きます。 | ||||
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飛んでいる時の描写が散文詩のようで、特に良い。それで惹きつけられたら他の刊も買って、一気に、じっくりと、読むべきだ。後世まで残る作品とまでは言わないけれど、今のあなたの感性に何か引っかかるものがあるなら、全ての刊を読んだ方が良い。そしてそれは多分、読む為に費やした時間を決して無駄ではなかったと思わせてくれるはずである。 | ||||
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シリーズの内、何巻が最終かどうかなど構成方法については、いろいろ意見が分かれると思います。 作品や作者の分野が何かと言うことには興味はありません。 ただこのシリーズは空を飛ぶことをイメージできる人は素直に物語の中に入り込めると思います。 インメルマンターンとかバレルロールとかのマニューバ関連の言葉とか、エルロン、ピッチなんて航空用語がイメージできないと読んでいて楽しくないと思います。 それくらい飛ぶことについては丁寧に書かれています。 エレベータと聞いてデーパートを思い出すようだと、文体とか作者の過去を引き合いに出したくなるんじゃないでしょうか。 空を飛ぶことをイメージして楽しめる人には、お勧めの本です。 きっとシリーズ全巻を一気に読みきれるでしょう。 そのくらい空を飛ぶことと、空に居ることを丁寧に書いている本です。 | ||||
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森博嗣さんの小説は分かりづらい、というか読者に媚びない。自分自身の言葉を、自分の考える言葉で発信する希有な作家という印象を受ける。 そういう意味ではデビュー作になった「すべてがFになる」のようなミステリを書き続けるのには無理があったのかもしれない。 スカイ・クロラはそんな森博嗣さんの小説の雑味を徹底的に取り除いた純粋な小説。カンナミの思考が空を飛び、重さを感じる右手が銃を握る。気分を「綺麗」と表現できるその純粋さが、ホンの少し羨ましかったりする。 | ||||
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作品内容については、文体にしか触れていません。読まれる方はご注意を。 初めて森さんの作品を読んだ時は、私も好きになれない文体だなと思いました。 ですが、このシリーズを読んでからは、簡潔だからこそ美しい静寂・躍動が表現できているんだと思っています。 ただ、自分の読解力、想像力が足りないだけだったんだなと^^; まさに、「小説が映画化されてイメージが壊れた、と思う人は、その程度のイメージだっただけ。」だということではないでしょうか。(←コアかな^^;) 小説なんだから、その作品を書いた人、その他大勢の読んだ人の数だけ受け取り方があって、極端に言えばハッピーエンドかアンハッピーエンドかすら違ってくると思います。 結局、その小説が好き、っていうのは、その小説を読んで受け取ったイメージが自分好みだったってことで、このシリーズを特に読み込めなかった人や、著者が書きたかったことがわからないと言う人(著者が書きたいことなんて知る必要は無いし知ることなんてできないと思いますが)は、ただ文字を読んだだけだったのではないでしょうか。 このシリーズを教科書のように読んでも、時間を無駄にするだけかと思います。 私はこのシリーズを読んで、空が好きになりました。 | ||||
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