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死にゆく者の祈り
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死にゆく者の祈りの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.84pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全23件 1~20 1/2ページ
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ろくでなしだからこそ仏門に入ったのだという顕真の言葉が印象的だした。 顕真が主人公ですが、文屋とのバディものと言ってもいいでしょう。文屋の、キャラも立っており、またどこがで登場しないかなぁと期待して中山氏の作品を読み進めたいと思っています。 | ||||
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最後の畳みかけには驚きました。友情の形には色々な形があると思いました | ||||
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展開がきれいで読みやすい。ストーリーも面白かった。務めと思いの狭間で葛藤する心理状態を丁寧描いていた | ||||
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死刑が確定してから執行されるまでの流れをはじめて知ることができました。 | ||||
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かなり実際とはかけはなれていると感じたものの、ストーリー展開は良いかと思います。 | ||||
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大好きな中山七里先生の作品。。。 最後は電車で涙がこぼれました。 ドラマ化して欲しい作品です。 | ||||
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ネタバレを避けてコメントするのは難しいが、とても面白かった。主人公の思考を辿るプロセスや、謎解きの過程一つ一つも読んでいて共感やハラハラ感があったし、解説にあるように読み返したくなるミステリーだと思う。 | ||||
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教誨師が主人公の話は初めて読みました。とても面白いです。 ミステリをベースに仏教、登山、家族関係、夫婦関係について記されています。 結末については個人的にはうまく行きすぎていてうーんですが、小説はフィクションですから現実より優しくていいのかも知れません。 ミステリでありながら悪人があまり出てこなくて展開もスピーディーでスリリング、とっても読みやすかったです。 | ||||
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中山七里作品でいつも感心させられるのは、そのシチュエーションの面白いさである。七里得意の「どんでん返し」は言うまでもなく、シチュエーションの設定がユニークで素晴らしく、それだけで驚愕させられる。 本作品は特にそれが顕著てあり、秀作と評価できる、素晴らしい作品である。 | ||||
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結末が鮮やかでしたが、さらにその上をいく筆者ならではのどんでん返しを期待してました。贅沢? | ||||
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「死にゆく者の祈り」は、教誨師の高輪顕真が死刑囚となったかつての友人・関根要一の事件の真相を追うミステリー。 死刑執行の刻限が迫る中、顕真は関根の無実を信じて独自に調査を進めますが、次第に関根の隠された過去や顕真自身の苦悩が明らかになっていく。 著者の中山七里は、死刑制度や仏教の教え、友情や贖罪といった重いテーマに挑みながら、読者の予想を裏切るどんでん返しの展開を見事に繰り広げる。 登場人物の感情や心理描写も丁寧で、感動的なラストは泣ける。 社会派ミステリとしても、人間ドラマとしても優れた作品。 | ||||
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最後までハラハラドキドキでした。 私にとっては難しい言葉が多くて調べながらだったので少し読みにくかったですが、それ以上に内容がおもしろかったです。 | ||||
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中山七里作品の中でトップ5に入るくらい面白かった。 ただひとつ気になるところがあったのでマイナス1。 顕真和尚や文屋刑事は他作品でも見たいと思いました。 | ||||
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なかやまって、なんて広い範囲の専門知識をお持ちなのか。尊敬し、ますますファンになってしまいました。 法律、薬品、犯罪、警察組織、経済、政治、 なんともすごい。 今回は今までとはちょっと変わって、宗教に切り込んでいます。そしてお馴染み、人間の心理のふかーいところの情景が見事に語られ、そして、ハラハラドキドキのサスペンスあり。もう、この感動を上手く表現できません。是非読んでみてください。 | ||||
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とても面白くテンポ良く読めた。 教誨師が主人公という少し変わった設定も良かったしプロットが本当に上手いと思う。 ただ、少しご都合主義な部分があったのと、関根という人物の掘り下げがもう少し欲しかった。なんというか厚みが足りない気がしました。 この著者の他の本も読んでみようと思います。 | ||||
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教誨師が主人公というあまりない、プロットに、話が進む、そして最後は、少し強引とは思える曇天返し、それでも十分楽しめた一冊。 | ||||
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面白い、ラストは一気読みですが、ラストがもっともっと深くても良かった。中山七里イチオシの傑作。 | ||||
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全体を通じて、今まで読んだことのないテーマですし、死刑制度の持っている様々な要素が全部表出したように受け取りました。 刑事、被害者家族なとの話を聞けば聞くほど、事件のもたらす厳しい思いが痛切に伝わってきました。僧侶がそれに口をはさむべきではないのかもしれませんが、そこが人間的な感情の発露なんでしょう。 一般人にはうかがい知れない死刑囚への教誨師を主人公に取り上げ、宗教の心を語る相手が、学生時代の友人だという設定も実に巧妙に考えられています。プロットのうまさは中山千里の筆力のたまものでしょう。 「親鸞聖人の宗教的告白といった性格を持つ経典」と言われている「正信偈」の偈文の意味合いを問答のように掛け合うシーンは印象的でした。「帰命無量寿如来 南無不可思議光」と門徒なら、口ずさめるものですが、その意味合いを本書で教えてもらった気がします。 それがクライマックスシーンで通奏低音のように流れている場面は、息も付かせぬような畳み掛ける演出がしてあり、読者を一気にストーリーの中に引っ張り込む剛腕を感じました。 これまで様々なテーマで書き分けてきた作者です。また違った観点から読者の心をつかむ作品を世に問いました。問題作と言って過言ではないでしょう。扱い方の難しいテーマですから、当然読後感も人それぞれです。それでも書かなくてはいけないという作者の強い使命感が伝わってきた作品でした。 | ||||
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最近の中山作品の中ではかなり楽しめます。作者の主義・主張が鼻につくこともないですし、かといって軽すぎるということもなく、読後感もいいです。読書は娯楽だと割り切っている私には有り難い作品です。最近はやっている「イヤミス」などは敬遠したいと思っているのでわずかな苦みを残しながらも救いの垣間見える作品は貴重です。 ★一つ落としたのはミステリとしてアンフェアだと感じたことです。伏線が一つだけでラスト近くで一気に解決ですから後出しジャンケンですよね。まぁこの辺をきっちり書き込むとかなり長大なものになるでしょうから | ||||
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「死んで償えるものより、生きて償えるもののほうが大きいはず・・・」登場人物の一人弁護士のことば。主人公の師匠良然のことば、「常に精進しなさい、あなたが自信を罰するのはそれからで結構」が印象に残った。自分で自分を罰するなんて、おこがましい・・・それは、傲慢なことなのかもしれないと思った。一見、自信を反省し、罰し謙虚にしているようで、それは傲慢な考えなのかもしれないと思った。 | ||||
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